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転職活動の準備

連載5分で分かる!今すぐ使える!転職活動ノウハウ

ネガティブな退職理由を“前向き”に言い換える方法

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「転職理由は何ですか?」は、面接で必ず質問されます。いえ、面接だけではありません。応募先を選んだり、応募書類を書く場合も、「なぜ転職するのか」を意識していないと必要以上に悩んだり迷ったりしがちです。ところが、転職活動をしている人の中には「転職理由」と「退職理由」が同じものだと思っている人も多いのです。今、「えっ、同じじゃないの!?」と思った方は、この機会にぜひ、違いを知っていただきたいと思います。

退職理由と転職理由の違いはここ!

退職理由と転職理由の違いを、【表1】のように整理してみました。大まかに言うと、退職理由は「多少のネガティブ要素を含む過去の話」であり、転職理由は「前向きに働く自分をイメージした未来の話」です。企業の採用担当者も、応募者の退職理由がネガティブだということは分かっています。ネガティブ要素が1%もないなら、転職せずに今の会社にいればよいのですから。それを分かった上で採用担当者が面接の場で確認したいのは転職理由のほうなのです。

【表1】 「退職理由」 と 「転職理由」 の違い

退職理由 転職理由
過去の話 未来の話
ネガティブな要素が含まれがち ポジティブな話
「辞めたい」「もうイヤだ」と思った理由 「こんな仕事をしたい」「こんな会社で働きたい」と 思った理由
面接で聞かれるとは限らない 面接では必ず聞かれる
ある程度ネガティブな話であることは、採用担当者も承知している 入社後のパフォーマンスに影響するので、採用担当者はポジティブな話を聞きたい
画像:ネガティブな退職理由を“前向き”に言い換える方法

では、3つのSTEPで、ネガティブな退職理由をもとにポジティブな転職理由を導いてみましょう。【表2】で具体例を挙げてみました。

STEP 1では「現状の不満」をリストアップし、STEP 2で「それらの不満が解消されたらどうなるか」を描いてみます。そしてSTEP 3では、「不満が解消されたとしたら、どんな働き方をしたいか」を考えます。そんな理想的な会社や職場は存在しないかもしれません。けれどもそれが、あなたが転職してまで手に入れたい姿であり、転職理由なのです。

【表2】 3つのSTEPで、「退職理由」を元に「転職理由」を考える

STEP 1
現状の不満は何?
STEP 2
不満が解消されたら
どうなる?
STEP 3
そうしたら、
どんな働き方をしたい?
残業が多くてプライベートの時間がない 残業が減って自分の時間が確保できる STEP 1・2がすべて網羅されていなくても大丈夫です。例えば…

「自分の専門はこれと決めつけずに、いろいろな仕事を経験したい。それぞれの仕事が点のままではなく、Aの仕事の経験がBに活かされ、Bの知見がCに…というようにつなげていって、自分のオリジナルのキャリアを作りたい」

「自分一人では知識にも経験にも限界があります。チーム全体で、よりスケールの大きな仕事に取り組みたい」
成果を出しても年収や賞与が上がらない キャリアや成果に応じて年収アップする
同じ仕事の繰り返しで、代わり映えのしない日々 いろいろな仕事を経験して成長が実感できる
行き過ぎた成果主義で、足の引っ張り合い チームワークを発揮して、一体感を持って成果を出す
組織が「とにかく頑張れ!」と精神論だけで運営されている 組織の目指すゴールが明確で、達成のための方策がある
どう考えても無理なノルマを強要される 適正な目標が設定されて、達成感が得られる
直属の上司との人間関係がうまくいかない 上司や同僚と理解しあってスムーズな人間関係
常駐先が頻繁に変わるのでキャリアに一貫性がない 前の仕事が今の仕事に活かされて経験値が上がる

こうして、3つのSTEPで考えると、転職で何をかなえたいのかはっきりするでしょう。「転職理由がネガティブなのでうまく話せない」という人は、STEP 1のままで悩んでいることがほとんどです。STEP 1のままでは、何をどう話したところで愚痴です。もしくは、STEP 1と何のつながりもなく、「Webエンジニアとして社会に貢献したい」「○○業界の未来を明るくしたい」などと抽象的なことを唐突に話し出してうそっぽくなるのがオチです。どちらも面接官をうんざりさせてしまい、選考通過は望めません。

退職理由が多少ネガティブなことだったとしても、STEP 2のように反転させるだけでも俄然ポジティブになります。さらに、「だからこそ、転職でこれを実現したい」という転職理由に昇華されていれば納得感が増しますし、何よりも自分が自信を持って堂々と話せるのではないでしょうか。

また、STEP 3まで考えがまとまっていれば、転職者であるあなたは「〜という転職理由がかなう会社だと思って応募した。本当にそうか面接を通じて確認しよう」という攻めの気持ちで臨めます。採用担当者のほうも、「そういう転職理由なら、当社のカルチャーに合うかどうか」「こんなケースではどう行動するか」と本題に踏み込むことができるので、内容の濃いやり取りができてお互いにとって有意義な面接になるはずです。

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