履歴書を入れる封筒の書き方・選び方~見本(サンプル)・作成のコツ~
更新日:2026/05/29
履歴書を送る封筒は、A4書類を折らずに入れられる種類を選び、基本ルールに沿って書くことが重要です。一般的には白色の角形封筒を使用し、表面には会社名や担当者名を正式名称で記載し、左下に「履歴書在中」を明記します。
この記事では、履歴書を郵送・手渡しするときの封筒の書き方から、選び方、入れ方、事前チェックポイントまでを解説します。
なお、履歴書の封筒マナーとあわせて、履歴書本文の書き方も確認したい方は、以下の完全ガイドも参考にしてください。
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履歴書を作成する(無料)この記事のポイント
- 履歴書を郵送する際は、宛名・住所・切手・封字などを正しく記載する
- 封筒はA4書類を折らずに入れられる角形2号または角形A4号を選び、色は迷ったら白色を選ぶのが無難
- 履歴書は二つ折りにし、送付状・履歴書・職務経歴書の順に重ねてそろえ、クリアファイルに入れてから封筒に封入する
- 手渡しの場合は封筒に宛先を書かず封もせずに持参し、面接時は履歴書を取り出して差し出すのがマナー
1.履歴書を郵送するときの封筒の書き方
履歴書の封筒には、表面/裏面それぞれに必要な項目を書きます。
たかが封筒と思うかもしれませんが、宛名や住所の書き方を間違っただけで、「ビジネスマナーがない人なのかも」とマイナスイメージを与えてしまうこともあります。ここでは、履歴書・職務経歴書を郵送で提出する場合の、正しい封筒の書き方について項目別に紹介します。
▽履歴書・職務経歴書を郵送するときの正しい封筒の書き方の見本(サンプル)


- 宛先住所
宛先の住所は、都道府県や「丁目」「番地」「号」などは省略せずに書きます。ビル名、階数も忘れずに記入します。封筒が大きくなると文字のバランスを取るのが難しくなるので慎重に書きましょう。
- 宛名
宛名は宛先住所よりも一回り大きな文字で書きます。会社名、部署名、担当者名を正しく書いてください。誤字脱字は厳禁です。人事部などの部署宛の場合は「御中」、担当者を特定できる場合は「様」という敬称にします。
- 切手
郵便料金は封筒の大きさ、重さによって異なります。切手の金額が不足すると相手に届かないので、しっかりと確認してから貼りましょう。郵便局の窓口で料金を尋ねるか、窓口でそのまま郵送を依頼するのが確実です。
- 注意書き
履歴書、職務経歴書の入った封筒であることを明示する、注意書きを書きます。封筒の左下端に赤字で「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と書き、同じく赤い四角で囲みます。専用のスタンプを使っても構いません。
- 送り主
封筒の裏面には自分の住所、郵便番号、電話番号、名前を書いておきます。宛先住所と同様に都道府県や「丁目」「番地」「号」は省略しないほうがいいでしょう。名前は住所や電話番号よりも一回り大きな文字で書きます。
- 封字
「封字」とは、その封筒に確かに封をしたこと、途中で開封されていないことを示すためのものです。封筒を閉じ、のり付けをしたら、「〆」や「緘」という文字をフラップ(折り曲げた部分)と封筒の背面にかかるように大きめに書きます。
誤字脱字や雑な書き方は大きなマイナスにつながる
応募書類を郵送する際、中身の履歴書、職務経歴書ばかりを気にして、封筒の文字を雑に書いてしまう人が少なくありません。
しかし、封筒に書かれている文字に誤字脱字があったり、文字がまっすぐに書かれていなかったりすると、ビジネスマナーを疑われてしまう可能性があります。封筒も応募書類のひとつと考え、最後まで気を抜かずにていねいに仕上げてください。
2.封筒の選び方
履歴書・職務経歴書を送る封筒は、「角形2号」または「角形A4号」の白色を選ぶのが基本です。サイズと色を押さえておけば、ビジネス書類として失礼にあたることはありません。ここでは、封筒選びで迷いやすいサイズと色の考え方を解説します。
封筒のサイズは「角形2号」「角形A4号」が一般的
履歴書を送付するときには、「角形2号」「角形A4号」の封筒を使うようにしましょう。履歴書はA3かB4サイズの用紙をあらかじめ二つ折りにして、A4、B5サイズとして売られているのが一般的です。職務経歴書や送付状はA4サイズで作成します。
