20代女性の
転職事情
【20代女性向け】転職成功のコツ|企業の選び方やありがちな失敗も紹介
公開日:2024/10/31
仕事や働き方に迷うことも多い20代。転職が気になっている人や転職活動中の人もいるでしょう。そんな20代女性に向けて、転職市場の傾向や転職を成功させるコツ、注意点などをご紹介します。転職サポート経験が豊富なdodaのキャリアアドバイザーからのコメントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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レジュメビルダーを使う(無料)20代女性が知っておきたい転職市場の傾向
まずは、転職市場において20代女性がどのような状況に置かれているのか、詳しく見ていきましょう。
なお、これから説明することは今後も大きく変わることはないと考えられます。数年後に転職しようと考えている場合も当てはまるので、ぜひ参考にしてみてください。
20代で転職する女性は多い
20代で転職することに不安を覚える人もいるかもしれませんが、今や20代女性にとって転職は珍しいものではありません。
2023年にdodaを利用して転職した女性を年代別に見てみると、20代が最も多く56.8%です。このことから、転職する女性のうち半数以上が20代であることが分かります。
20代で転職を選択する女性はあなた以外にもたくさんいます。転職に対し不安を感じている人もいるかもしれませんが、心配しすぎる必要はありませんよ。
20代女性の転職割合が高いのは事務職
では20代女性はどのような職種に転職しているのでしょうか。
2023年にdodaを利用して転職した20代女性の転職前と転職後の職種を調べたところ以下のようになりました。
順位 | 職種 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 事務/アシスタント | 23.3% |
2位 | 営業 | 19.8% |
3位 | 販売/サービス | 17.2% |
順位 | 職種 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 事務/アシスタント | 27.5% |
2位 | 企画/管理 | 19.9% |
3位 | 営業 | 17.4% |
転職前も転職後も事務/アシスタントに就いている人の割合が最も高く、人気の職種であることが分かります。
この結果を見て事務職が気になった人は、ぜひ以下の記事をご覧ください。事務職とはどういう仕事なのか、どういう人が向いているのか詳しく解説しています。
20代は「将来性」を見られている
一般的に、転職ではスキルや経験が重視されます。しかし、20代、特に20代前半だと働いた経験が数年しかなく、アピールできるようなスキルや実績がない人もいます。
そのため、20代の転職ではポテンシャルも重視して採用されます。この場合のポテンシャルとは、その人が持っている潜在的な能力や将来性のことです。
これは「第二新卒歓迎」とされる求人も同様です。
なお、dodaでは第二新卒歓迎の求人を多数お預かりしています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
20代前半と20代後半では評価されるポイントが異なる
20代はポテンシャルも重視されるのは前述のとおりですが、20代前半と20代後半では評価されるポイントが、以下のように異なります。
- 20代前半:成長意欲や熱意
- 20代後半:ポータブルスキル
20代前半は、これまでの仕事への取り組み方や業務で工夫したことなどを通して成長意欲や熱意を中心に伝えると、採用につながる可能性が高まります。
一方、20代後半は「ポータブルスキル」が重視されます。
ポータブルスキルとは、幅広い業種や職種で通用するスキルのことで、コミュニケーション力や計画立案力などが該当します。
こうした汎用性の高いスキルを身につけている人は、なるべく仕事上の経験や実績とあわせてアピールしましょう。
なお、ポータブルスキルの詳しい解説を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
20代女性に多い転職理由やきっかけは?
女性転職者の中で20代が最も多いのは前述のとおりですが、ではいったいどのような理由で転職をしているのでしょうか。
洪水
20代女性の転職理由として多いのは「給与が低い」ですね。20代女性が比較的多い販売職の場合は、シフト制の会社も多いので「カレンダー通りに休みたい」という理由もよく聞きます。「今の環境だと学べることが少ないので、スキルアップのために転職したい」という人もいますね。
なお、dodaが行った調査では、“20代”と“女性”における転職理由トップ3は以下の表のようになりました。いずれも1位は「給与が低い」となっています。
順位 | “20代”の転職理由 |
---|---|
1位 | 給与が低い |
2位 | 人間関係が悪い |
3位 | 社員を育てる環境がない |
順位 | “女性”の転職理由 |
---|---|
1位 | 給与が低い |
2位 | 尊敬できる人がいない |
3位 | 社内の雰囲気が悪い |
20代の女性転職者に企業が期待していること
募集する側である企業は、何を考えて採用活動を行っているのでしょうか。ここでは、20代女性の転職者に対し企業が期待していることを解説します。
社会人としてのマナーや知識が身についている
企業は20代女性に対し、社会人経験で培った基本的なビジネスマナーや知識が身についていることを期待しています。
これは、そのほうが新卒社員よりも教育コストをかけずに済むからです。同じような理由から、業務遂行に必要な最低限のスキルが求められることもあります。
長く働いてもらえる
企業はできるだけ長期間働いてくれる人を求めており、若い人ほど将来的に管理職としての活躍を期待できるので、20代を採用したいと考えています。
洪水
長く働くと同時に、「マネジャーを目指してほしい」「若手のロールモデルになってほしい」と期待している企業もあります。20代女性に人気の事務職であれば、縁の下の力持ちとなり、会社を支える働きが求められるでしょう。
柔軟さや素直さがある
多くの企業は、今までの仕事のやり方に固執しない人のほうが成果を出しやすく、新しい環境にもなじみやすいと考えています。
そういった点から、20代に柔軟さや素直さを期待しています。
なぜなら、前職の勤続年数が短いほうが前職の社風に染まっておらず、転職先の文化や価値観を素直に受け入れられると考えられるからです。
20代女性が転職を成功させるコツは?
