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転職Q&A(面接)

Q.面接の入室・退室の基本マナーとは?適切なノックの回数は何回?

ノックの回数は何回が適切ですか? 面接の入室・退室の基本マナーを教えてください。(E.Kさん/23歳)

A.ノックは3回。退出まで気を抜かず、あいさつ・お礼・お辞儀など基本マナーを押さえましょう

入室の際はゆっくり3回ノックして、落ち着いて面接に臨みましょう。入室・退室時の立ち振る舞いは、細部までチェックされていると考えてください。このときの態度ひとつで面接の合否が決まることもあるほど、重要な評価ポイントとなっています。必要なのはビジネスマナーと、貴重な時間をもらっていることに対する、面接官への感謝の気持ちを表現することです。退室時まで緊張感を途切れさせないように注意が必要です。

面接に備えよう!面接で必ず聞かれる5つの質問 ~回答例文と対策~

中途採用の面接では、多くの場合、自分が先に面接会場となる会議室や応接室に案内され、面接官があとから入室します。ノックして自ら入室するパターンと面接官があとから入室してくるパターンの両方のマナーを知っておくことは重要です。

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【自分があとから入室】ノックして入室する場合の手順とマナー

【1】ノックはゆっくり3回。面接官からの応答を待つ

入室の際はゆっくり3回ノックして、落ち着いて面接に臨みましょう。焦って早いノックをすると、「せかしている」「高圧的」という良くない印象を与えることがあります。心を落ち着かせ、ゆっくりとノックするようにしましょう。

【2】応答があったら「失礼いたします」と声をかけてからドアを開ける

室内から「はい」「どうぞ」などという声が聞こえたら、ドアを開ける前に「失礼します」と室内に聞こえるように声をかけてから入室します。ドアは静かに開けてください。もし、中からの返事がなければもう一度ゆっくり3回ノックします。それでも返事が聞こえない場合は、「失礼します」と言ってから入室するようにしてください。入室したら笑顔で自らあいさつするように心がけましょう。

【3】きちんと手を添えてドアを閉める

入室したら、静かにドアを閉めます。このとき、面接官に完全に背中を向けないこと、ドアが完全に閉まるまで手を添えておくことがポイント。後ろ手で閉めるのは雑な印象を与えるのでNGです。よほど大きな荷物でない限りバッグは持ったままでかまいません。

【4】面接官に向き直りその場であいさつをする

ドアを閉めて面接官に向き直り、面接官が自分を見たタイミングで自分からあいさつをします。「○○○○と申します。本日は面接の機会をいただきましてありがとうございます。よろしくお願いいたします」と、フルネームとお礼をセットにしてあいさつをすることが大切です。お辞儀は発声と同時ではなく、あいさつが終わったあとのほうがていねいです。

【5】「失礼いたします」と言ってから着席する

面接官から着席を促されたら、「失礼いたします」と言い、椅子に向かって移動して着席します。

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入室時にやってしまいがちなマナー違反

あいさつのときに自分の名前を名乗らない

普段、商談や仕事のアポイントでは、名刺交換というイベントがあるため、初めて会う方に対して率先して自己紹介をしなければならないケースは多くありません。名前を名乗り忘れる人が多いので注意しましょう。

【面接官があとから入室】会議室や応接室で待つ場合の手順とマナー

【1】部屋に案内されたら「ありがとうございます」とお礼をいう

中途採用の面接で多いのは、先に会議室や応接室に案内されて、面接官が後から入ってくるパターンです。案内係の方の後ろをついていき、部屋に通されたら「ありがとうございます」とお礼を述べて入室します。

【2】椅子の隣に立って面接官の入室を待つ

部屋に通されたら、椅子の隣に立って面接官の入室を待ちましょう。多くの場合は、案内係の方に、「おかけになってお待ちください」と声をかけられます。声をかけられた場合は、座って待っていてかまいません。座って待つ場合も、面接官が入室したら即座に立つようにしましょう。

【3】面接官が入ってきたらあいさつとお辞儀をして迎え入れる

面接官が入ってきたら、「〇〇〇〇と申します。本日はよろしくお願いします」と自らあいさつとお辞儀をして、迎え入れましょう。このとき、座ったまま迎え入れることのないように注意が必要です。

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【退室】面接官が出口などまで見送ってくれる場合の手順とマナー

中途採用の面接では、面接官が出口やエレベーターまで見送ってくれることが多いようです。最後まで気を抜かず、ほかの社員へのマナーにも注意しましょう。

【1】面接が終わったら「ありがとうございました」とお礼を言う

「これで面接は終了です」などと言われたら、まずは「本日は、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と、椅子に座ったままお礼を言いましょう。速やかにテーブルの上のものを片付けて、バッグを持って立ち上がります。

【2】面接官の少し後ろを歩く

退室の準備ができた段階で、面接官がドアを開けて退室を促してくれます。出口やエレベーターまでは面接官の少し後ろを歩きましょう。ほかの社員とすれ違ったときは、軽く会釈をすること。

【3】出口やエレベーターで再度、お礼とあいさつをする

出口に到着、もしくはエレベーターに乗ったタイミングで、しっかりと面接官に向き直り、「本日はどうもありがとうございました。よろしくお願いいたします」と、お礼とあいさつをします。

退室時にやってしまいがちなマナー違反

・ラフな口調になったり、不用意な発言をしたりする

面接が終わると途端に気が抜けて、口調が柔らかくなってしまったり、不用意に世間話を始めたりしてしまう人がいます。面接の評価は会社を出て完全にお別れするまでが対象です。最後まで緊張感を保ってください。会社を出る前にスマホの電源を入れるのもNGです。

・面接会場に残る面接官へのあいさつを忘れる

面接官が複数人いて、そのうちの一人が出口やエレベーターまで見送ってくれる場合、面接会場に残っている面接官へのあいさつを忘れてしまうケースが多々あります。マイナス評価につながるので注意しましょう。

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