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転職Q&A(履歴書・職務経歴書)

Q.履歴書の自己PRと志望動機の違いは?趣味・特技とも違う?書き方や例文は?

履歴書にもともとある項目で、「自己PR」「志望動機」「趣味・特技」はどう書き分ければいいのでしょうか?(30歳/男性)

A. 培ったスキル、志望する理由、得意なことの3つで書き分けます。

自己PRと志望動機は採用担当者が見ている観点が異なるため、伝えるべき内容も違ってきます。自己PRは能力の適性を見られるため、自分の強みや培った経験を活かして会社に貢献できることを記載しましょう。一方、志望動機は志望度の高さや企業への理解度を評価されるため、その企業を志望する理由や自己PRで記載したスキルを活かして貢献できることなどをアピールし、意欲を示せるとベストです。

また、履歴書には自己PRと志望動機のほかにも、趣味・特技を記載する欄があります。趣味・特技は、基本的には面接で聞かれても答えられるように得意だと思うことを正直に記載します。「プレゼンテーション」「勉強会の講師」など、転職先で直接活かせなくてもスキルにつながることをアピールできるとなお良いでしょう。

履歴書の項目では、自己PR、志望動機、得意なことに分かれていることがありますが、3項目とも経験やスキル、志望度をアピールするという点では同じです。そのため内容が重複する分には問題ありませんが、3つの項目に一貫性を持たせることを心掛けましょう。

例えば、自己PRで「マネジメント力」についてのエピソードを記載しているにもかかわらず、志望動機では「以前の現場経験を活かし、一メンバーとして第一線で活躍したい」とアピールしていると、内容に統一感がなく採用担当者に違和感を与えてしまいます。志望企業で貢献できるということを採用担当者に納得してもらうためにも、経験から得たスキルをどう活かせるのかまで、履歴書の中で一貫してアピールすることが大切です。

自己PRの例文

▼IT法人営業における自己PRの例文

自己PR:顧客志向で新規販路開拓を推進する力
新規サービスの領域拡大のために、複数のパートナーとの契約を社内向けに提案。締結することによる将来性などを各関係者にプレゼンしました。承諾を得た後、各関連部署の関係者とパートナーの間で調整を行い、複数の新規パートナーとの契約を実現。パートナーと自社サービスを組み合わせることで提案できるサービスの幅が広がり、顧客ニーズにより適合させることが可能になりました。また連携して提案する際は、プロジェクト全体の管理を担当し、自社とパートナーの双方の強みを活かすために尽力。その結果、20xx年度はxx件の新規サービス拡大に貢献しています。

▼【解説】IT法人営業における自己PRの書き方

営業活動を行う上で、目標達成意識を持って主体的に行動したことを記載しましょう。

業界の特性上、案件規模が大きいプロジェクトを担当していた場合は「調整力」などがアピールポイントになります。

志望している企業が扱うサービスになるべく近い内容にすると、採用担当者に親和性を感じてもらえる可能性が高まります。

営業としては、柔軟な提案力や人間関係構築のために工夫したポイントなどをアピールできる具体例があれば記載しましょう。

ほかの強みの例文は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: 自己PRの例文と書き方|履歴書・職務経歴書・面接で使える書き方・伝え方を解説

志望動機の例文

▼法人営業への志望理由の例文

現在は、証券会社で中小企業のオーナーや富裕層向けの営業を行っています。
顧客の資産を増やすことにやりがいを感じていますが、金融業界での経験を積み、グローバルな経済動向などを理解するうちに、より大きな規模のビジネスに関与したいと考えるようになり、転職活動を始めました。その中で、事業承継やM&Aなど、企業単位での課題解決に取り組まれている貴社の事業内容に興味を持ち、志望しています。金融商品の知識に加え、簿記や中小企業診断士の資格も取得しました。証券会社の営業で培った対人スキルを活かし、法人へ向けても信頼を獲得して契約につなげることで、貴社に貢献したいと考えています。

▼【解説】法人営業への志望理由の書き方

志望企業のビジネスモデルを理解し、なぜその企業を志望するのかを明確に記載しましょう。また、実現したいことに加え、将来の目標やビジョンを記載するとより現実味が感じられ注目されます。

貢献できる経験やスキルが「行動量」のみにならないようにしましょう。企業理念や事業内容に親和性がある経験・スキルをピックアップして伝えることで、説得力が生まれます。

他職種の志望動機に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事: 志望動機・志望理由の書き方【82職種の例文付き】

趣味・特技の例文

▼趣味・特技の例文

サッカー(小学生のころから続けており、社会人になってからも地域のフットサルチームに所属)

▼【解説】趣味・特技の書き方

運動部の経験は、体力や積極性、協調性があるという評価につながるでしょう。長く続けていることを強調できれば持続力という点でも評価されるかもしれません。面接で想定される質問としては、「今は月どのくらいのペースでやっているの?」「誰とやっているの?」などが考えられます。

ほかの趣味・特技の書き方ついては以下の記事で解説しているので、ご自身に合ったものを探してみてください。

関連記事: 履歴書の趣味・特技欄の正しい書き方と内容

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