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何に悩んだ?どこに困った?わたしの転職エピソード

Vol.22

公開日:2018/12/24

丸投げ上司はお気楽に「残業ゼロにして」って言うけど、お客さんを見捨てろってこと!?

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Vol.22 丸投げ上司はお気楽に「残業ゼロにして」って言うけど、お客さんを見捨てろってこと!?

とんこつ 31歳/男性/はじめての転職

丸投げ、パワハラ、大量の残業にも耐えてきたのは、仕事で誰かの役に立っているというやりがいがあったから。でも新しい上司は急に「明日から残業はゼロにして」。それじゃお客さんに迷惑がかかるし、今までの自分の仕事も否定されてるってこと!?

リース業 営業企画
ECサイト 運営企画
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とんこつさん

パワハラ上司の顔色をうかがいながらの仕事

——転職を考える以前からパワハラがあったそうですね。

もともとそういう風土の会社だったんです。私の上司もいわゆる古いタイプで、大声を出したりはもちろん、気分で話もコロコロ変わる。食事に同席してたら「上司が食べ終わったらつまようじを差し出すのは当然だろう」という人でしたけど、それ以上に仕事を丸投げされるのがつらかったです。

上司の企画書であっても、たたき台を作るのは私の仕事。もっと上の承認が必要な書類もギリギリまでためるので、余裕を持って出したのに何日も放置しておいて、期日の前日になって「明日までに直して」ということになる。バブル世代で仕事の内容よりも勢い重視なところがあり、実務はあまりできないけれど、人に仕事を振るのが上手な人でした。部下がやった仕事の成果は自分のものにしますが、失敗の責任は絶対に取りません。

でも逆らったら人格まで否定されかねない。その結果、上司好みの企画に自分がやりたい企画を紛れ込ませたり、気分屋の上司の顔色をうかがいながら仕事をするのが当たり前になっていました。

——典型的なパワハラ上司ですね! でも同じように悩まされている人はたくさんいそう。相談する部署はなかったのですか?

期が替わる3月に総務に相談したんです。「もっと適切なマネジメントをしてほしい」と。でもなんとその丸投げ上司は4月に異動することになってたんです。意を決して総務に相談したのに意味がなくて、「あいつは組織に盾突くヤツだ」というレッテルを貼られてしまいました。おまけに新しい上司も同じような丸投げタイプ。私のチームは経験が浅い社員が多くフォローも必要だったので、むしろ業務が増えてしまいました。

「残業ゼロ」で全国の営業さんに対応しろなんて、もう八方ふさがり

——環境は悪化の一途をたどったと。それでも8年間も続けられたのはなぜですか?

仕事にはやりがいがあったんです。出張も多く、全国の営業さんから5分おきに問い合わせの電話が入るような忙しい部署だったんですけど、電話の向こうで汗をかいている営業さんがいる。その助けになれると思うと、誰かの役に立っているという実感が持てましたし、誰にでも胸を張って言える大事な仕事だと感じていました。チームも私が支えないとと思っていましたし、毎日夜の12時まで残業してどうにかこなしていました。。

——仕事そのものは充実していたんですね。それでも転職を決意したきっかけは?

新しい上司から急に「明日から残業はゼロにしろ」と言われてしまったんです。「減らせ」じゃなくて「ゼロ」と。私の残業時間が慢性的に多いのを人事からとがめられたらしくて。それだと全国の営業さんからの問い合わせに対応できないし、その先にいるお客さんにも迷惑がかかってしまう。そりゃ残業は少ないほうがいいですよ。でも「明日からゼロに」なんて非現実的もいいところ。私にとっては8年間ずっと頑張ってきた仕事を、残業時間だけを見て全否定されたようなものでした。

このまま続けても中途半端な仕事になるだろうし、それでは私がここにいる意味がない。営業さんやお客さんに迷惑をかけながら会社に居座るぐらいなら、会社を辞めようと決意しました。

ストレス耐性を評価されてトントン拍子の転職活動

——転職活動を始めるにあたり、不安はありましたか?

顧客のニーズより上司の顔色をうかがうような特殊な8年間だったので、この経験がほかで通用するのか分からないというのが、一番の不安でした。仕事の進め方も、今までいた古い体質の会社と新しい会社では全然違うだろうし、今の時代は仕事の考え方も進んでいるんだろうなと思うと、それについていけるかどうかも心配でした。

——実際に転職活動を始めて、その不安はどうなりましたか?

それが、いざ始めてみるとトントン拍子でした。在職中は転職活動をする余裕がなくて退職してから始めたのですが、それでも面接のスケジュール調整が大変なほど、どんどん書類選考を通過するんです。逆境でも負けない心やストレス耐性の部分も評価してもらったようで、閉塞感の中でもあきらめずに企画を出し続けたのは無駄じゃなかったんだなと、ちょっと報われた気もしましたね。

——新しい職場は業界も商材も違いますが、経験は活かせそうですか?

営業さんと連携してきた経験は活かせていますし、企画を続けてきた経験も活かせています。前の会社とはまったく違う効率重視の考え方に戸惑うこともありますが、会社全体の方針がまずあって、私に期待されてることが何なのかすごくハッキリしてるのでラクです。これから慣れていけると思います。

もう少し早く動いてもよかったかなと思うぐらい、転職してみるといいことしかないですね。8年かけてようやく本来いるべき場所を見つけたなという感じです。

編集後記

仕事は好きでやりがいがあっても、会社の体質の古さや環境のひどさに悩みながら耐えている人も多いのではないでしょうか。皮肉なことですが、苦しい状況下でのストレス耐性や折れない心は、大きな財産です。身につけようとして身につくものではないので、ほかの会社からは驚くほど評価されることがあります。合わない環境の中で自分で考え、折り合いの付け方を探った経験は、次の仕事を探す上で決して無駄にはならないはずです。

次回は5/13(月)です。お楽しみに!

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