Q. 面接で聞かれる自己PRと長所は何が違うの?
現在、初めての転職活動をしています。いろいろ情報収集をしていると、面接で自己PRと長所を別々に聞かれるケースがあるようなのですが、どのような違いがあるのかが分かりません。それぞれ何を伝えればいいのかを教えてください。(26歳/男性)
A.どちらも回答すべきなのは仕事上の強み。答え方を工夫するのがスマートです。
自己PRも長所も、採用担当者にとっては「応募者が自社の仕事で活躍してくれそうか」を見極めるための質問です。どちらの質問を受けたとしても、応募企業、職種で活かせるであろう、経験やスキル、強みについて回答すべきでしょう。あえて違いを挙げるのであれば、その答え方。
転職活動における面接は、多くの場合、「自己PRをしてください」「自己紹介をしてください」といった問いかけからスタートします。このとき、採用担当者は「経歴や実績を含めて」というニュアンスを含ませているのが一般的。「●●株式会社で▲年間、■■という業務を担当してきました」「●●という業務の中で、▲▲というスキルを身につけ、■■の実績をあげました」などと答えるのが、面接官にとって分かりやすいと考えられます。
一方、「長所を教えてください」と質問された場合には、自己PRの内容を踏まえて、より強みを深掘りしたいという意図が感じられます。そのため、スキルや強みを起点として回答するのがスマート。実際には「私の長所は●●です。前職では▲年間で■■という実績を残すことができました」といった回答方法が好ましいでしょう。また、自己PRと同様に長所の裏付けとなる実績は必要不可欠です。
ちなみに、自己PRと長所の内容が重複しても構いませんし、自己PRの中で長所をアピールしても問題ありません。
以下のページで面接での自己PRと長所の答え方について詳しく解説しているので参考にしてください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
松田 智恵子(まつだ・ちえこ)
【経歴】
金融機関の総合職で採用・法人営業を経験したのち、現職で12年間人材サービスに関わっています。担当領域は、全業界の営業・管理部門の方を担当し、エリアについては、関西、関東を経験。現在は、管理部門の方を専門とするキャリアアドバイザー組織の管理職に就いています。
【メッセージ】
時代の流れが速いことから、不安や悩みを抱えている方が年々増えていると感じています。なかなか周りに相談できない本音や不安を解消するお手伝いができれば幸いです。
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