ビジネスパーソン（サラリーマン）の生涯年収は？ 平均年収ランキング（生涯年収・生涯賃金）【2022年版】

2022年、最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは「関東」（2億2,979万円）です。男女ともに「関東」の生涯年収がトップで、男性が2億5,486万円、女性が1億8,334万円です。続く2位は「東海」（2億837万円）、3位は「関西」（2億291万円）となりました。

前年と順位を比べると4位「中国・四国」と5位「北信越」、6位「北海道・東北」と7位「九州・沖縄」が入れ替わりました。

男女総合では前年よりもすべてのエリアで生涯年収は減少しましたが、男性に限れば3つのエリアで前年よりも生涯年収がアップしました。「中国・四国」の男性が263万円アップ、「東海」の男性が132万円アップ、「関西」の男性が109万円アップとなりました。

11の職種分類で最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは、2億9,220万円の「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」です。男女ともにトップで、男性が3億1,349万円、女性が2億4,486万円です。

2位は「企画／管理系」（2億7,404万円）、3位は「技術系（IT／通信）」（2億5,200万円）で、トップ3の並びは前年と変わりません。4位には「営業系」（2億4,302万円）がランクインし、前年4位の「金融系専門職」（2億3,461万円）が5位となりました。

前年よりも生涯年収がアップしたのは3職種で、「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」が495万円アップ、「技術系（IT／通信）」が312万円アップ、「技術系（建築／土木）」が94万円アップとなりました。

10の業種分類で最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは2億8,478万円の「総合商社」です。2位「IT／通信」（2億5,330万円）と3位「金融」（2億5,200万円）は、前年と順位が逆転しています。5位「インターネット／広告／メディア」（2億2,507万円）と7位「メディカル」（2億1,790万円）も、前年と順位が入れ替わりました。

前年よりも生涯年収がアップしたのは4業種で、「総合商社」が2,212万円アップ、「インターネット／広告／メディア」が280万円アップ、「建設／プラント／不動産」が105万円アップ、「IT／通信」が44万円アップとなりました。