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ランキング・データ・調査

連載 ホンネの転職白書 2026.2.2 公開

共働き夫婦の実態~世帯年収や仕事・転職事情についての調査~

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共働き夫婦の世帯年収やパートナーの仕事に対する思い、また、転職事情などについて調査しました。データを参考にあなたの暮らしや仕事の参考にしてみましょう。

ザックリまとめると

  • 共働き夫婦の世帯年収は800〜900万円未満が最多
  • パートナーの転職を90.0%が応援。年収が低下しても気持ちは変わらない人が半数以上
  • どのようなキャリアを積みながら働きたいかパートナーと対話することが大切

共働き夫婦(共働き世帯)の割合や年収は?

最初に、共働き夫婦の割合や世帯年収を年代別に紹介していきます。

共働き夫婦の割合は?

今回調査を行った社会人15,000人の中で「結婚している」と回答した人は55.0%で、さらにその中で「共働きをしている(パートナーが正社員として働いている)※」と答えた人は61.8%と、半数以上でした。
※パートナーが育休中の場合は休職前の雇用形態

回答者の年代別に見てみると、20代が88.5%、30代が78.8%、40代以上が53.2%と、年代が上がっていくごとに共働きをしている人の割合が減っていくことが分かりました。

▼共働きをしている人の割合

共働きを
している
共働きを
していない
全体 61.8% 38.2%
20代 88.5% 11.5%
30代 78.8% 21.2%
40代以上 53.2% 46.8%

なお、共働きをしている人の世帯構成の内訳は、子どもがいない(28.1%)、未就学児の子どもがいる(28.4%)、小・中学生の子どもがいる(21.4%)、高校生以上の子どもがいる(22.1%)となっています。

共働き夫婦の世帯年収は?

共働き夫婦の世帯年収を調べたところ、800万~900万円未満と答えた人の割合が11.0%で最多となりました。

回答者の年代別に見てみると、20代は700万~800万円未満(15.8%)や800万~900万円未満(16.7%)、30代は700万~800万円未満(13.9%)や800万~900万円未満(13.8%)、40代以上は800万~900万円未満(11.6%)や900万~1,000万円未満(12.6%)と答えた人の割合が比較的多くなっています。

共働き夫婦の世帯年収は?
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▼共働き夫婦の世帯年収

400万円未満 400万円以上~500万円未満 500万円以上~600万円未満 600万円以上~700万円未満 700万円以上~800万円未満 800万円以上~900万円未満 900万円以上~1,000万円未満 1,000万円以上~1,100万円未満 1,100万円以上~1,200万円未満 1,200万円以上~1,300万円未満 1,300万円以上~1,400万円未満 1,400万円以上~1,500万円未満 1,500万円以上
全体 4.1 5.5 8.2 10.1 11.8 12.6 12.0 9.5 6.7 5.8 3.0 4.0 6.8
20代 5.9 5.1 3.2 11.8 15.8 16.7 7.2 14.4 5.3 5.2 1.8 5.7 1.9
30代 3.4 4.9 9.9 11.0 13.9 13.8 11.7 9.0 6.8 5.7 2.8 3.2 4.0
40代 4.2 5.8 8.0 9.6 10.5 11.6 12.6 9.1 6.9 5.9 3.2 4.1 8.5

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共働き夫婦(共働き世帯)はパートナーの仕事・転職に対してどう思ってる?

共働き夫婦は家庭で仕事についてどのような話をしているのか、働き方・転職についてどのように考えているのか、リアルな声をアンケートから見ていきましょう。

パートナーと仕事の話や相談をしますか?

共働き夫婦は、パートナーと仕事や職場の話をするのでしょうか。職場の人間関係や仕事内容、働き方などについて、ポジティブもしくはネガティブな話をするかどうか調査しました。

最も多く話されていたのは、「職場の人間関係についてのネガティブな話題」(43.5%)で、次いで「仕事内容についてのネガティブな話題」(38.4%)となりました。また、ポジティブな話をする場合も、「職場の人間関係」(32.4%)と「仕事内容」(32.7%)は高い割合になっています。

全体として見ると、仕事や職場について何らかのポジティブな話をする人の割合が55.8%なのに対して、何らかのネガティブな話をする人の割合は66.1%とより多く、日常の会話の中では、不満や悩み、失敗などのネガティブな話題が上がりやすいということが分かりました。

また、未就学児や小・中学生の子どもがいる家庭では、「自身の昇進や評価」について、ポジティブ・ネガティブの両方の文脈で話をする人の割合が増える傾向にありました。

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▼パートナーとする仕事の話は、ポジティブな話題?ネガティブな話題?(複数回答可)

楽しいことや喜び、吉報などのポジティブな話題 55.8%
不満や悩み、失敗などのネガティブな話題 66.1%
そもそも仕事の話は話さない 28.7%

▼パートナーとする仕事の話の内容(複数回答可)

ポジティブな内容

ポジティブな
内容

ネガティブな内容

ネガティブな
内容

職場の人間関係 32.4% 43.5%
自身の昇進や評価 21.1% 22.4%
仕事内容 32.7% 38.4%
職場の物理的な環境 15.1% 19.3%
残業や通勤距離などの働き方 14.5% 22.1%
その他 3.9% 3.4%

パートナーの現状の働き方・就業条件でありがたいと思っていること・不満なことは?

