スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

転職3カ月目で仕事がイヤに……
転職後に感じるストレスと効果的な解消・克服法

転職には戸惑いがつきものです。新しい人間関係、仕事内容、業務の進め方……、ストレスのもとになる要素もたくさんあります。事実、転職後の3カ月程度は80%以上の人が何らかのストレスを抱えて仕事をしているのです。このページでは、転職後のストレスに負けないために、転職直後にどのようなストレスが想定されるのか、そしてそのストレスを解消・克服するためにはどうすればいいのかを紹介していきます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

1.転職3カ月間はストレスがたまって当たり前! 80%以上がストレスを感じる

新しい職場で心機一転頑張って働いていこうと思っていたのに、いまいちうまくいかない、ストレスがたまる……。環境が変わったのだから仕方のないことだと理解はしていても、転職直後のつまずきに一喜一憂してしまう人は少なくありません。そこでdodaでは、転職直後(1~3カ月程度)に受けるストレスについて調査をしてみました。
まず見てほしいのは下記のデータ。「転職直後(入社後1~3カ月程度)のストレスの有無」についてアンケート調査をした結果です。

▽転職直後(入社後1~3カ月程度)のストレスの有無

※出典「転職に関するアンケート」
調査期間:2019年3月
調査実施:パーソルキャリア株式会社
有効回答数:518件

実に80.7%の人が「ストレスがあった」と答えています。「ストレスはなかった」と答えたのはたったの19.3%。つまり、転職後に何らかのストレスを感じることは当然のことなのです。もちろん、「ストレスがあった」と回答した80.7%の人がすぐに会社を辞めているわけではありません。万が一、入社した企業に違和感を覚えて「もう辞めてしまいたい」と考えているなら、「自分だけでなく誰もが感じているものかもしれない」と、冷静に自分と転職後の仕事について見つめなおしてみるといいかもしれません。

2.転職直後にはどんなことにストレスを感じる?

続いて、転職直後に具体的にどのようなことに対してストレスを感じたかを見ていきましょう。「転職直後(入社後1~3カ月程度)のストレスの要因」についてのアンケート調査の結果をグラフにまとめました。転職を一度でも経験している人なら、共感できるものも多いでしょう。

▽転職直後(入社後1~3カ月程度)のストレスの要因

仕事内容・条件に関するストレス

アンケート回答者の中で最も多くの人が挙げたのは「仕事内容・条件」に関するストレス。「入社前に聞いていた条件や仕事内容と違った」と151人が回答しているほか、「入社前にイメージしていた仕事と違った」と116人が答えています。

「新天地で頑張ろう!」と考えている人にとって、仕事内容や条件が「聞いていたものと違う」「イメージしていたものと違う」というのは大きなストレスになるでしょう。しかも、すぐには改善されない可能性もあります。このストレスを回避するためには、しっかりと業界・企業研究をして転職活動をすること、入社前の面接や面談でのすり合わせをおろそかにしないことが重要といえます。

こんなことがあった! 仕事内容・条件に関するストレスのエピソード

  • 入社後すぐに他部署に異動になった、研修がほとんどなかった(32歳・女性)
  • 当初、言われていた業務を行う機会がほとんどなかった。また、上司がつらく当たってくる(27歳・女性)
  • ボーナスや昇給ありと聞いていたのになかった。ないどころか、会社創立以来、業績の大小にかかわらず、一度もボーナスや昇給があったことはないと先輩から聞いた。あくまで営業事務として入社したのに、上司から「営業もしてみたら」のようなことを何度も言われて苦痛(25歳・女性)
  • 入社前の説明では残業は基本的にはなく、繁忙期や自己の業務の進捗具合での残業がある程度と聞いていたが、入社後は自身の業務が定時前に終了し、定時には退社できる状態であるにもかかわらず上司(役職者)が定時後も退社せず自分のデスクでスマホゲームなどをしており、退社したくてもしづらい状況であり、上司が退社するまで退社できないことがほぼ毎日であったこと(27歳・男性)

コミュニケーションに関するストレス

次に多くの人がストレスの要因として挙げたのが、「コミュニケーション」に関するストレスです。「上司とのコミュニケーションがとりにくかった」を131人が、「同僚とのコミュニケーションがとりにくかった」を93人がストレス要因だったとしています。

一緒に働く人間が替われば、コミュニケーションを上手に取れなくなるのは当たり前のこと。転職直後はぐっと我慢の期間といえるかもしれません。まずは、自分が組織の異分子であることを認め、相手主体のコミュニケーションを心掛けるのがいいでしょう。