20代女性が転職を成功させるためのコツはいくつかあります。今回は、特に重要な7つのコツについてそれぞれ解説します。
どういう自分になりたいかをイメージしておく
転職のプロであるキャリアアドバイザーによると、転職を通じて自分がどうなりたいかをイメージしておくことが重要だそうです。
洪水
例えば「あまりストレスのない職場環境で、家庭を持ちながら安定して働いている」といったように、ザックリでもよいので、将来的に自分がどのような働き方をしているかをイメージしておくことが大切です。そうすることで、転職先の選び方やどういう職種に転職すべきかという方針が変わってきます。
自身の強みやスキルを洗い出しておく
経験や実績などの不足している部分を補うため、自身の強みやスキルを洗い出しておくことも重要です。
ただし、職務経歴書に書いたり、面接でアピールしたりする際は、実例をもとに語る必要があります。
どういう姿勢で取り組み、どういう過程を経て、どういう結果が得られたのかを踏まえて実例を説明できるようにしておきましょう。
洪水
例えばWeb系企業の場合、求人票には応募条件として記載がなかったとしても、ある程度のITリテラシーが求められることがあります。SNSに慣れ親しんでいたり、タイピングなどのスキルを持っていたりする場合は、具体的なエピソードを交えて強みとしてアピールできるようにしておきましょう。
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「自己PR」発掘診断を受ける(無料)企業研究を入念にする
転職を行う際は、企業や業界などをしっかりとリサーチしてから志望する企業を決めましょう。
給料が良いからだけでなく、休日の日数や経営方針、福利厚生、業務内容なども確認しておくことが重要です。
さまざまな企業をリサーチすることで、自分の強みや希望条件に合った場を見つけやすくなります。
また、業界の動向や業界での立ち位置などを把握することで、志望動機の内容を深められます。
面接でも「なぜほかの企業ではなく弊社を志望しているのですか」と聞かれることが少なくありません。
他社との違いも踏まえた上で志望動機を伝えられると、より説得力のあるアピールができるでしょう。
ポジティブな転職理由を考える
企業は前向きな人を採用したいと考えているので、「なぜ転職したいのか」をポジティブに語ることが大切です。
反対に、現職の不満を正直に伝えてしまうと、面接官や採用担当者にマイナスの印象を与えかねません。
マイナスな理由で転職する場合は、ポジティブな言い方に変換して伝えるのがおすすめです。
例えば「現職の将来性が不安」という理由であれば、「将来性の高い業界や成長率の高い会社で長期的に働いていきたい」などの形に言い換えるとよいかもしれません。
上司の指示に従う業務がほとんどで、自分の意見を言えないことが転職理由であれば、「チームでお互いの意見を尊重し合いながら進められる仕事がしたい」といった理由にするのもひとつの手です。
志望動機をしっかりと決めておく
転職理由と同様に志望動機もしっかりと考えておくことが大切です。その際、転職理由と一貫性を持たせるようにしましょう。
例えば、転職理由がスキルアップであれば、「国内だけでなく世界で活躍できるため志望しました」「若手でも裁量権の大きい業務を任せてもらえる」のような志望動機にします。
ただし、どの会社にも使い回せるような内容では「自社を選んだ理由」が採用担当者に伝わりません。企業研究をしっかりした上で志望動機をつくりましょう。
また、未経験職種への転職の場合は、その職種に興味を持った理由や、転職したいと思った理由を答えられるようにしてください。
ポテンシャルがあることをアピールする
20代の転職では、経験やスキルだけではなく、ポテンシャルをアピールしましょう。
ここで言うポテンシャルとは、柔軟性・素直さ・吸収力・コミュニケーション力などのことですが、抽象度の高い概念なので伝え方には注意が必要です。
洪水
ポテンシャルをアピールするときは、具体的なエピソードを交えるようにしましょう。例えば、吸収力をアピールするために「働きながら○○の資格を取りました」「業務手順をいち早く覚えるために自分でマニュアルを作成しました」といったふうに資格取得や業務を覚えるために工夫したことを語るイメージです。
ポテンシャルの伝え方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。コミュニケーション能力を例にして解説していますが、ポテンシャル全般に当てはまります。
面接の練習をする
面接で自分の強みをしっかり伝えるためにも、事前に面接対策をしっかりしておくことが重要です。
求められていることとズレた回答をしてしまうと、コミュニケーションがうまく取れないと判断されて、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
採用担当者の質問意図を理解して、どのような質問にもスムーズに答えられるようにしておきましょう。
面接練習をする際には、以下の記事で紹介されている質問例を参考にしながら、模擬面接を行うことをおすすめします。
20代女性の転職先の探し方・選び方は?
