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何に悩んだ?どこに困った?わたしの転職エピソード

Vol.24

公開日:2019/1/21

人は好きだけど尽くしたいわけじゃない。対等に働きたいならサービス業界じゃムリ?

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Vol.24 人は好きだけど尽くしたいわけじゃない。対等に働きたいならサービス業界じゃムリ?

アロマ 26歳/女性/はじめての転職

企業の株主総会や国際会議、芸能人のディナーショーなど、常に20~30の案件を抱え、忙しいけれどやりがいも感じていた。でも、非がなくても謝らなければいけないのがサービス業界の宿命。やりたい仕事はこれじゃないかも…というモヤモヤを抱えていたある日、上司から浴びせられた心ない一言。それが引き金になり、ついに業界を替える決心を!

ホテル 法人企画
人材ソリューション 事務
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  • はじめての転職
  • 給与・待遇
  • 残業・休日
  • 仕事の量が多い
  • 評価に不満
  • 方針に疑問
  • 先が見えない

アロマさん

華やかな表舞台を支えるハードな毎日。やりがいはあったけど…

——新卒で大手ホテルに就職されたそうですね。どんなお仕事を担当されていましたか?

宴会場の営業です。企業の株主総会や決起集会、タレントさんのディナーショーなどを担当していました。外資系企業の国際会議もあったので、海外のお客さまと英語でやりとりすることもありました。

——華やかな現場だったんでしょうね。

いえいえ、宴会場の中は華やかでも働いている現場はそうでもないですよ。忙しい時期には20~30件の案件を並行して抱えていて、月の残業時間は3桁に届くほどでした。毎日終電で立ったまま寝てしまうぐらい疲れていましたね。結局、乗り過ごしてタクシーで帰宅するはめになるのは日常茶飯事で、帰宅したらコートのまま倒れるように寝ちゃって、翌朝は飛び起きて最低限の身支度を整えて出社するような日々でした。

——ハードですね! でも新卒から4年近く続けられた理由は?

仕事は好きでしたから。ホテルという非日常の空間でお客さまの晴れ舞台を陰ながら支えているという実感とやりがいがありました。でも振り返ってみると、目先のやりがいという感じだったかも。

新卒で入ってこの環境しか知らないし、そういうものだと思って残業も頑張っていましたけど、結果を出している人はみんな自分を犠牲にしていて、プライベートはないも同然。頑張らなきゃと思う半面、「30代になってもまだここで働けるかな」っていう不安もありました。

それに、どこか対等じゃない感じがいつもあったんですよね。

人は好きだけど尽くしたいわけじゃない

——「対等じゃない」とは?

やっぱり個人のお客さまと接するサービス業界だと、こちらのミスじゃなくてもまずは謝らなきゃいけないんですよ。どんなに理不尽なことを言われても下手に出なきゃいけなくて…。人と接するのが好きでサービス業界を選んだんですけど、一方的に尽くす側と尽くされる側、それがなんだかいびつに思えて、もっと対等に仕事がしたいなって感じることはよくありました。

それに、私たちはいつも裏方で支える立場。でもお客さまはというと、株主総会も記者発表も決起集会も、企業の経済活動を世間に発信してるんです。それを見ているうちに、私も発信する側になって社会や経済の第一線にいきたいって思いが大きくなっていったんです。

——そんなモヤモヤと体力的なしんどさで転職を考え始めたと。最終的にきっかけになったのは何ですか?

上司の一言です。私の仕事を指して「まあ、可もなく不可もなくだな」って…。へとへとになって神経をすり減らして働いても、結局こんなふうに士気が下がる言葉を投げつけられるのかって悲しくなりました。そこで思ったのは、人生の大半は仕事をするわけだから、どうせ働くなら一つの駒ではなく役に立つ存在になりたいということ。そのためには、このサービス業界の大きな会社にいたら無理かもしれない、と。

——そして仕事を替える決心をしたんですね。

はい。サービス業界以外の会社ということだけ決めて、あまり仕事の内容は絞らずに探しました。エージェントに紹介してもらった会社を一つずつ調べて、興味が持てたら応募するという感じです。でも自信はなかったですけどね。サービス業界にいたって言うと「人当たりが良くて対人スキルはあるけど、それだけ」だと思われて、ほかの業界からは理解してもらえないイメージがあって、不安を持ちながら探し続けてました。

でもそれは取り越し苦労でした。各界のトップと接して培ってきたマナーやコミュニケーション能力、ハードな現場を耐えてきたタフさを評価してもらえたみたいです。

社長と直接話せるフラットな会社に転職。ここで長く働きたい

——転職されてから7年、ずっと今の会社で働き続けられていますが、そのポイントは?

フラットな組織なのがいいですね。ホテル時代は会社の規模が大きすぎて自分が駒の一つとしか思えませんでしたけど、今は200人くらいの組織なのが幸いして社員は誰でも社長に話しかけられる距離感です。

「こういう働き方がしたいから制度を整えてほしい」という要望を出せば、必要と判断されたらすぐに制度ができたりと、会社からのレスポンスも早いんです。自分の声が届いてるのが分かりますし、駒の一つじゃなくて、誰が何を大事にして働いてるのか、一人ひとりを理解してもらえてるんだなって思えます。

いまは契約先の企業の人事・労務を代行する業務なので、社員の海外赴任に伴う煩雑な手続きを担当しています。事務手続きを通して2国間の情勢の変化に気づいたり、業界によって繁閑の波が違うので経済活動の一端に触れてる手ごたえがあります。この先、結婚・出産でライフステージが変わることがあっても長く続けていきたいです。

編集後記

スケールの大きな仕事をしたい、福利厚生が充実しているといった理由で、転職先には知名度がある大きな会社を希望する人も多いのですが、アロマさんは誰もが知っている大手から200人規模の会社に転職しました。規模の小さい会社だからこその働きやすさややりがいがあるという好例です。社員の声をダイレクトに吸い上げて小回り良く変化をいとわない柔軟な会社って、働きやすそうだと思いませんか? 転職先に何を求めているのかを整理して、業界や企業規模を柔軟に考えると、転職の選択肢が広がるのではないでしょうか。

次回は5/13(月)です。お楽しみに!

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