Q. 転職活動が会社にばれないようにするには?もしばれたときはどうすればいい?
転職を検討していますが、会社には転職活動をしていることを知られたくありません。会社にばれないように工夫しておくべきことはありますか?また、もしばれたときはどうすればよいでしょうか?(28歳/男性)
A.普段と違うことを不自然に行わないようにしましょう。また、会社に残る可能性があるなら転職の意図は隠し通しましょう。
会社によっては転職活動の事実が、その後の評価に悪影響を与えてしまうケースもあるので、現職に残る可能性が少しでもある場合は注意が必要です。「転職しようとしている」と会社に知られることはリスクでしかありません。 転職活動が会社にばれないようにするためには、普段と違うことを不自然に行わないこと。ちょっとした不注意から転職活動がばれてしまうので慎重に行動しましょう。
【転職活動がばれやすいNG例】
普段はラフな格好なのにスーツ姿で出社する
面接の服装は、ビジネススーツが基本ですので、現在、オフィスカジュアル服装・ラフな服装で出勤している人も、面接を受けるときはできる限りスーツを用意しておきましょう。ただ、普段ラフな格好なのに突然フォーマルな格好で出社すると不自然です。スーツやジャケットなど面接用の服装はロッカーなどに入れておき、終業後、社外など別の場所で着替えましょう。
不自然な勤怠が続く
普段から定刻出社、定刻退社をしている人が普段と違った勤務時間だったり、その頻度が多かったりすると、何かあったのかな?と周囲も気になります。そんな時に、普段と違う行動をしていることを取り繕おうとした結果、自分自身も不自然な発言をしてしまい、ばれてしまうことがあります。面接などで出社時間を遅らせたり、早めに退社したりするときは、「家庭の都合です」など簡潔な理由を述べ、不用意な発言はせずに平常行動を装いましょう。
会社のメールアドレスを転職活動に使う
会社のメールアドレスは業務用に会社から貸与されているものであり、多くの企業ではメールの送受信履歴は閲覧しようと思えば閲覧できる状態にあります。会社にばれる可能性があるだけでなく、応募先企業からマナーがない、コンプライアンス意識に欠けているとマイナス評価になりますので、絶対にやめましょう。
もしも会社側に転職活動をしていることを知られ問い詰められたときは、きっちりと否定した方がよいでしょう。転職活動をしていることを知られても、問い詰められていないのであれば自分から弁明しにいく必要もないので、その場合はその話題に触れないようにすることをすすめます。疑われているかも?といったレベルであれば「していない」としらを切り通したほうがよいでしょう。
(キャリアアドバイザー 上杉 真由)
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