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何に悩んだ?どこに困った?わたしの転職エピソード

Vol.27

公開日:2019/2/18

業績の悪い会社でもともに頑張ろうと誓った戦友のお前が辞める!?

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Vol.27 業績の悪い会社でもともに頑張ろうと誓った戦友のお前が辞める!?

こまち 37歳/男性/はじめての転職

入社して12年間は平穏に働き続けたこまちさんでしたが、会社の業績悪化で職場環境が激変し、大勢いた同期が次々と転職。そして、入社時から互いに切磋琢磨しつつ、「二人で会社を回復させよう」という思いで仕事をともにしてきた同期が退職することを知り、茫然としながらもついに転職を決意しました。

資材メーカー 生産管理部・係長
機械メーカー 経営管理部・係長
  • 30代
  • 男性
  • 既婚(子どもあり)
  • やりたいことが分からない
  • はじめての転職
  • 仕事が面白くない
  • 成長・スキルアップ
  • リストラ

こまちさん

坂道を転げ落ちるような会社の業績。戦友と信じていた同期の転職で、危機感MAXに

——転職しようと思ったきっかけは?

会社の業績が落ち込み、組織の編成が変わったんです。それまでずっと自分を支えてくれていた上司が異動になって、現場を全然分かっていない上司がぼくの上に就いたんです。納期厳守の工場では、原材料の安定的な確保や、生産ラインを見直して効率化を図ることが重要になるんです。生産管理を担当していたぼくの腕の見せどころというんでしょうか。しかし、そんな工程を全然把握していない上司とは、うまくいくはずがなくて…。

仕事自体も、売り上げが伸びない言い訳のための資料づくりばかりで、つまらなくなってしまって。妻と2人の子どもを支えていかなくちゃならないし、将来がとても不安になりました。

——上司との折り合いの悪さと不安が理由なんですね?

いえ、一番大きなきっかけは、「業績が悪くても、2人でこの会社を盛り上げていこう」と話し合っていた同期が辞めてしまったことです。ほかの同期たちが辞めていく中で、ぼくと彼は、「歯を食いしばって業績をV字回復させよう」と誓っていた仲で。「こいつとならやれる!」と思っていたんです。その時のぼくは、係長になったばかりで、この会社で頑張ろうと思っていた矢先だったので、かなりショックでした。

転職活動を開始。しかし将来を考えると怖くなり、「最終面接は受けない!」

——転職活動は、順調に?

それが、最終面接を担当していただく役員の長期出張があり、約1カ月のブランクができたんです。その間にあれこれ悩んでしまいました。10年以上、同じ部署で面倒をみてくれた課長に恩を仇で返すことになるんじゃないか、とか…。

——1カ月間の待機は長かったですね。

自分はもう37歳だから本当に望んだ転職ができるのかとも考えました。業績が下がっているとはいえ、1、2年で今の会社がつぶれることはないはずだから、今のタイミングで本当にいいのか、少し我慢すれば昇進できるはずだし、しなくていい賭けに出ることになるんじゃないかと思ったら、急に怖くなって。「最終面接を受けるのをやめる」と、キャリアアドバイザーに伝えたんです。

——最終面接の直前に、ですか?

そうです。今になって「やっぱり最終面接を辞退する」なんて言ったら、当然担当のキャリアアドバイザーに、「いいから面接を受けろ」と無理強いされるんじゃないかと思って、すごく構えながら連絡したんです。

——実際はどうでしたか?

「最終面接を辞退すると先方にお伝えすることはできます。でもそれで本当に後悔しませんか?面接を受けみて、仕事の範囲や待遇のことをご自身で確かめてみたほうがいいのではありませんか? それで違うなとなったら、断ればいいんですから」と言われたんです。

——その時、どう感じましたか?

「え、それでいいの?」という意外な感じでしたけど、そう言ってもらったことで、スッと気が楽になって、だったら気負わずに最終面接を受けてみようと。受ける以上は内定をもらいたいという貪欲さも出てきて本気で準備に取り組みました。それが良かったんでしょうか、今の会社に転職することができました。

「やりたかったことはコレだったんだ!」37歳ではじめて感じた熱い思い

——転職先を決める時は、何を軸に?

それが、はっきり決められなかったんです。新卒の就活の時も、やりたいことが見つからなくて、最終的に信頼できる友人のすすめで会社を選び、入社しましたし…。親を安心させるために「とにかく就職しなくちゃ」と、ただ漠然と考えていただけなんです。

——転職活動を通じてご自身に変化が?

前の職場で約12年間一貫して生産管理をやっていた時は無我夢中だったので、「自分は今、好きな仕事をしているんだ」という実感はあまりなくて…。工場の人たちとのやりとりや、仕事自体が楽しいと感じてはいましたが、もともと自分が、コストの削減や生産性アップなど、数字で結果が表れる「改善」が好きだったということに気づかなかったんです。

——転職活動で、「好きなもの」を思い出したのですか?

そうですね。転職のために改めて自己分析したことで、「ぼくは、モノづくりの中でも、工場の生産性や環境を改善して数字を上げること、そのプロセスに喜びを感じているんだ」と。転職活動をしなければ、気づけなかったと思うんです。今は、どう工夫したら現場がもっと効率的になるのかを考えることが楽しいし、とてもやりがいがあります。

編集後記

12年の社会人経験を持つ37歳のこまちさんでも、最終面接の前に急に転職が怖くなったと言います。一次面接、あるいは転職活動を始める前から怖さを感じてやめてしまおうと考える人も多いのではないでしょうか。でも、「たとえ内定が出ても、自分で納得できなければ、転職せずにとどまる」という選択肢もあるのだと考えれば、もっと身軽に動けると思います。一歩を踏み出してみれば、自分では想像していなかったチャンスが待っているかもしれません。

次回は5/13(月)です。お楽しみに!

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