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転職Q&A(転職検討・活動の準備)

Q.懲戒解雇はバレる?転職先への伝え方や履歴書への書き方は?

前の職場を懲戒解雇されてしまったのですが、転職先に伝える必要はありますか?転職を成功させるコツや履歴書への書き方を教えてください。(36歳/男性)

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A. 転職先には正直に伝え、深い反省の態度を示しましょう。

懲戒解雇の事実を転職先に伝えなかった場合ですが、一般的な会社の就業規則には「重要な経歴を詐称」した場合の項目が定めてあり、事実が明らかになった時点で懲戒解雇の処分をくだされてしまうことがあります。入社時に会社から提出を求められることもある退職証明書には削除を依頼しない限り、退職理由が記されるので、ここから事実が伝わることもあります。安定して働いていくためにも、まずは正直に伝えることをおすすめします。

そもそも、懲戒解雇とは会社から従業員に対して行う処分の中で最も重い懲罰です。会社が懲戒解雇の権利を行使するには厳格な条件があり、横領などの犯罪や、無断欠勤、パワハラなど会社に著しく不利益な行為を行った労働者のみが対象となります。そのため、懲戒解雇を受けた人物を会社は敬遠する傾向にあり、転職活動にとっては大きな障害となります。それでも、内定をもらえる可能性はゼロではありませんので、自分の口で懲戒理由や反省の弁を述べて、今の自分を理解してもらうように努めましょう。

応募書類での伝え方ですが、履歴書に記す場合は職歴欄に「令和〇年 株式会社〇〇〇〇〇 懲戒解雇」と記載する形が明解です。履歴書によっては賞罰欄に記入してもいいですが、賞罰欄への記載が義務付けられているのは有罪が確定した刑事罰のみです。懲戒解雇は「自己都合退職」扱いなので書類へ記載する義務はありませんが、選考をとおして会社側に一度も事実を伝えないままだと、経歴詐称ととられてしまう場合があります。少なくとも面接では触れておくのがよいでしょう。

経歴詐称が発覚したらどうなる?該当する項目や応募書類で気をつけること


履歴書の賞罰とは?個人情報はどこまで伝える必要があるのでしょうか?


では、どのようにこの事実について話せばいいのでしょうか? もしかしたら、自分の懲戒解雇は会社に非があると感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、その感情をそのまま伝えるのはおすすめしません。真摯に自分の行動を省みて未熟だった点や注意不足だった点を反省し、今は気持ちも新たにまじめに頑張って働いていきたいと考えている、といった内容を誠実に伝えると企業は過去から更生したと感じてくれるかもしれません。話の前後をポジティブな感情や意欲で挟み、総論を前向きに感じさせるといった技もありますが、まずは信頼を取り戻すために、少しずつ業務にまじめに取り組む姿勢を見せましょう。

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