パートナーの働き方や就業条件に対してどのように思っているかを聞いたところ、「パートナーの職場は小回りが利くため、柔軟に働けて育児サポートをしてもらえる」「残業が多いので家事や育児の負担が偏っている」「話を聞いてくれる/相談できる」など、家事分業(子育てしている場合は育児を含む)についての回答が多くなりました。

年代別に見てみると、20代や30代からは、「忙しくても家事を分担して負担を分け合えている」「子どもの突発的な迎えにも対応してくれるのでありがたい」といったポジティブなコメントや、「残業が多くて子どもとの時間が取れない」といったネガティブなコメントが多く寄せられました。

また、30代や40代以上からは、「話を聞いてもらえる・理解してもらえる」といったコミュニケーションに関する声も多く集まりました。

もしパートナーが転職するとなったら、あなたは応援しますか?

もしパートナーが転職するとなった場合に応援するかどうか聞いたところ、応援する人が90.0%、応援しない人は10.0%でした。また、回答者の年代別に見ると、年代が上がるにつれて応援する人の割合が少しずつ下がっていく傾向が見られました。

応援する人の理由では、「本人の意思を尊重したい」「やりたいことがあるなら応援する」、応援しない人の理由では、「今の職場が安定している」「現状に満足している」「給与が減るリスクがある」などが多く見られました。

▼パートナーが転職する場合に応援するか

はい いいえ
全体 90.0% 10.0%
20代 92.6% 7.4%
30代 90.7% 9.3%
40代以上 89.5% 10.5%

もし転職でパートナーの年収が下がったら、転職を応援しますか?

パートナーが転職する場合に応援すると回答した人に対して、転職で年収が下がったら応援する気持ちが変わるか聞いたところ、「年収で応援の気持ちは変わらない」と答えた人が68.6%を占めました。年代別に見てみると、20代が56.2%、30代が54.2%、40代以上が75.1%で、特に40代以上が高くなっています。

また、どれくらいの年収ダウンの場合に転職の応援の気持ちが変わるかという視点で見てみると、20代と30代では「10万円未満」(20代13.6%、30代14.8%)や、「10万~50万円未満」(20代16.1%、30代12.6%)などが多くなりました。

「年収で応援の気持ちは変わらない」と答えた人の年代別の割合も踏まえると、40代以上に比べて20代や30代のほうが、パートナーの転職による年収の低下が応援の気持ちに影響しやすいことがうかがえる結果となりました。

Q.転職でパートナーの年収がどのくらい下がったら応援の気持ちが変わりますか?

転職でパートナーの年収がどのくらい下がったら応援の気持ちが変わりますか?
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▼転職でパートナーの年収がどのくらい下がったら応援の気持ちが変わるか

全体 20代 30代 40代
以上
年収で応援の気持ちは変わらない 68.6% 56.2% 54.2% 75.1%
気持ちが変わる年収のダウン額は
10万円未満
10.7% 13.6% 14.8% 8.8%
気持ちが変わる年収のダウン額は
10万円~50万円未満
8.6% 16.1% 12.6% 6.4%
気持ちが変わる年収のダウン額は
50万円~100万円未満
5.7% 9.3% 10.1% 3.7%
気持ちが変わる年収のダウン額は
100万円以上
5.0% 4.6% 7.4% 4.2%
その他 1.4% 0.2% 0.8% 1.8%

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共働き夫婦(共働き世帯)の転職事情

共働きになると単身や専業主婦(または専業主夫)世帯のときに比べて家庭環境が変わり、転職を検討するケースが増えるかもしれません。一方で、それまでと比べて自分の判断だけでは転職を決断しにくい状況でもあるでしょう。共働き夫婦は何を理由に転職を考え、どのようにパートナーの意見が影響したのでしょうか。

今回の調査では社会人15,000人の中で転職を1回以上している人は59.7%で、さらに、その内のおよそ3人に1人(32.3%)が転職当時に共働きだったと回答しました。そこでここからは、転職をしたときに共働きだった人の調査を踏まえて「共働き夫婦の転職事情」を紹介します。

共働き夫婦の転職理由は?

転職当時に共働きだった人の転職理由で挙がったのは、「給与が低い・昇給が見込めない」(33.4%)、「会社の評価方法に不満があった」(19.8%)、「社内の雰囲気が悪い」(19.5%)、「肉体的・精神的につらい」(18.1%)、「昇進・キャリアアップが望めない」(17.7%)などで、特に評価や昇進に関する内容が多くを占めました。

その中でも、「共働きで妊娠中または未就学児の子どもがいた」と答えた人からは、「業界・会社の先行きが不安」「家庭環境の変化(育児・介護等)」といった理由が多く寄せられました。

パートナーの意見は転職の検討に影響を及ぼしましたか?