こんなことがあった! コミュニケーションに関するストレスのエピソード

  • 上司が外見にかなり威圧感のある人で、とても苦手なタイプの人だと思い込んでしまったがために、話しかけることがかなり難しかった(22歳・男性)
  • 上司と仕事のやり方が合わない。自分はテキパキと行いたいが、上司はだらだらと長時間仕事をしている  (29歳・男性)
  • 中途半端な時期に入社したので、同期がいなくて相談する相手が見つからなかった。仕事に対する自信もないなか、任せられる業務もあって不安だった(35歳・女性)
  • 前の会社は礼儀正しかったのでそれが身についているが、今の会社で同じようにするとウザがられる(28歳・男性)
  • 前の職場では、お昼をひとりで外に食べに行こうが何とも思われなかったが、今の職場では大部分の人が休憩室で一緒に食べているようで、変な人と思われている感じがある(41歳・女性)

社風・制度に関するストレス

社風や制度に対してストレスを感じた人も少なくありません。ストレスの要因として「社風や文化がこれまで在籍したことのある会社と大きく異なっていた」「制度や社内ルールが在籍したことのある会社と大きく異なっていた」を挙げた人は、それぞれ125人と94人。

仕事の進め方や仕事への向き合い方にはそれぞれの会社に独特のルールがあるものです。社風や制度にストレスを感じないためには、自分が慣れ親しんだ習慣やシステムがすべてではないと覚悟しておくことが一番のポイント。まずは新しい会社の環境を丸ごと受け止めてみましょう。もし、正しくない社風や制度があるのであれば、上司や同僚もそのことに不満を感じているはず。周囲と相談しながらじっくりと改善に努めるのがいいでしょう。転職直後に反発を示すと、人間関係にひびが入って、自分が損をすることも多いので注意してください。

こんなことがあった! 社風・制度に関するストレスのエピソード

  • 以前は個人経営の会社に勤めていたのである程度融通が利いたが、転職した会社ではルールが厳しい点にストレスを感じた(31歳・男性)
  • 外資系から国内企業への転職だったので文化や常識の違いに戸惑った(38歳・女性)
  • ベンチャー企業特有のほったらかし体質。コミュニケーションが異常に少なく、社員同士の関心が低いため会話がない(34歳・女性)
  • 自分がまじめに時間を決めて作業を考え行っている最中に、上司からの鶴の一声でやり方を変えられたりすることがある(31歳・男性)
  • 前職と比較して、職員に積極性や自発性がない、協力体制がとられていない、業務が何につながっているのか把握していない(27歳・女性)

スキルに関するストレス

転職後、仕事についていけずに落ち込んでしまったり、同僚のスキル不足にイライラしてしまったりする人も多いようです。「スキル」に関するストレスを感じた人は、「自身のスキルが不足していた」が95人、「同僚のスキルが不足していた」も39人いました。

同じ業種・職種であったとしても、会社によって求められるスキルは異なります。もし、自分のスキルが足りないと感じるなら、スキルアップのチャンスと捉えて、積極的にインプットの量を増やすのが大切。1ランク上のビジネスパーソンに成長する絶好の機会となるでしょう。逆に同僚のスキル不足を感じたなら、採用担当者はあなたのスキルを社内に共有してくれることを望んでいたのかもしれません。部署やチームに対する貢献をしたいという思いを持ってスキル共有ができれば、社内での自分の価値がグンとアップするはずです。

こんなことがあった! スキルに関するストレスのエピソード

  • 未経験でWebのUIデザイナーとして入社し、ちょうど企画段階だった主力サービスのアプリ版についてUIデザインをすることになった。社歴も浅いためもともとのサービスの仕様が理解できていない部分があったり、自分のスキルが未熟な部分があったりして、デザインのフィードバックをもらうたびに至らない点に気づいて落ち込むことがあった(28歳・女性)
  • 周りのレベルが高く自分自身の能力が低いと感じた。前職では上の方にいたため、自分はできると勘違いしていたことが恥ずかしくなりました(23歳・女性)
  • 業務内容のレベルが低く、一日を通して忙しい時間が少なくやりがいがない(34歳・男性)
  • 上司や先輩が自分よりも劣っていると感じたときに、給料の差を考えるとストレスを感じました(29歳・男性)

ライフスタイル・その他に関するストレス

転職によってライフスタイルが変わったことがストレスになる人もたくさんいます。「就業時間や時間帯・通勤時間が変化したことによるライフスタイルの変化があった」ことをストレスの要因として挙げた人は109人。基本的には慣れによってストレスから解放されることが多いので、じきに慣れると思って待つのがいいでしょう。

就業時間帯や通勤時間が変化することは入社前から分かっていたものの、実際にやってみるとつらい、という人が少なくありません。入社を決める前に生活がどのように変わるのか、イメージを深めておきましょう。

こんなことがあった! ライフスタイル・その他に関するストレスのエピソード

  • 通勤時間が10分から2時間になった(37歳・男性)
  • 通勤時間が1時間ほど延び、電車の人混みに酔いやすかった(27歳・女性)
  • 今まで超ブラック企業に勤めていて、それが普通になっていたから、ホワイトな企業になり、いいことではあるが、 ギャップに戸惑いと若干のストレスがあった(27歳・男性)
  • 金土日祝は何があっても全員出勤しなきゃいけなくて、友達の結婚式とかにまったく参加できなかった(25歳・女性)
  • シフト勤務になり、生活リズムがバラバラになった(33歳・女性)