ここからは、20代女性が転職先を探したり、選んだりするときのポイントを2つ紹介します。自分とマッチした企業を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。
転職の軸を明確にする
自分に合った転職先を探すには転職の軸を決め、それに基づいて絶対に譲れない条件や妥協できる条件などの優先順位をつけることが重要です。
例えば、ワーク・ライフ・バランスを転職の軸にする場合は、休日の日数や残業時間、リモートワークの有無などを優先順位の高い条件にしたほうがよいかもしれません。
あるいは収入アップを軸にするのであれば、月収や賞与の額、インセンティブ制度の有無などを最優先にするとよいかもしれません。
現職・前職と関連性のある職種を選ぶ
20代後半で転職する場合は経歴を見られることもあるため、現職や前職と関連性がある職種を選ぶのがおすすめです。
特に同じ職種・業種の場合は即戦力であるとみなされ、採用につながりやすくなります。
未経験職種への転職だったとしても、なるべく同じ業種を選ぶとよいでしょう。
業界ならではの専門用語や商習慣などの知識を持っていることが、プラス評価される可能性があるからです。
例えば、現職が不動産営業で土地開発の仕事ができる企業への転職を目指す場合、不動産取引に必要な法律知識や価格交渉の経験がプラス評価してもらえるかもしれません。
洪水
経験職種の場合、転職の難易度は20代前半と20代後半でそれほど変わりません。一方、未経験職種の場合、20代前半より20代後半のほうが難度は高くなりがちです。20代後半になると同じ求人に経験者も応募してくるようになり、企業が経験者を優先して採用することがあるからです。
20代女性の転職活動でありがちな失敗
ここでは、20代女性の転職活動でありがちな失敗を紹介します。後悔のない転職をするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
現職への不満だけで転職してしまう
現職への不満だけを理由に転職しようとすると「今の職場を辞められるなら何でもいい」という考えになってしまうことがあります。
すると、細かい条件は見ず、“採用されやすいかどうか”という基準で転職先を選んでしまいがちです。
その結果、転職後に給与などの条件や職場環境で不満を抱えるようになり、短期間で退職することになるケースも珍しくありません。
こうした失敗を避けるためには、不満だけではなく、今後自分が何をしたいのか、どうなっていきたいのかといった、キャリアプランやライフプランを見つめ直すことが重要です。
転職先が決まる前に退職してしまう
転職先が決まっていないのに退職してしまうと、経済的に不安定な状態になり転職を焦ってしまうかもしれません。
早く次の職場を見つけなければと焦って転職活動をしてしまうと、企業研究を怠り、自分とマッチしない企業に妥協して入社してしまいがちです。
そのため、転職活動はなるべく現職を続けながらすることをおすすめします。
時間の確保に悩むことになるかもしれませんが、妥協なく自分に合った転職先を見つけやすくなるでしょう。
条件面だけを見て転職してしまう
業務内容や社内の雰囲気をあまり知らずに入社してしまうと、自分と合わない仕事を任されるなどのミスマッチが生じる可能性があり、早期離職につながるかもしれません。
待遇も重要ですが、仕事内容や企業理念なども確認し、自分のスキルや性質・性格などを考慮して転職先を選ぶことが重要です
洪水
給与がいい、残業が少ないなど、条件面だけを見て転職先を選んでしまうと、入社してからこんなはずではなかった…となってしまうことがあります。
就活と同じ感覚で転職活動をしてしまう
転職は新卒時の就活とは異なります。
不定期に募集が開始され、人材が集まり次第終了し、選考期間が就活よりも短い傾向にあるのが特徴です。
そのため、就活と同じ感覚で転職活動をしてしまうと、気づいたときには希望の転職先の募集が終了していた…ということもあります。
転職活動はある程度のスピード感が必要です。やりたい仕事や入りたい企業があるなら、募集があるうちに応募しましょう。
20代女性の転職でよくある質問
ここからは20代女性の転職でよくある質問について回答します。参考にしてみてください。
未経験職種にも転職できる?
