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何に悩んだ?どこに困った?わたしの転職エピソード

Vol.47

公開日:2019/7/8

34歳で5社目に転職! 不利なスタートでも、いい35歳だと言えるまでの道のりとは?

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Vol.47 34歳で5社目に転職! 不利なスタートでも、いい35歳だと言えるまでの道のりとは?

アイアンマン/34歳/男性/転職4回目

なんと5社目への転職を成功させたアイアンマンさん。転職回数が多く、5社で4つの業界、3つの職種と一見ばらばらの経験は不利にも見えますが、実はそれぞれの会社でやってきた経験は今の仕事に活かされているそう。会社選びには巡り合わせや運もあるもの。そこで、新卒入社からの波乱の転職経験を振り返っていただきました。

土木会社 施工管理
内装会社 施工管理
  • 30代
  • 男性
  • 既婚(子どもあり)
  • 転職回数が多い
  • 仕事が面白くない
  • 成長・スキルアップ

アイアンマン

新卒から会社の体制変更に翻弄され、繰り返した転職

——なんと5社目への転職を成功させたそうですが、そこに至る波乱の道をお聞かせください!

まず新卒で入ったのは、鉄鋼系メーカーでした。大きな会社で親も安心だろうと思ったのですが、誤算だったのは内定後に会社の体制が変わったこと。というのも、入社直前にその会社で不祥事が発覚し、その余波で給料が大幅にダウンしたうえに、なかなか上がらない給与体系になってしまったんです。

それでも一通りの仕事を覚えようと思って2年ほど勤めたんですが、やはり給与の安さに我慢できなくて、成果報酬型の営業に転職しました。

——体制が変わるとは不運でしたね…。2社目は未経験の営業ですが、どんな会社でしたか?

法人向けに通信系の端末を販売する営業で、契約を取れないと給料も上がらない。ぼくも初めての営業で、最初は契約も取れないままがむしゃらに働いていたのですが、半年経ったころに部署異動で鬼軍曹のような厳しい上司になって、営業のイロハをたたき込まれたんです。おかげで営業で成約につなげるコツが急に分かってきました。

——すごい! 人との出会いで働く環境って本当に変わるんですね。

お客さんと直接話して契約を取っていくことには、すごく手応えを感じましたね。でも、ここでも誤算だったのは、思いのほか給料が上がらなかったこと。2年ほど経つころには契約件数目標をしっかりクリアしていたのに、年収が思ったよりも低かったんです。子どもも生まれるから年収を上げないと将来的にまずいぞと、転職を決意しました。

——では3社目はどんなお仕事で、どうやって探したのですか?

2社目でお得意さんだった会社の社長さんが、ちょうど人を探しているからどうかと誘ってくださって。内装業というこれもまた未経験の業種でしたけど、営業として商談をしたときも雰囲気が良くて自分に合いそうだと思った会社だったので、思い切ってお世話になることにしました。

——3社目への転職もまた、未経験の仕事への挑戦だったんですね。

はい。でもこの仕事は本当にいい出会いだったと思います。このあとまた転職を余儀なくされる出来事があり4社目に転職しますが、結局5社目で同じ業種に戻ることになるんです。だからある意味、ようやく自分に合った仕事に就けたってことかな、なんて感じます。

未経験の内装会社で最初のハードル! 職人さんの言葉が分からない…

——では、その3社目がどんなお仕事か教えてください。

建物の内装工事の施工管理をしていました。現場の監督ですね。でも最初はとにかく大変でした。現場の職人さんたちと話しても、同じ日本語なのに何を話しているのか分からないんです。道具の呼び名ひとつとっても市販の名称と違うので、それを覚えていくだけでもだいぶ時間がかかりました(苦笑)。

