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平均年収ランキング2011
年収ランキング(職種別・年代別)

2010年8月〜2011年7月の1年間に、dodaエージェントサービスに登録した約5万5千人のデータを元に、正社員として就業している22歳〜59歳までのビジネスパーソンの平均年収と生涯賃金を算出しました。ここでは、職種別の平均年収ランキング、生涯賃金ランキングを発表します。

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平均年収 ランキング

1位は5年連続で「投資銀行業務」の921万円
職種別平均年収ランキングの1位は、5年連続で「投資銀行業務」の921万円。2位に150万円以上の大差をつけて、堂々の1位に輝きました。また、2位の「経営企画・事業企画・新規事業開発」(769万円)、3位の「運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー)」(768万円)も、前年から順位の変動はありません。技術系職種は、5位の「ITコンサルタント」(663万円)をはじめ、7位の「プロジェクトマネジャー」(660万円)、8位の「セールスエンジニア・FAE」(645万円)など、毎年10位以内に入る顔ぶれが今年もランクインしています。

年代別のランキングでは、全ての年代において「投資銀行業務」が1位を独占。その他、「運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー)」や「法人営業(メガバンク・地方銀行・証券)」などの金融系職種が、全年代で上位にランクインしています。
その一方で、年代によって順位が変動する職種もあり、20代〜30代でトップ10にランクインしている「ITコンサルタント」や「プロジェクトマネジャー」などのIT系エンジニアは、40代〜50代になると徐々に順位を落とす反面、「セールスエンジニア・FAE」「研究開発」などのモノづくり系エンジニアは、年代が上がるにつれて順位も上昇しています。前者は実力があれば若いうちから高収入を狙える場合が多く、後者は年功序列によって経験年数と年収が比例する場合が多い、という職種の傾向が浮かび上がってきます。
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生涯賃金 ランキング

トップ3は金融系職種が独占
生涯賃金ランキングの1位は、「投資銀行業務」の4億1,903万円。平均の2億931万円と比較して、約2倍の給料を生涯で稼いでいる計算です。年代別の平均年収ランキングでも常に1位を独占しており、若手から退職するまで継続的に高年収を獲得できるためでしょう。ただし、外資系企業の中には、日常的にリストラがあるなど、雇用の不安定さと隣りあわせという環境もあり、ハイリスク・ハイリターンの職種といえます。2位の「運用会社(ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー」(3億5,955万円)、3位の「法人営業(メガバンク・地方銀行・証券)」(3億2,938万円)も、20代〜50代で常に高年収を獲得している職種になります。

一方、4位の「経営企画・事業企画・新規事業開発」(2億9,481万円)、8位の「セールスエンジニア・FAE」(2億6,184万円)、9位の研究開発(2億5,402万円)は、40〜50代のベテランになるにつれて年収が大きく上昇する傾向にあり、5位の「MR」(2億9,035万円)、6位の「コンサルタント」(2億8,531万円)、7位の「ITコンサルタント」(2億7,572万円)は、20〜30代の若手のうちに高年収を獲得している傾向があります。
若手のうちに稼ぐか、ベテランになってから着実に稼ぐか、いずれにしても4位〜10位にランクインしている職種は、生涯賃金2億5,000万円以上と平均を大きく上回っています。
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