Q. 同じ業界内で、競合企業への転職はしてもよい?
私の在職する会社は狭い業界に属しています。そんな会社から同業他社への転職はしてもよいのでしょうか? 私が転職活動をしていることが現職の会社にばれたりしないでしょうか?(27歳/女性)
A.結論OKです。同業他社への転職はよくあることです。
同業だからといって、特に難しく考える必要はありません。異業種への転職と同じように振る舞ってください。もちろん、退職前に秘密保持契約に、あるいは入社時の誓約書に、会社の秘密情報を漏洩しない旨の誓約をしている場合、同業であろうが異業種であろうが、会社の秘密事項は話すべきではありません。
なにが秘密事項にあたるのが気になる、という方もいらっしゃるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。一般常識の範囲内で、例えば社外秘として進んでいたプロジェクトや書類の内容は話さないといった程度です。というのも、面接などで知り得た情報は、その場での利用に限るのが大前提だからです。面接官が面接を通じてあなたの会社の秘密情報を引き出し自社のビジネスに利用する、といったようなことは原則起こりませんので、安心してください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
住永 正
【経歴】
法人営業に従事後、dodaのキャリアアドバイザーとして約10年にわたり1,500人以上の方の転職支援を行ってきました。医療業界に詳しいキャリアアドバイザーとして、業界専門誌「ミクス」Online上での連載「MR減少時代のサバイバル」執筆もしています。
【メッセージ】
職務経歴書を作り、応募して、面接して、内定をもらい、退職交渉をして、入社する。転職活動のプロセスは長らく変わっていないですが、転職市場の状況によって、どのプロセスが大変かが、大きく変わります。今、この時代に即した活動の仕方をお伝えします。