そのため、「角形2号」「角形A4号」の封筒を使えば、A4サイズの書類を折らずに封入できます。
封筒の色は「白色」がおすすめ
封筒の色は、ビジネスで利用される「白色」「水色」「茶色」のいずれかのものを選ぶといいでしょう。どれがいいのか迷った場合は、清潔感があり正式な書類のやりとりに使われることが多い「白色」を選ぶことをおすすめします。
- 白:最もフォーマル・推奨
- 茶:一般的でビジネスシーン向け・ややカジュアル
- 水色:事務用途向けが多い
3.封筒への履歴書の入れ方
書類の入れ方にも注意が必要です。
書類を送付する際は、送付状も準備しましょう。【送付状・添え状テンプレートはこちら】
履歴書は二つ折りにする
履歴書を封筒に入れるときは二つ折りの状態にしましょう。名前や職歴などを記載した面が外側になるように折って入れます。そして、名前や住所の面が封筒の表面になるよう封入し、郵送してください。
封筒に履歴書を入れる順番に注意
封筒に入れる書類の順番にも注意しましょう。応募書類は上から「送付状」「履歴書」「職務経歴書」「その他の書類」の順番に入れるのが一般的です。封筒の表面に文章が来るようにそろえます。
また、履歴書や職務経歴書が汚れないように、応募書類をクリアファイルに入れてから封筒に入れるのがおすすめです。封筒が折れにくく、書類も傷つきにくくなります。万が一封筒がぬれてしまっても書類を保護できます。

4.履歴書を郵送する前に確認したい封筒の書き方チェックリスト
郵便番号に間違いはないか
宛先住所に間違い・誤字脱字はないか
宛先住所はタテにまっすぐに書けているか、ゆがんでいないか
宛名に間違い・誤字脱字はないか
宛名の敬称は正しく使われているか
宛名はタテにまっすぐに書けているか、ゆがんでいないか
切手の金額に不足はないか
「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と赤字で書いたか
裏面に送り主の郵便番号、住所、名前を書いたか
「封字」を書いたか
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5.履歴書を郵送するときの注意点
履歴書を郵送する際は、送付状の同封や切手料金、提出期限など、郵送特有のマナーと実務面の注意点を押さえておく必要があります。
書類の内容だけでなく、郵送方法や対応のていねいさも第一印象に影響するため、応募書類一式を送る前に確認すべきポイントを整理します。
郵送の場合は送付状を同封する
郵送の場合は送付状も同封して送りましょう。
選考に大きくかかわるものではありませんが、新卒とは違い、転職活動では社会人としての常識もチェックされるため、ビジネスマナーとして重要です。
送付状には、「日付」「宛名」「自分の連絡先・氏名」「前文」「応募の経緯」「志望動機・自己PR」「面接の申し込み」「結語」「同封書類の一覧」の9点を記載します。詳しい書き方は下記の記事をチェックしてください。
履歴書を提出するときの送付状・添え状の書き方【テンプレート付き】
切手の貼り忘れや料金不足に注意(本記事の想定では180円切手)
| 重量 | 切手の料金 |
|---|---|
| 50g以内 | 140円 |
| 100g以内 | 180円 |
| 150g以内 | 270円 |
| 250g以内 | 320円 |
郵送に必要な切手の貼り忘れや料金不足に注意しましょう。「角形2号」「角形A4号」の封筒を使用していれば、「定形外郵便物(規格内)」に該当し、料金は上記のようになります(2026年5月時点)。
一般的に、封筒、クリアファイル、添え状、履歴書1.枚、職務経歴書2枚で80gほどとなるので、180円切手を用意すれば問題ありません。心配な方は郵便局で重さを量ってから切手を購入するといいでしょう。
履歴書を郵送するときの切手の値段はいくら?封筒への正しい貼り方や注意点
提出期限をチェックしておく
書類の提出期限が定められているか必ず確認しておきましょう。「必着」なのか「消印有効」なのかによって締め切りが変わります。必着の場合、期限内に確実に届くよう、住んでいる地域から郵送にかかる時間を確認しておきましょう。
6.履歴書を手渡しするときの封筒の書き方
