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「職務経歴書に書く実績がない」という人が、本当に書くべき
2つのこと

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転職を希望する方の中で「職務経歴書が書けない」とキャリアアドバイザーに相談をする方は少なくありません。よくよく話を聞くと、職務経歴書の「書き方」は分かるのだけれど、そこに「何を書いたら書類選考で評価してもらえるかが分からない」「実績や成果に自信を持てず、企業にアピールできる材料がなくて書けない」と思い悩んでいるのです。
採用担当者の中には「派手な成果や表彰歴は重視しない」という人もいるくらいで、過去の成果や実績だけでは評価の対象にならないケースもあるのです。では何を書けばよいのでしょう?
今回はよくある事例から、書類選考で正しく評価してもらうために「職務経歴書」に書くべきことを解説します。

画像:「職務経歴書に書く実績がない」という人が、本当に書くべき2つのこと

ケース1 新卒入社して1年半。勤務期間が短く、経験が浅い人の場合

point

いわゆる第二新卒と呼ばれる、社会人経験が浅くて、書けることが少ないというケース。採用担当者は、社会人になって1年あまりの人に豊富な経験があるとは思っていません。小さなことでもいいので、仕事の中でしてきた自分なりの工夫(How)や、なぜそれをやろうとしたか(Why)という話を聞きたいのです。仕事として何を(What)してきたかは、だけでは評価ができません。

社会人経験が1年半で、これまでの仕事は電話でのアポ取り(いわゆるテレアポ)のみの人が、インターネット広告の法人営業職への転職を希望しているとします。

職務経歴書に「1日200件電話しました(What)」と書いた場合、「仕事の量をこなせる人」とは評価できますが、採用担当者は数多くの広告商品の中から顧客のニーズに合うものを提案できる人が欲しいと思っているので、「量をこなしていただけの人は違う」と判断されることがあります。

しかしそこで、「1日のうち、朝8:30から、午後1:00から、夕方16:30からの各30分間を重点的に電話しました(How)」「朝と夕方は決裁者が席にいることが多く、昼は担当者がMTGに入っていない可能性が高いため(Why)」といった要素を伝えられると、「仮説を立てて顧客へのアプローチができる人なら、仕事内容が変わっても顧客のニーズを考えて先回りした提案ができるだろう」と評価は高まります。

Whatと合わせてHow、Whyを書けるということは、自分が何のためにその仕事をしているかが客観的に見えているということ。自己認知が高いことが伝われば、それが転職しても再現できそうな人だと判断してもらえます。

ケース2 業務のほとんどが定型業務・ルーティンワークの人の場合

point

自分の仕事を、「決められた仕事を繰り返しているだけ」と思って、職務経歴書に書いてもアピールにならない、と考えている人も少なくありません。しかし、決められた仕事を、決められた時間内に正確に遂行することも、企業から求められる重要な能力の1つなのです。ルーティンワークをしっかり行うために個人の裁量の中で工夫していることを具体的に書くようにしましょう。

例えば、1つひとつの仕事は「定型」だとしても、毎日一定のペースで仕事をするわけではないはずです。そうすると、前工程の進捗を確認しながら、いつ頃自分の仕事が発生するのかを考えて手元の仕事量を調整したり、ルーティンワークを阻害する突発的な仕事が入りそうな場合は納期を交渉したりして、与えられた仕事をこなしているのではないでしょうか。あるいは、定型業務をより効率化できるようにフォーマットやワークフローを改善するというような「仕組みを変えた」経験からもその人らしい工夫を伝えることができます。

どんな定型業務・ルーティンワークをこなしていたかだけではなく、小さなことでもいいので、あなたがどのような工夫・改善をしたか(How)、なぜそれをしたか(why)を説明すれば、大きなアピールになるでしょう。

ケース3 業界や会社の業績が下降トレンドで、業績を挙げられていない人の場合

point

業界や会社の業績が右肩下がりの中で、個人の成果も年々下がっていて「売上を伸ばしました」と書けないケースです。そんな場合は、苦しい環境下ながらも顧客から評価された具体的なエピソードを書くのがよいでしょう。

例えば、「ニーズが生まれたときに連絡をもらえるように(Why)担当顧客との取引が減っても、毎月情報提供をしていた(How)。それを評価してくれた顧客が、ほかの顧客を紹介してくれた」といった具体的なエピソードは、顧客からの信頼を勝ち得ていた証拠であり、定量的な実績とは別軸での大きなアピールになるでしょう。

定量的な実績は、たとえ良くないものであっても正直に伝えつつ、その業界・会社の背景と、定性的かつ客観的に認められる評価を、エピソードと共に職務経歴書で伝えましょう。

あなたのセールスポイントを示す「キャッチコピー」を見いだそう

これらの事例から分かるように、職務経歴書を書く上で重要なのは、Whatだけでなく、その成果を生むためのWhyとHowを、具体的なエピソードを通じて伝えることです。

逆に、華々しい成果・実績を挙げていて、それが職務経歴書に書かれていたとしても、「なぜそれが実現できたかを理解していない」と判断されると、評価されません。Why、Howの自己認知がなければ、転職して違う環境・違う条件下に移ったときに再現できるか分からないからです。

また、1つひとつのエピソードがWhy、Howを備えていて、それぞれが「いい話」だったとしても、論点がバラバラだと訴求力に欠けます。そのため、あなたの仕事ぶり、ビジネスパーソンとしての強み・特長を的確に伝える「キャッチコピー」を見つけましょう。

「自分のキャッチコピー」の見つけ方

具体的にすべきことは、まず自分のしてきた仕事(What)とエピソード(Why,How)をリストアップすることです。うまくいった仕事、いかなかった仕事、思いつく限り書き出してみましょう。

そして、リストアップしたエピソードから「共通」する要素を探します。「失敗をして、そこから学んだことを次に活かしている」だったり、「チームメンバーと補完し合って成果を上げている」といったことが共通要素として見いだせれば、それがあなたを売り込むためのキャッチコピーになります。

「私は、要するにこんなビジネスパーソンです」と一言で伝えられるものが見つけられたら、それを具体的に示すエピソードを中心に職務経歴書に記していくとよいでしょう。内容に一貫性が生まれ、あなたのセールスポイントを正しく伝えてくれるはずです。

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