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面接

転職の最終面接(役員面接)で聞かれることを解説|質問例・回答例と対策

一次面接、二次面接を終えていよいよ最終面接!「これまでの面接との違いって何?」「誰にどんなことを聞かれるのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では一次・二次面接と最終面接の基本的な違いや最終面接で気をつけたいポイントなど、よく聞かれる質問についてOK例文・NG例文とともに解説します。最終面接の前にすべき準備や具体的な対策方法についても解説しているので、万全に準備して最終面接に挑みましょう。

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もくじ

転職の最終面接(役員面接)とは

一般的に、中途採用の面接は2~3回行われます。最終面接は、決裁者である社長や役員が応募者を採用するかどうか、最終的な意思決定がなされる場ですが、一次・二次面接で現場社員からの評価は高くても、決裁者の目を通したときにその評価がひっくり返ることもあります。最後まで油断せずに臨み、内定を勝ち取りましょう。

面接時間は会社によってさまざまですが、40分程度が一般的です。

最終面接の目的

最終面接の目的は、応募者を採用するかどうかを最終的に判断することです。

一次面接や二次面接では、業務に必要なスキルや経験、人柄などが評価される傾向があります。一方、最終面接では「本当に入社する意思があるか」「企業の理念や方向性と合っているか」「将来的に会社へ貢献してくれる人材か」といった、より経営視点での評価が行われます。

そのため、これまでの面接以上に、志望動機やキャリアビジョン、自分の経験をどのように企業へ活かせるのかを具体的に伝えることが重要です。

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最終面接と一次面接・二次面接の違い

最終面接と一次面接・二次面接の違いは主に以下の点です。

項目 一次面接・二次面接 最終面接
面接官 現場社員や採用担当者が中心 役員や社長など経営層が中心
主な目的 スキル・経験・人柄・適性の確認 採用の最終判断
重視される点 業務を任せられるか、チームに合うか 入社意欲、企業との相性、将来性
質問内容 経歴、実績、転職理由、基本的な志望動機など 志望動機の深掘り、入社後のビジョン、貢献イメージなど

一次面接・二次面接では、現場の社員や採用担当者が面接官となるケースが多く、業務に必要なスキルや経験、部署との相性などを中心に確認します。

一方、最終面接では、役員や社長など経営層が面接官となり、企業全体の視点から採用を判断します。スキルや経験が基準を満たしていることを前提に、入社意欲や長期的な活躍への期待、企業理念との適合性などが重視される点が大きな違いです。

最終面接と役員面接の違い

役員面接とは、役員や社長などの経営層、または事業部長・本部長などの上位職者が面接官を務める面接を指します。企業によっては最終面接が役員面接となることが多いため、「最終面接」と「役員面接」はほぼ同じ意味で使われるケースも少なくありません。

ただし、企業によって選考フローや面接官の役職は異なります。大手企業では、最終面接で事業部長や本部長などが面接官を務める場合もあります。また、役員面接の後に社長面接が実施される場合や、役員面接が二次面接として行われる場合もあります。そのため、応募先企業の選考フローや面接官の役職を事前に確認しておくことが大切です。

転職の最終面接(役員面接)で面接官が見ているポイント6つ

転職の最終面接(役員面接)では、一次面接・二次面接とは異なる視点で応募者が評価されます。スキルや経験だけでなく、「この人と一緒に会社を成長させたいか」「長く活躍してくれる人材か」といった観点から総合的に判断されるのが特徴です。

ここでは、転職の最終面接で面接官が特にチェックしている6つのポイントを紹介します。

入社する意思はあるか

最終面接では、「本当に入社する意思があるか」を重点的に確認されます。第一志望である理由や入社後に実現したいことを、自分の言葉で具体的に伝えることが大切です。

転職理由や志望動機に説得力があるか

一次・二次面接で伝えた内容と一貫性があり、「なぜこの会社なのか」を論理的に説明できるかが評価されます。企業研究を踏まえ、自分の経験や価値観と企業の理念・事業内容を結びつけて伝えましょう。

入社後の長期的なビジョンはあるか

面接官は、入社後にどのようなキャリアを描き、長く活躍してくれる人材かを見ています。短期・中期・長期の目標を整理し、会社への貢献と結びつけて話せるよう準備しましょう。

スキルや経験を会社の業務や課題につなげて貢献できるか

最終面接では、これまでの実績だけでなく、その経験を入社後にどのように活かせるかが重視されます。自分の強みやスキルを具体的な業務や企業の課題と結びつけてアピールしましょう。