対面面接などで履歴書を持参する場合も封筒に入れるのがマナーです。ただし、封筒の書き方は郵送の場合と異なり、宛先を記入する必要はありません。また、その場で書類を取り出すので、封をする必要はありません。
履歴書を手渡しする際のマナーをもっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてください。シチュエーション別のマナーについても解説しています。
履歴書を手渡しするときも封筒は必要?履歴書を持参するときのマナー
▽履歴書・職務経歴書を持参するときの正しい封筒の書き方の見本(サンプル)


- 注意書き
履歴書、職務経歴書の入った封筒であることを明示するために、注意書きを記載します。封筒の左下端に赤字で「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と書き、同じく赤い四角で囲みます。郵送するときと違い、封筒の表面には注意書き以外は書きません
- 送り主
封筒の裏面には自分の住所、郵便番号、電話番号、名前を書いておきます。都道府県や「丁目」「番地」「号」は省略しないほうがいいでしょう。名前は住所や電話番号よりも一回り大きな文字で書きます。
- 封をしない
封筒を持参するときは封筒に封をしません。面接時に提出することを前提としているので、すぐに中身を取り出せるようにするためです。また、面接官に応募書類を提出するときは封筒から出して中身のみを差し出します。
7.履歴書を入れる封筒に関するQ&A
Q1.速達や書留にするべき?
A1.速達や書留を利用する必要はなく、履歴書の郵送は通常の普通郵便で問題ありません。
提出期限が近づいている場合は、到着を早める目的で速達を選ぶのは一つの方法ですが、その場合は追加料金が発生します。例えば、250g以内の郵便物では基本料金に速達料金300円が加算され、通常より費用が高くなります。
一方、書留は企業側が受領印を押す必要があり、不在時には再配達となる可能性があるため、特別な指定がない限りは一般的に利用されていません。企業から書留での送付を求められている場合のみ、その指示に従いましょう。
Q2.投函は何日前だと間に合う?
A2.必着指定の場合は、締め切りの3営業日前までに投函しておくと安心です。
普通郵便の配達日数は、おおむね1〜2日が目安とされていますが、天候や地域によって前後する可能性があります。そのため、応募書類を確実に期限内に届かせたい場合は、締切日から逆算して3営業日前までに投函しておくと、遅延のリスクを抑えられます。
離島や遠方からの郵送では、さらに日数がかかることもあるため、4〜5日前の投函を目安にするとより安全です。配達にかかる日数は、日本郵便のWebサイトで事前に確認できます。
Q3.三つ折りで入れても大丈夫?
A3.原則として三つ折りは避け、二つ折りのまま封筒に入れるのが適切です。
市販の履歴書の多くはA4サイズで、もともとA3用紙を二つ折りにした形式になっています。これ以上折り目を増やさず、そのまま封筒に入れることで、記載内容が読みやすく、コピーや保管もしやすくなります。
三つ折りや四つ折りにすると、文字の上に折り目がかかり、見づらくなる場合があるため、特別な理由がない限り避けたほうがよいでしょう。
ただし、企業から指定された封筒のサイズ上、二つ折りでは入らない場合は例外です。その際は三つ折りにするなどして、用紙を均等な位置でていねいに折ると、書類がきれいに収まります。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
岩瀬 翔
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー
【経歴】
コンサルティングファームの業務系コンサルタントを経て、現職に入社。dodaのキャリアアドバイザー、新規事業の部門で企業の採用支援も経験し、10年以上転職支援に携わっています。現在は管理職として、幅広い業界・職種の方の転職をサポートしています。
【メッセージ】
企業担当や自社採用の面接官も経験していますので、採用する側の本音を踏まえて、「転職者がどうしたらいいのか分かる」情報を提供します。
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