完全未経験の職種に転職したいなら20代のうちに動き始めましょう。
洪水
20代の方から「どうしても未経験転職をしたい」と相談されたら、「30代になると、これまで働いていた業界や職種での経験が重視されるようになるため、未経験転職のハードルが高くなってしまいます。ですから、ポテンシャルを評価してもらえるうちに応募しましょう」とお伝えするようにしています。
スキルに自信がない人ほど、早いうちに転職活動をすると成功しやすくなるでしょう。
持っていると有利な資格はある?
持っているだけで転職が成功するような資格はありません。なぜなら、転職では資格よりも業務経験やポテンシャルのほうが評価されるからです。
資格は、あなたと同程度のスキルや業務経験の人がいたときに、資格を持っているほうが有利になるかもしれない、という程度のものと考えましょう。
しかし一方で、資格を持っていると知識や専門性があることのアピールにつながる可能性があります。未経験職種に挑戦する場合は有利に働くかもしれません。
例えば、経理事務に未経験で転職する場合は、簿記を持っていると記帳や仕訳などの業務に必要な知識があると判断され、プラスに働くでしょう。
資格をまだ取得できていなくても、勉強中である旨を伝えることで意欲をアピールできます。
転職活動の面接での服装は?
面接の際は、以下のような服装を意識しましょう。
スーツ |
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インナー |
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かばん |
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靴 |
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面接は、初めて会うビジネスパーソンとの公の場です。面接のために時間を割いてもらっていることを意識しましょう。
職務経歴書に書くことがないときの対処法は?
職務経歴書に書くことが思い浮かばないときは、以下のステップで経歴を整理してみましょう。
- ステップ1:Whatをひたすら書き出してみる
- ステップ2:HowとWhyを考える
- ステップ3:共通する要素を抜き出す
- ステップ4:キャッチコピーをつける
まずは、What(これまでの業務内容)を書き出し、その中で得られた成果を考えましょう。
一通り書き出したら、その成果を生み出すためにしてきた工夫(How)や理由(Why)を具体的なエピソードを交えて書き出します。
次に、書き出したエピソードに共通している要素を抜き出し、自分の強みを把握します。強みが分かったら、それに対してキャッチコピーをつけましょう。
最後に、それらを1つのエピソードとしてつなげれば、自己PRの完成です。
入社1年未満で転職するときのアピール方法は?
実績があればそれをアピールします。もしなければ、学生時代のエピソードや自己研鑽したことについて伝えるのがおすすめです。
例えば「学生時代にスポーツをずっとしていた」「資格取得のために勉強した」といったエピソードを伝えましょう。
また、入社1年未満で転職する人に対し、入社してもすぐに辞めてしまうのではないかと心配する企業もあります。
そういった懸念を払拭するため、忍耐力があることをアピールできるとよいでしょう。
学生時代の経験は評価される?
転職では、学歴よりも職歴や実務経験のほうが重視される傾向にあります。しかし、学校で学んだことが業務に活かせる場合はアピールしたほうがよいでしょう。
洪水
エンジニアなどの技術職は学生時代に学んだことが活かせるため、学生時代の経験をアピールすることは有効です。経理職希望で学生時代に簿記を学んでいたり、法務希望で法学部を卒業していたりする場合も同様です。ただし、学生時代のことをアピールできるのは25歳くらいまで。30代に近づくほど実務経験や実績などを求められるようになるため、学生時代の話は控えていくほうがよいでしょう。
20代女性の転職は事前準備が重要
20代女性の転職といっても、20代の前半と後半では求められるものやアピールポイントが異なります。転職を成功させるために、事前準備と対策をしっかり立てておきたいですね。
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洪水 衣里(こうずい・えり)
パーソルキャリア株式会社 キャリアコンサルタント
2019年にパーソルキャリア株式会社へ中途入社。キャリアアドバイザーとして、累計2,000名以上のキャリアの相談に従事している。
dodaキャリアアドバイザー
洪水衣里(以下、洪水)
「第二新卒」は、一般的に社会人経験3年以内の人のことです。ただし、社会人経験が3年以上でも、ポテンシャルがあると判断されたら第二新卒として採用される可能性があります。