自分の強み・弱みを客観的に理解しているか

自分の強みを根拠とともに説明できることに加え、弱みを把握し改善に取り組む姿勢も評価されます。自己分析ができていることを示すことが重要です。

社風や理念とマッチしているか

役員面接では、スキルだけでなく企業文化や価値観との相性も確認されます。企業理念やビジョンへの理解を深め、自分の考え方や働き方との共通点を具体的に伝えましょう。

【回答例あり】転職の最終面接(役員面接)で聞かれる質問

「志望動機は?」「強みと弱みは?」など、質問自体は一次・二次面接と同じであっても、最終面接では「自社にどう貢献できるか」をよりシビアに経営者目線でチェックしており、説得力のある返答が求められます。最終面接で聞かれる代表的な質問例と、その質問意図、回答例、答え方のポイントや似たような意図の質問を紹介します。

志望動機(志望理由)に関する質問

「当社に応募した志望動機はなんですか?」

OK回答例文

「アジアへの積極的なグローバル展開と事業戦略に大変魅力を感じました。前職では台湾やフィリピンにおける企画開発をしていました。アジア地域でのスキルと経験を活かし、御社のベトナムでの新たなサービスの立ち上げに貢献したいと考えています」

NG回答例文

「今の会社は海外事業から撤退することになり、得意の英語力を活かすことができません。グローバル展開に積極的な御社で力を発揮し、できれば海外で働きたいと考えています」

答え方のポイント

  • 自分目線でやりたいことだけを話すのではなく、自分の経験が企業にとってどう役に立つのかを語る。
  • どのようなところに魅力を感じているかを明確にする。

質問意図

企業のどういったところに魅力を感じ、企業にどう貢献していきたいのか、入社意欲や熱意を確認しています。

似たような意図の質問

  • 当社にどのようなイメージを持っていますか?
  • 当社のどこに魅力を感じましたか?
  • 当社でどのようなことをやりたいですか?

【回答例文あり】最終面接を受ける前に、志望動機に関する質問への答え方を確認しよう

強み・弱みに関する質問

「ご自身の強みと弱みを教えてください」

OK回答例文

「私の強みは、目標達成のために周囲を巻き込む力です。前職ではクライアントから企画の見直しを求められることが多々あり、チーム全体のモチベーションも低下していました。私は、メンバー間での企画意図の理解度に差があることが原因だと思い、クライアントへのヒアリング段階から、チームメンバーに同席してもらうよう提案しました。チーム内で課題や企画意図の理解度の目線合わせをしながら、議論を進め直したのです。お客さまの声をじかに聞くことでチームのモチベーションはアップしたうえ、お客さまにとっても満足度の高い提案になり、100万円分の追加受注をいただけました。このように、課題を一人で抱え込むのではなく、チームで一緒になって事業に貢献することで、より大きな成果を手にできることが自分の強みです。
弱みは、人の話を尊重するあまり、決断に迷って時間がかかることがある点です。そのため、客観的に最良の決断を行えるよう、資料集めなど、判断材料をできるだけ多く集めることを意識して行っています。また迷ったときには、ユーザーやお客さまはどういったことを喜ぶか、というところに立ち返り、考えるようにしています」

NG回答例文

「私は常に思いやりを持って人と接することができるので、誰とでも打ち解けることができるのが強みです。弱みは朝に弱いところです」

答え方のポイント

  • 業務に活かすことができ、会社に貢献できる強みを伝える。その際、前職では自分の強みをどのように活かしていたかなど、具体的な話を織り込む。
  • 自分の弱みを客観的に把握し、改善に努めている姿勢を伝える。
  • 人柄や性格上の強みや、遅刻する、短気など、採用のリスクになるような弱みは言わない。

質問意図

「強み」では、応募者の人柄や人間性を知るほかに「自社の求める人物像に合っているか」「自社の業務に力を発揮できるか」などを判断しています。「弱み」では、「自分の短所を理解しているか」「その弱みを改善できそうか」などを確認しています。

似たような意図の質問

  • 長所と短所を教えてください。
  • あなたはどのような人だと周りに言われますか?
  • これまで仕事で失敗したことや苦労したことを教えてください。

【回答例文あり】最終面接を受ける前に、 あなたの強み・弱みに関する質問への答え方を確認しよう

経験・実績に関する質問

「あなたのこれまでの経験を当社の事業にどのように活かしていきたいと思いますか?」

OK回答例文

「私は前職でWebマーケターをしておりました。自社サイトの訪問者数は多かったものの販売数に結びついていなかったため、ページの遷移率をもとに導線を見直し、会員登録ページの入力項目やデザインを見直すなど、約7カ月かけた改善施策によって、CV数が2倍になりました。ABテストなどを行いながら、ユーザーにとって最適なWebサイトを模索した経験を貴社でも活かし、まずは既存のメディア成長に寄与します。その後は、オウンドメディアなどの新規事業にも貢献できるものと考えています」

