Q.履歴書と職務経歴書の資格欄の内容は一致していなくてもいい?
保有資格が多く、すべてを履歴書に記載できません。履歴書と職務経歴書で資格欄の内容は一致しなければいけないものでしょうか? また、現在勉強中のものもあるのですが、どの範囲までを記載すればいいのでしょうか?(29歳/男性)
A.必ずしも一致させる必要はありません。
履歴書と職務経歴書の資格欄は、すべてが一致している必要はありません。履歴書は記載できる項目数に限りがあるため、持っている資格が多い場合は、重要なものだけを選定して記載し、職務経歴書にはすべて記載しましょう。その際は、履歴書の資格欄の下部に「その他は職務経歴書に記載」と書いておくと安心です。
そもそも趣味やスポーツの資格など、志望企業との関連性がまったくなく、仕事に活かせるわけでもないものは選考に影響しないので、記載する必要はありません。履歴書と職務経歴書の内容を一致させるのであれば、活かせる資格以外は省略して記載する、というのもひとつの手です。
また、現在勉強中の資格がある場合は、履歴書の枠が空いていれば資格欄、もしくは自己PR欄に「○月○日受験予定の○○取得に向けて勉強中」などと記載しても良いでしょう。資格欄はあくまですでに取得できているものを記載する項目のため、未取得の資格の記載は控えておくのが無難ですが、結果発表待ちの状態で合格見込みのあるものや免許の発行待ちの資格については記載しておくと意欲をアピールできるでしょう。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
住永 正
【経歴】
法人営業に従事後、dodaのキャリアアドバイザーとして約10年にわたり1,500人以上の方の転職支援を行ってきました。医療業界に詳しいキャリアアドバイザーとして、業界専門誌「ミクス」Online上での連載「MR減少時代のサバイバル」執筆もしています。
【メッセージ】
職務経歴書を作り、応募して、面接して、内定をもらい、退職交渉をして、入社する。転職活動のプロセスは長らく変わっていないですが、転職市場の状況によって、どのプロセスが大変かが、大きく変わります。今、この時代に即した活動の仕方をお伝えします。