ビジネスパーソン（サラリーマン）の生涯年収は？ 平均年収ランキング（生涯年収・生涯賃金）【最新版】

2023年、7つのエリアで最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは「関東」（2億3,669万円）です。男女別でも、男性が2億6,478万円、女性が1億8,768万円で関東が全エリアでトップでした。続く2位は「東海」（2億1,182万円）、3位は「関西」（2億869万円）です。

7エリアのすべてで生涯年収は2022年から100万円以上増加しており、中でも上昇幅が大きかったのは「関東」で690万円アップです。ランキングの変化では、「北信越」（1億9,824万円）が前回5位から４位にランクを上げ、「中国・四国」（1億9,697万円）と順位が逆転しました。

11の職種分類で最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは、2億9,526万円の「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」でした。2位は「企画／管理系」（2億8,198万円）、3位は「技術系（IT／通信）」（2億6,039万円）で、トップ3の並びは前回と変わりません。男女別に見ても、最も生涯年収が高い職種分類は「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」で共通しています。

11の職種分類のランキング内で生じた変化は、「技術系（電気／電子／機械）」（2億3,894万円）が前回６位から5位へと順位を上げ、「金融系専門職」（2億3,842万円）と順位を逆転させたことです。11の職種分類すべてで生涯年収は2022年から300万円以上増加しており、中でも上昇幅が大きかったのは4位「営業系」で888万円アップでした。

10の業種分類で最も生涯年収（生涯賃金）が高かったのは2億8,840万円の「総合商社」でした。2位は「IT／通信」（2億6,146万円）、3位は「金融」（2億5,784万円）で、10業種すべてのランキングは前回と変わりません。男女別に見ると、最も生涯年収が高い業種は、男性は全体と同じ「総合商社」でしたが、女性は「IT／通信」（2億1,197万円）が1位でした。

10の業種すべてで生涯年収は2022年から250万円以上増加しており、中でも上昇幅が大きかったのは2位「IT／通信」で816万円アップでした。それに8位の「建設／プラント／不動産」（2億2,301万円）が713万円アップ、4位の「メーカー」（2億4,932万円）が623万円アップで続きます。