また、施工管理は発注側のお客さんと職人さんをつなぐ役割で、片方の意見を聞くと片方と衝突することもしばしば。しかも職人さんにはプロだからこその主張があって、「この壁ならこっちの材料がいい」とか「この工法じゃ納期に間に合わない」とか強気で提案してくるんですよね。言う意図は分かるんだけど「その材料じゃコストオーバーだ」「その工法だと強度が足りない」と反対せざるをえないことも多くて、こんなに意見が食い違って工事が進むのかと心配になりましたが、社長が「なんだかんだあっても最終的には収まるよ」と言ったのを信じ、ただ愚直に仕事に打ち込みました。

——専門用語も分からず板挟みでも、納期を守るべく働き続けたと。

そんな日々で気づいたのは、大事なのは話のうまさや知識ではなく、仕事に対する誠意だということ。施工管理も人によっては指示だけ出して事務所や車に戻る人もいますが、ぼくはいつも現場で一緒に作業をしたことで、職人さんたちからの見る目が変わってきたように思います。

また、現場で実際に作業すると、職人さんのすごさや苦労も実感するわけです。すると自然と思いやりのある言葉も出ますし、職人さんのほうでもだんだんと心を開いてくれて、1年、2年と続けるうちに信頼関係が生まれていきましたね。

——未経験でも、仕事への誠意で信頼関係が築けるんですね。

信頼関係さえあればやはり一体感も生まれるもので、そんな現場が完成すると、うれしいというよりホッとするんです。仕事でそういう感覚は初めてで、ああ、これがやりがいってやつかと思ったりしましたね

営業の経験も、これまでのすべての経験が活かせている5社目の仕事

——そんな充実した仕事を辞めた理由は?

残念なことに会社の業績が悪化し、給料が遅延する事態にまでなってしまったんです。子どももいるので、仕方なく知人のつてで土木会社に転職しました。でも3社目みたいに「この工事だからあの職人さんに頼もう」ということができないうえ、当日まで誰が来るか分からなくて、一緒に作り上げる感覚が持てませんでした。

現場は遠くて朝5時に行って夜7時まで帰れないこともしばしばで、家族と過ごす時間もない。3年経っても満足感が得られない仕事に嫌気が差して、転職を決意しました。

——そして今回の4回目の転職ではどんな仕事を探しましたか?

最初は給与水準を考えて営業の仕事も探したんですけど、30代で新たに営業をやろうとしていることを不思議がられるし、提示された給与もよく見ると見込み残業込みで、それだとこの先急に下がるかもしれない。ここはやはり内装に絞ろうと集中したら、1カ月で4社ほどの内定をもらえました。

——やはり内装業に戻ったんですね。今の会社に入社した決め手は?

「君に来てほしい」と言われたことです。今までそんなこと言われたことがなかったのでうれしくて(笑)。内装の仕事を離れて2、3年経っていたので忘れてしまったかと不安でしたが、地道に経験を重ねて身をもって覚えた仕事は忘れないものですね。

何よりうれしいことは、3社目で一緒に働いていた職人さんに連絡をしたら、すぐ力になってくれて、今チームで働けていること。信頼関係があるので難しい案件でも任せられる安心感があります。予算が大きくて交渉先が複雑な案件も手掛けて成果を出せています。実はこれは、2社目の鬼軍曹の営業指導も大きいんです。即断即決の営業スタイルで決裁権のある社長や取締役にばかり会っていたので、交渉力がついたし何より度胸が鍛えられてますから(笑)。

この会社に転職して1年、まだまだ覚えることはあるけど、いい35歳を迎えられていると思います。

編集後記

4回目の転職をした時点で34歳だったアイアンマンさん。業種も職種も一見バラバラですが、「4社で積み重ねたことが5社目でようやく芽が出た気がする」とアイアンマンさんも言うとおり、無駄になる経験は何もないんですね。業種、職種が変わって最初は何も分からなくても、あきらめずに誠意をもって取り組んできたからこそすべての経験が次の道につながるという、ポジティブな働き方を教えてもらいました。

次回は8/5(月)です。お楽しみに!

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