パートナーの意見が転職(あるいは転職先)の検討に影響を及ぼしたかどうか聞いたところ、パートナーの意見が影響を及ぼしたケースでは、「転職先の年収」の割合が27.4%とすべての項目の中で最も高く、次いで「転職すること自体」が23.4%、「転職先の仕事内容」が17.2%という結果になりました。

また、「勤務地」や「残業時間」など、働き方に関する要素も一定の割合で影響していることが分かります。

一方、「上記の観点からは影響を及ぼさなかった」と答えた人の割合は40.4%という結果になりました。

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▼転職の検討をする際にパートナーの意見は何に影響したか(複数回答可)

全体
下記の観点からは
影響を及ぼさなかった
40.4%
転職先の年収 27.4%
転職すること自体 23.4%
転職先の仕事内容 17.2%
転職先の勤務地 16.6%
転職先の残業時間 11.9%
転職先の安定性 10.2%
転職先の福利厚生 8.1%
転職先の雇用形態 7.8%
転職先の会社規模・知名度 6.0%
転職後の役職 2.3%

「共働き夫婦の転職」のポイントをキャリアアドバイザーが解説

POINT

パートナーと転職先の相談をする際に悩む方は多くいらっしゃいますが、その中でも、転職後の年収や働き方を気にされる共働き世帯が多いように感じます。ライフイベントに伴う支出があったり、将来の資金計画が立てづらかったりすることも、年収を心配される方がいる要因と考えられるでしょう。

家庭は一人で築くものではありません。特に共働きの場合、転職を考えていることや応募先企業の情報を、事前にパートナーと共有しましょう。相手が大切にしている条件(勤務地、勤務時間、収入など)を把握し、転職による影響を一緒に考えることが重要です。 もしパートナーが不安や難色を示す場合は、その理由を理解し、安心できる情報を応募企業から集めて伝えることで、信頼関係を保ちながら進められます。

その際、求人票や企業のホームページなどをインターネットで調べるのもよいですが、口コミなどの情報は一部の意見に偏っている可能性もあるため、大切にしたい条件は企業に直接確認するのも忘れないようにしましょう。例えば、子育て中の働き方など、調べにくい・数値で測りにくい情報を知りたい場合は、あなたと同じような状況の社員に話を聞けないか、その企業に相談するのも選択肢の一つです。

あなたとパートナーの双方が納得できる合意点を探るためにも情報は大切です。ネガティブな情報に目が行ってしまうかもしれませんが、お互いの落としどころが決まっていれば、転職の目的に照らして冷静に判断できるはずです。

また、業界や転職市場のニーズ(評価されるスキルや経験)といった網羅的な情報収集には転職エージェントの活用がおすすめです。キャリアアドバイザーは共働きの方の転職支援にも多くの実績があり、応募先企業の情報収集をより深く行えますので、一人で悩まず、ぜひご相談ください。

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doda編集長解説

厚生労働省※によると、共働き世帯数は、1997年に専業主婦世帯数を上回って以降、現在に至るまでおおむね増加傾向にあり、今回のdodaの調査でも共働き世帯の割合は61.8%と半数以上を占めました。

転職がより身近になる中、ライフイベントを迎えることでキャリアを考え直す人も一定数いることから、共働きの状態で転職をする人は今後も増えていくのではないでしょうか。

今回の調査では、共働き世帯の転職理由として「給与が低い・昇給が見込めない」が最も多くなりましたが、この理由は、共働き以外の人や単身世帯も含めた「転職理由ランキング【最新版】」でもトップになっています。

ほかにも、共働き夫婦に「パートナーの転職を応援するか」「パートナーの働き方や就業条件に対して思うこと」などを聞きました。そこでは、「基本的にはパートナーの転職は応援する」「共働きとして、両方が生計を立てているのでありがたい」という声があった一方で、「年収が下がる場合はパートナーの転職の応援の気持ちが変わる」と答えた人も、20代や30代を中心に一定数見られました。これは、近年の物価高や実質賃金の低下の影響を受けているとも考えられるでしょう。

転職にはそれぞれの家庭で求める“正解”が異なりますから、パートナーとの対話が大切になってきます。仕事と家庭の両立で大変だとは思いますが、共働きとしてより良い時間を過ごしていくために、どのようにキャリアを積みながら働いていきたいかを考え、必要に応じて話し合ってみてください。

※厚生労働省「図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移」

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調査概要

【対象者】20~59歳の男女

【雇用形態】正社員

【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースをもとに実施、doda会員登録の状況については不問)

【実施期間】2025年8月1日~8月8日

【有効回答数】15,000件

※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります

※データのご利用について:引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを貼ってください。

・出典:共働き夫婦の実態~世帯年収や仕事・転職事情についての調査~

・提供元:転職サービス「doda」

ステップで分かる転職ノウハウ

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