3.プロが教える! 転職後3カ月間のストレス解消・克服術

ここまでは、転職直後に多くの人が抱えてしまうストレスの具体的な内容について見てきました。もしかすると暗い気持ちになってしまった人もいるかもしれません。しかし、せっかく自分が活躍したいと思える新天地に転職したのですから、すぐに辞めてしまうのはもったいないことです。

そこでここからは、キャリアドバイザーが教える転職直後のストレスの回避・克服術を紹介していきます。すでに転職をしてストレスを抱えている人も、転職活動中で転職後のストレスを不安に思っている人も、ぜひチェックしてみてください。きっと新しい職場でイキイキと働くための道が見えてくるはずです。

社内にひとりだけでいいので味方を作る

転職直後に大きなストレスを抱えてしまったときに最も良くないのはひとりでくよくよと悩んでしまうこと。家族や友人などに相談するのもいいのですが、できれば、社内にひとりだけで構わないので味方を作ることをおすすめします。愚痴をこぼせる相手、共感してくれる相手がひとりいるだけで、心理的なストレスはグンと軽減されるものです。

現実的に改善が必要な問題を抱えている場合は、上司はもちろん、頼れそうな先輩社員を味方にすることをおすすめします。自分だけで問題を解決しようとすると、さらに大きなプレッシャーに押しつぶされてしまいかねません。逆に、改善する義務を負っている人、すでに社内に確固たる人間関係を構築している人と一緒に行動を起こすことで、問題がスムーズに解決することが珍しくないのです。

どんなに社会人としてのキャリアを持っている人でも、転職直後の新しい会社では右も左も分からない赤ん坊のような状態。周りの人を頼ることは恥ずかしいことではありません。悩みや困っていることは正直に打ち明けながら、少しずつ自分が働きやすい環境を整えていってください。

会社を辞めないまでも転職活動をしてみる

「もう辞めてしまいたい」というほどのストレスを感じてしまったときには、とりあえず転職活動を始めてみるのもおすすめです。転職直後は誰でもナーバスかつ感情的になりがちです。前に勤めていた会社では意識しなかったこと、耐えられたことでさえ、大きなストレスになってしまうことも。そこで重要なのが、冷静になって、前職からの転職を志した気持ちや別の会社にいる自分に思いをはせてみること。そのためには、転職活動をしてみるのがもう一つの手段なのです。

いざ転職活動を始めてみると、多くの人が今の会社に転職したことで手に入れられたこと、プラスになっていることに気づくことになります。結果として、転職直後の一時的なストレスを乗り越える覚悟が定まり、働く意欲が高まっていくのです。また、冷静にほかの求人をチェックしてみた結果、どの会社であっても転職後にストレスを受けることは変わらないことに気づき、「慣れればなんてことはない」という気持ちに切り替わる人も多いはずです。

ちなみにたとえ転職活動をしたとしても、早期に転職することはおすすめしません。どうしても入りたい会社が見つかって、内定を獲得できた場合は別ですが、基本的に早期退職は次の転職活動に不利になってしまうからです。同様に次の転職先が見つかる前に仕事を辞めてしまうのもNGです。早期退職の事実は次の転職活動において、ほぼ確実にマイナス評価につながります。新しい会社に入社した直後の転職活動は、覚悟を決めるため、気持ちを切り替えるためのものと考えてください。

転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談する

もし、転職エージェントを活用して転職をしたのであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのもひとつの手です。あまり知られていませんが、多くの転職エージェントが入社後のフォローを積極的に行っており、気軽に転職後の悩みを相談できる環境が整っています。

例えばdodaの場合、転職後の相談を専門的に受け付けている部署があり、転職者の1割程度が利用しています。前述したとおり、愚痴をこぼせる相手、悩みを相談できる相手がいるだけで、心理的な負担は大きく軽減されるものです。キャリアアドバイザーは転職のプロです。悩みに応じて適切なアドバイスを得られることも少なくありません。現実的に解決が必要な問題がある場合には、転職エージェントから企業に対して対策を相談することもあります。

ひとりでストレスを抱えているくらいなら、すぐに転職エージェントに相談と覚えておくといいでしょう。転職後に悩みを抱えてしまったときに備えて、転職活動をするときは転職エージェントを活用すると考えてもOKです。

アンケートにご協力ください。このコンテンツは役に立ちましたか?

転職活動のスタートはまずここから
会員登録する
応募書類のブラッシュアップもキャリアアドバイザーがお手伝いします
エージェントサービスに申し込む(無料)
納得できる書類が準備できたら気になる求人をチェック
求人情報を検索する
このエントリーをはてなブックマークに追加

キャリアタイプ診断