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転職成功者のさまざまな体験談を紹介!わたしの転職エピソード

Vol.30

公開日:2019/2/25

今が楽しくないわけじゃないけど、刺激のある仕事がしたい!チャレンジ精神で転職を決意

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今が楽しくないわけじゃないけど、刺激のある仕事がしたい!チャレンジ精神で転職を決意

てー 35歳/男性/はじめての転職

新卒入社し、およそ12年勤めたアパレルメーカーでマーケティングに携わり、自らプロジェクトを立ち上げて新商品を開発するなど着実に実績を積み上げていたてーさん。しかし、「人と違う斬新なことをしたい」「常に新たな発見をし続けたい」という持ち前のチャレンジャー精神が騒ぎ出し、新たな刺激を求めて転職を決意しました。

アパレルメーカー マーケティング
ECサイト マーケティング
  • 30代
  • 男性
  • 既婚
  • はじめての転職
  • 仕事が面白くない
  • 成長・スキルアップ

てーさん

「変わる」と言いながら、少しも変わらない会社の現状…刺激が足りない!

——転職を考えたきっかけは?

会社が「これから海外に目を向ける」とか、いろいろな事業戦略を打ち出しながら、具体的に変わる動きはなく、期待感が薄れてしまったんです。経営陣も本気で取り組もうとしている感じがないし、戦略そのものもあいまいすぎるし、それに異を唱える人もいない。会社の先行きへの不安というか不満は、このころから生まれていましたね。一言で表現すると、職場環境に刺激が足りなくなってきたことが一番のきっかけです。

——なるほど。ほかにも何か?

30代という年齢もありました。前の会社では40代になると多くの人が管理職になったり関連会社に出向したり、現場から離れていたんです。ぼくは、ずっと現場で常に新しいことをしたいと思っていましたから、将来の自分を想像すると、「このままこの会社にいるべきなのか」と考えるようになっていたんです。

——40代の姿を想像されたんですね。

このままずっと同じ会社にいて、新しいことや刺激に出会えるのかなと、漠然とした危機感のようなものを感じていたんです。1社の経験しかないことがハンデになるんじゃないかと。30歳を過ぎたあたりで転職を考え出して、33歳を迎えたあたりで転職サイトに登録。真剣に次のステージを模索するようになっていました。

今は楽しいけど1社だけの経験でいいの?外の世界を自分の目で確かめたい

——では、30歳くらいから、本気で転職を考えて?

いいえ、すぐに転職しようと本気で思ったわけではないんです。会社にはマーケティングから別の企画部署への異動希望をかなえてもらってまだ半年しか経っていなかったし、取り立ててすぐに辞める理由はなかったんです。なので、転職が頭をよぎってから行動まで、時間はかかりました。

——そんな中、転職の決め手になったのは?

安定を切り捨てて転職することがたいへんなのは分かっていましたが、これまでとはまったく別の新しい自分を見てみたいという気持ちが抑えきれず…。ぼくにとって凪(なぎ)のような静かな安定は、逆に不安要素になったんです。消費者に新しい発見を提供するなら、まず作り手である自分自身が常に刺激を受けながら発見し続けなければ、と考えていました。

——まったく別の自分、ですか。勇気が必要ですね。

そうですね。普通は安定していたら、このままでいいと多くの人が考えるのかもしれないですけど、ぼくには「この安定の先には、可能性が広がっているはずだ」と思えてしまって…。そう考えたら、自分で確かめないと気が済まなくなったんです。

1社しか知らないからこそ、外の世界にまだ見ぬ刺激や可能性があるんじゃないかと思っていたんだと思います。

——退職を告げたとき、上司の反応はどうでしたか?

辞めると伝えたとき、上司にはかなり驚かれました。「きみは希望どおりの部署に異動したのになぜなんだ?」という感じです。不満が原因の退職ではなく、「刺激が足りない」ことが理由でしたから、上司も驚いたんだと思います。でも最後は「きみらしいな」と理解してもらえました。

ユーザーの反応がすぐにわかる!これこそがやってみたいことだったんだ!

——次の新しい会社への期待感は?

転職が決まったばかりで、出社するのはまだちょっと先なんですけど、新たな職場で自分がどこまでできるのかという期待感はありますね。「個人のお客さまにアパレル関連の商品を提供する」という意味では今までと大きく違うわけではないですが、前職はメーカーなので、お客さまとの距離が遠くてじかに反応が分からなかったんです。

今度の会社は、大手のECサイトなので、「どのタイミングで誰が何を買っているのか」「どんな商品と商品を組み合わせて購入しているのか」とか、購入の動向をリアルに感じられるのがいいですね。スピード感を持ってリサーチ・検証できるところが、ぼくにとって何より魅力なんです。

——てーさんが思い描いていた、「新たな発見」が待ち受けているんですね?

そうですね。ユーザーの購入情報が手に取るように分かることによって、売り手であるぼくたちにも思いもよらない発見があるんじゃないかと思うんです。365日24時間、動き続けるニーズこそ、ぼくが求めていた刺激なんじゃないかと。そんなマーケティングを通じて、ユーザーの生活がより楽しく、より良いものになる戦略を立ててやるぞ!とやる気に満ちあふれています。

編集後記

新卒入社でそのまま勤めている人はよその会社を知らないので、今のままでいいかどうかの比較対象がないですよね。取り立てて不満もなく、周囲からは安定した環境で活躍してうらやましいと思われていたてーさんの転職理由は「刺激がなくなった」という素直な心の声でした。でもそれも1つの大切な転職のきっかけです。不満や嫌なことがあるだけが、転職理由ではありません。新たな刺激を得るため、未知なる会社を見るために転職活動をするのもアリなのではないでしょうか。

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