NG回答例文

「マネジメント経験があるので、御社でもマネジメントポジションで力を発揮したいと思います」

答え方のポイント

  • 課題を客観的に分析できることをアピール。
  • これまでの経験を通して得たスキル、成果を具体的に伝える。
  • 自分の経験やスキルが会社の課題解決にどう役立ち、貢献できるかを具体的に伝える。

質問意図

一次・二次面接では現場の即戦力になるかどうかを判断していましたが、最終面接では会社が抱える課題の解決にどう貢献できるのかなどを判断しています。

似たような意図の質問

  • 壁にぶつかったときにはどう対応しますか?
  • 当社があなたを採用するメリットはなんですか?
  • 当社にどのように貢献していただけますか?

【回答例文あり】あなたの実力をアピールできるチャンス!経験や実績を聞かれた時の答え方を確認しよう

入社意欲に関する質問

「当社以外に応募している会社はありますか?」

OK回答例文

「前職の食品部門の営業スキルを活かせるという観点から、食品業界でほかに2社受けています。1社でお話が進んでいますが、『食から平和な世界を創生する』という御社の理念に共感し、また風通しのよい社風にも魅力を感じており、御社が第一志望です」

NG回答例文

「〇〇社の管理部と××社のマーケティング部(他業種、他職種)に応募しています」
「御社1本にしぼっています」
「ほかに3社受けましたが、全社落ちました」

答え方のポイント

  • 第一志望であれば伝え、入社志望度が高いことをアピールする。
  • 応募先の他社名まで出す必要はない。
  • 応募社数を伝えるのであれば、志望動機と一貫性があることを伝える。
  • 他社で話が進んでいる、内定が出ている人材であるという情報はプラスになることもある。
  • 応募している業種や職種が違うと志望動機に一貫性がないと思われる。

質問意図

ほかにどんな会社を何社受けているか、転職活動状況を確認しています。また、第一志望がどこであるかによって、応募者の中で自社がどのような位置づけになっているか、企業の選び方に一貫性はあるのかといったことも見られています。

似たような意図の質問

  • 内定を出したら入社していただけますか?
  • この業界でも当社を志望されたのはなぜですか?

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キャリアプラン・キャリアビジョンに関する質問

「当社に入社してからのキャリアビジョンを伺えますか?」

OK回答例文

「まずは、商品開発業務において新規商品・既存商品ともにヒット商品を展開できる力をつけたいです。数年後にはリーダーとして生産性の高いチームを作っていきたいと考えています。さらに5、6年後には新規事業展開にもかかわりたいと考えています。今の水産事業は国内消費量が頭打ちになっているため、今後はグローバル展開が必要だと考えているため、市場調査プロジェクトから立ち上げたいです」

NG回答例文

「まずは御社でWebエンジニアとしてのスキルを身につけて、将来的にはこれまでにない新しいアプリケーションを開発して会社の発展に貢献したいです」

答え方のポイント

  • 漠然としたビジョンではなく、いつまでに何を達成したいか、具体的なプランを伝える。
  • これまでのスキルや経験と今後のプランを紐づけて答える。
  • 志望動機と矛盾がないプランを伝える。
  • 結婚・出産など個人的なプランは伝えない。

質問意図

企業の方針や事業内容について理解した上で、この企業でどう成長していくか、どう貢献するかの具体的なイメージを描けているか確認しています。また会社と応募者の事業展開の方向性がマッチしているかも見ています。中長期的なビジョンまで考えておき、求められている人材の業務内容に紐づけて答えられるとよいでしょう。

似たような意図の質問

  • 10年後、どのようになっていたいですか?
  • 将来どんなポジションにつきたいですか?
  • 入社後の目標は何ですか?

キャリアビジョンの明確化が転職成功のカギ!キャリアビジョンの作り方や、面接での回答例、答え方のポイントを確認しよう

想定外の質問をされたときの回答例

面接では、事前に準備していなかった質問を受けることがあります。しかし、想定外の質問に対して「正解」を答えることよりも、落ち着いて考え、自分の考えを整理して伝える姿勢が大切です。

例えば、「あなたを動物に例えるとしたら?」と質問された場合は「結論→理由→具体例」の流れで答えると、内容が伝わりやすくなります。

「あなたを動物に例えるとしたら?」

OK回答例文

「私は犬だと思います。理由は、周囲と協力しながら目標に向かって行動することが得意だからです。前職では、部署を横断するプロジェクトでメンバーと連携し、スケジュール調整や進捗管理を担当しました。その結果、予定どおりにプロジェクトを完了できました。このような経験から、協調性を強みとする犬に近いと考えています」

