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となりのはたらく調査隊と探る理想のワークスタイル

vol.4

公開日:2019/9/30

不本意な休日の過ごし方、続けていませんか? リフレッシュ休暇やアニバーサリー休暇など、特別感のある休日・休暇制度でオフの日の充実を!

「リフレッシュ休暇」をはじめ、「アニバーサリー休暇」「サバティカル休暇(長期休暇)」など、独自の福利厚生として、特別な休日・休暇制度を設けている企業があることをご存じですか? 今回は、社員のモチベーションアップや定着率向上にもつながる、ユニークな特別休暇や休暇支援金の制度などを調査しました。普段の休日は気がついたら終わってしまっている…そんな人にこそチェックしてほしい制度です!

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vol.4 不本意な休日の過ごし方、続けていませんか? リフレッシュ休暇やアニバーサリー休暇など、特別感のある休日・休暇制度でオフの日の充実を!

わあ、いいですね。どこかへ旅行に行くんですか?…にしては、浮かない顔ですけど?

う~ん、そうなんです。旅行したいから見てるんですけど…安いツアーの時期って、なかなか休めないんですよね。

世間が連休だと、旅行代金も高いですよね。仕事のお休みは、あまり取れていないんですか?

休日はいつも掃除や洗濯、昼寝なんかで終わっちゃうんです。有休も銀行へ行ったりと、何かと雑用でつぶれちゃって…。

最近は、「従業員がしっかり休むことも大事」という考え方が広がって、独自の休日・休暇制度を設けている企業も増えているみたいですよ。

エッ、そうなんですか? じゃあ、好きな時期に旅行できたりするのかな。その制度、気になります!

プライベートが充実すれば、仕事にも張り合いが出ますよね。

さまざまな休み方を提案する
企業独自の休暇制度

リフレッシュ休暇

制度について
その名の通り、従業員に「リフレッシュ」してもらうため、企業が導入している休暇制度のこと。就業規定で定められた条件の下、勤続年数に応じた日数が付与されることが多いようです(例えば、勤続3年ごとに3日間の休暇を付与するなど)。リフレッシュの名が付けられることで、自由な目的での休暇申請がしやすくなるという人も多いでしょう。ただし、法律で定められた年次有給休暇や育児・介護休業などとは異なり、休暇日数や休暇中の給与の支給の有無などは企業によって異なります。
どんな休み方ができる?
たとえば、オフシーズンに取得してリーズナブルな旅行を楽しんだり、普段の休日にリフレッシュ休暇をプラスして遠方まで足を延ばしたり、といった休み方も可能です。企業の中には、部署や社員ごとのリフレッシュ休暇の取得予定表を全社員が見られる共有フォルダなどで管理し、効率よく仕事を回す工夫をしているところも。

リフレッシュ休暇があれば、これまであきらめていた遠い国への旅行も実現できるかも!

アニバーサリー休暇

制度について
誕生日や結婚記念日などの記念日や、その前後の日の休日取得を奨励する制度が「アニバーサリー休暇」です。従業員にあらかじめアニバーサリーを設定してもらい、その日に有給休暇を取得した場合は手当が支給されるというパターンが多く、主に有休取得率アップを目指した制度といえるでしょう。企業によっては、有給休暇とは別に取得可能な特別休暇としている場合もあります。
どんな休み方ができる?
自分や家族の誕生日、結婚記念日などを申請。年間のスケジュールに明示しておくことで、当日や前後に有休取得がしやすいというメリットがあります。また、中には休暇取得時に記念品や手当を支給するという企業も。

まわりに気兼ねして有休を取りづらい人も、アニバーサリー休暇というきっかけがあれば休みやすくなりますね。

サバティカル休暇

制度について
サバティカル休暇は、もともとヨーロッパで生まれた制度。長期間の勤務者に対して付与される「使途に制限のない長期休暇」で、一定の条件の下、1カ月以上の長期休暇が取得できます。休暇中は基本的に無給ですが、年間の有給休暇分を積み立てることで、サバティカル休暇中の給与補填とする場合もあります。
どんな休み方ができる?
旅行はもちろん、家族とともに心身をリフレッシュしたり、勉強・留学など個人のスキルアップのために使ったりと、長期間を自由に過ごすことができます。就業は原則禁止ですが、他業種での一時的な勤務や副業はOKという場合も。

1カ月以上の休みを、会社を辞めずに取れるのは魅力的。いろいろなことにチャレンジできる可能性を感じます。

休暇のための特別手当

制度について
「消化できなかった有給休暇の換金」などとは異なり、休暇を取得することで支給される特別な手当のこと。休暇支援金とも呼ばれ、企業によってさまざまなパターンがあります。
どんな場合に支給される?
(2)のアニバーサリー休暇や(3)のサバティカル休暇取得時にも、企業によっては手当が支給される場合が。ほかにも、一定の勤続年数を超えた従業員に海外旅行などがプレゼントされる制度や、遠方に住んでいる家族のための帰省費用を負担する制度など、ユニークな特別手当もあります。

休める上に、手当まで支給されるなんて! 何年も働いたらご褒美が待っていると思えば、モチベーションもキープできそう。

日数・時間に関する休暇制度

制度について
・時間単位年休…通常、1日や半日単位で計算されていた有給休暇を、1時間単位で利用できる制度。
・飛び石連休有休促進制度…飛び石連休のなかで、土日と祝日に挟まれた平日に有給休暇取得を奨励する制度。
・週休3日制…毎週3日休み・1カ月に1度週3日休みなど、企業によって内容はさまざま。
どんな休み方ができる?
・時間単位年休…「出勤前に役所へ寄りたい」「仕事を早上がりしてコンサートへ」など、時間単位の年休があれば、スケジュールのやりくりも楽になりそう。
・飛び石連休有休促進制度…長期でのレジャーや家族との時間を確保したり、自己啓発のプランニングも可能に。
・週休3日制…ワークライフバランスの促進、育児や介護と仕事との両立の支援などが期待されています。

こんなふうに、いろいろな“休み方改革”が進んでいるんですね。知らなかったなあ。

調査報告書

「仕事の効率、生産性を上げるためには、従業員がきちんと休むことが大切」という認識が、多くの企業の間で広がっています。ユニークな休暇制度をきっかけに社内のコミュニケーションも活発になり、働きやすく、休みも取得しやすいという社風が作られているようです。仕事選びでは、休暇制度などの福利厚生についてもしっかりチェックすることが、より安心して働くための大事なポイントといえそうですね。

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