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何に悩んだ?どこに困った?わたしの転職エピソード

Vol.32

公開日:2019/3/11

時間のムダは人生のムダ!? 動くなら若い今のうち

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Vol.32 時間のムダは人生のムダ!? 動くなら若い今のうち

ちーずけーき 24歳/女性/はじめての転職

新卒で希望の銀行に就職し、支店勤務になったちーずけーきさん。しかし、そこには、常にサービス残業が伴う過酷な勤務と、「事務職は昇格なし」という厳しい現実が待ち受けていました。窓口業務や雑務に追われ、「このままでいいの?」と悩む日々。追い打ちをかけるように信頼していた上司と同期が異動になり、ストレスMAXで体調を崩し休職。焦りから早期に復職するもストレスが増し、ますますマイナス思考に。ついに転職を決意し、自信のないまま、転職活動の一歩を踏み出しました。

銀行 金融事務
エンタメ業界 総務事務

ちーずけーきさん

往復3時間の通勤も、サービス残業に明け暮れる支店勤務も、これから先の長い人生においてムダになる!?

——転職を考えはじめたきっかけは?

まず、勤務体制ですね。支店では窓口業務が夕方の5時まであって、出勤からその時間までは窓口に立つことになってるんですが、なんとその10分後が退勤時間になっていたんです。残業は認められないし、5時ギリギリにいらっしゃるお客さまも多く、たった10分でそのほかの業務が終わるわけもなく、結局サービス残業をしなくてはならなくて…。

「先輩から昇給は3年はないと聞いていたし、ボーナスも少ないのに、こんなに忙しい。自分にとっていったい何の意味があるの?」と感じるようになっていったんです。

——残業せざるを得なくなったそのほかの業務とは?

本部からは知識を深めるための勉強会をやりなさいとか、お客さま対応のいろんな場面を想定した接客ロールプレイングなどの課題が出て、「これいつやる時間があるの?」と思っていました。休憩も取りづらいし、入社してから上司がゆっくり休憩をとっているのを見たことがないんですよ。ということは、この先もずっとこの生活が続くということ。それは、あんまりですよね。

——休憩が取れないのはキツイですね。

ほかにも理由があるんです。それは都内の自宅から勤務先までが遠くて往復3時間かかること。仮に年間240日働くとすると、通勤時間だけで720時間もかかっちゃうんですよ!この時間がとにかくムダに思えて仕方なくて…。勤務自体にも不満があるのに、さらに通勤時間のムダが重なって、かなりのストレスになっていたんです。

上司や同期の異動で心の支えをなくし、体調も崩して休職。さらに仕事も気持ちもネガティブな方向へ

——転職のきっかけはほかにも?

大きなきっかけは、お世話になった上司や、互いに励まし合っていた同期が異動になってしまったことです。心の支えにしていた人がいなくなったことで、転職したい気持ちに拍車がかかりました。身近に残ったのは、うわさ話の好きなすごく年の離れた女性の先輩たちだけ。ストレスがたまって、ついに体調を崩して休職しました。

——追い込まれてしまったんですね…。休職して体調は改善されましたか?

「まだ入社して間もないのに、早く戻らないと自分の居場所がなくなるのでは? 社会に必要とされなくなるのでは?」とか、ネガティブなことしか考えられなくなってしまって…。とにかく不安で早く復職したくて、自分でも体調不良の原因が分からない中途半端な状態で無理やり復職してしまったんです。

——焦りがあったんですね。

それで案の定、また体調を崩してしまいました。会社も復職したばかりのときは、業務制限などの対応をしてくれたんですけど、支店としてのノルマや、人が足りないなどの会社側の事情で、なし崩しに元の仕事量に戻っていたんです。それに、新しい上司からは「休職しても評価には影響しない」と聞いていたのに、実際はボーナスにも響いてかなり凹みました。その人のことも信用できなくなってしまいました。

——人間関係も不安定だったんですね。

はい、休職明けの自分が周りの人にどう思われているのかも気になっていました。おしゃべり好きの先輩に、「休職するなんて、いったい何があったの?」と何度も聞かれたことが気持ちの上で大きな負担でした。「このままではまた休職することになる!」と思って、ついに転職を決意したんです。

キャリアアップどころか、実績も何にもない!ネガティブ要素しかない私が転職できるの!?

——はじめの一歩を踏み出すまでいろいろありましたね。転職活動は順調に?

転職活動を始めたものの、決めていたことは、「銀行勤務はもうしない」ということだけ。「これはイヤ」はあったんですけど、「これがやりたい」はなかったんです。銀行は専用端末だったからPCスキルもないし、自慢できるようなキャリアもないし、休職もしたし、まさに、ないない尽くし。転職条件としてマイナスなことばかりで、少しもプラス思考になれなかったんです。

——ないない尽くしと思いつつ、エンタメ業界に転職。どこが認められたと思いますか?

昔からゲームが好きでエンタメ業界にも興味があったので、「ここで働きたい!」という意欲が認められたのかな、と。まだ若いので、ポテンシャルにも期待してくれたようです。PCスキルはないですけど、今度は総務で経費計算の仕事なので、今までの銀行業界の経験が活かせると思ってもらえたんじゃないかなと思います。

——転職をした今だから言えることは?

そうですね。面接で転職理由を聞かれたら、「キャリアアップのため」とか、ポジティブなことを言わなきゃダメだと思い込んでいたので、はっきり答えられなかったんです。でも、実際に動いてみたら、銀行からエンタメ業界に転職できたんです。私みたいに消極的な理由でも、一歩を踏み出してみたら転職できるものなんだなと正直思っています。

編集後記

ちーずけーきさんのように「ポジティブな転職理由がないとダメ」だと思って動き出せない人もいると思います。そんなときは、「このマイナス要素を解消したら、何ができるか」を考えてみませんか? たとえば、「通勤時間が短くなったら、その時間をどう使う?」とか、「残業が減ったら何をする?」というように、その浮いた時間で何ができるのだろうとイメージしてみましょう。そうするとポジティブな理由に変換されて、本当に何がしたいのか、何を手に入れたいのかが見えてくるはず。表面的にポジティブなことをひねり出すのではなくて、「今イヤなこと」を裏返して考えてみると自然な転職理由が思い浮かんで、自信を持って活動できるのではないでしょうか。

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