また、すぐに答えが思い浮かばない場合は、焦って話し始める必要はありません。

OK回答例文

「ありがとうございます。少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか」

このように一言添えて数秒考える時間を取ることで、落ち着いて回答を組み立てられます。想定外の質問では、完璧な回答を目指すよりも、論理的に自分の考えを伝えることを意識しましょう。

逆質問に対する回答例

「質問はありますか?」

OK質問例文

「御社の〇〇事業について興味を持っています。××が課題ではないかと考えていますが、今後の展望を教えていただくことはできますか?」

⇒即戦力として期待できそうな仕事への積極性や意欲が感じられます。

NG質問例文

「会社の理念を教えてください」

「御社の売り上げを教えてください」

⇒会社の基本情報や事業内容を聞くと、事前に企業研究をしていないことが明らかになります。

NG質問例文

「〇〇についてまったく未経験ですが大丈夫でしょうか」

「入社後にスキルを磨くことはできますか?」

⇒自分のスキルのなさや消極的な面をアピールしてしまっています。

逆質問のポイント

  • 役員や社長だからと遠慮して、「特にないです」で終わらせないこと。
  • 会社や事業の将来的なビジョンなど、経営層だからこそ聞きたい質問を用意しておく。
  • 入社の最終判断を下す人であることを忘れずに、上から目線の言い方にならないように気をつける。
  • 会社や事業、業務について具体的なことを尋ね、入社意欲をアピールする。
  • 調べれば分かることを質問しない。
  • 逆質問は3~5個程度準備しておくと安心。

似たような意図の逆質問

  • 異業種からの転職になります。御社の業種について学んでおりますが、勉強しておいたほうがよいことはありますか?
  • 昨年の商品リニューアルによってどのような変化やメリットがありましたか?

最終面接で聞かれる逆質問は、一次や二次面接の逆質問とは何が違うのか、例文を見比べてみよう

転職の最終面接(役員面接)で内定を目指すための対策4つ

最終面接は、これまでの選考を通過した応募者の中から、最終的な採用可否を判断する重要な場です。一次面接・二次面接で好印象を与えていても、入社意欲や企業理解が十分に伝わらなければ、不採用になることもあります。

内定を獲得するためには、これまでの面接内容を振り返るだけでなく、企業研究や志望動機、入社後のキャリアビジョンまで見直し、経営層の視点を意識した準備を行うことが大切です。ここでは、最終面接前に実践したい4つの対策を紹介します。

対策① これまでの面接と自分の強みを振り返る

一次・二次面接を受けた後で、必要なアピール要素も見えてくると思います。また最終面接では、より具体的な話を聞かれることも。その場合にはアピールポイントも変わってくるので、そうしたことを踏まえて、もう一度作戦を練り直しておきましょう

〈一次・二次面接の振り返り〉

  • 経験やスキル、入社意欲など、一次・二次面接で十分に伝えきれなかったことがあれば、洗い出しましょう。それまでの面接で「こういうことを求められているのだな」「こういうスキルが欲しいのだな」と感じたことをもとに作戦を立て直します。そのためには、「入社後はどんな仕事を任せてもらえるのか」など、自分から情報を取っておくことも大切です。
  • 一次・二次面接で現場担当者と話す中で見えてきた、社風や職場の雰囲気、業務課題、今後の事業方針などの感想をまとめます。業務とマインドの両面で振り返るとよいでしょう。
  • 転職エージェント経由での応募では、ライバル候補者や企業側のフィードバックをもらえることも。情報を集め、より効果的なアピールをするために、エージェントの利用をおすすめします。

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〈自分のスキルや強みの伝え方〉

  • 一次・二次面接を振り返った上で、最終面接で役員や社長に響くアプローチの仕方を考えてみましょう。自分のスキルや技術がその要望に応えられること、さらに会社が抱えている課題を解決するという視点で、自分の強みをアピールするとよいでしょう。
  • 「〇〇の取り組みに関して意欲がわきました」「社員の仕事に対する〇〇な考え方がとても魅力的に感じられました」「〇〇の姿勢に共感しました」など、一次・二次面接で感じたこととつながる志望動機を改めて考えてみましょう。

最終面接を受ける前に、自分の強み・弱みを診断してみよう【自己PR発掘診断】

対策② 企業研究をさらに突き詰める

一次・二次面接の段階では、企業研究として会社の基本情報や会社を取り巻く環境などについて調べ、最終面接ではさらに踏み込んで、「業界における会社の立ち位置」や「事業を今後どう展開していくべきか」といったことも考えておきます。

例えば、コーポレートサイトに載っている情報やIR情報、競合他社のサイト、日経新聞などで最近のニュースを調べてみましょう。また「会社名」「社長名」「役員名」と「戦略」などのキーワードで検索すると、いろいろな記事が出てきます。

そうしたものに目を通し、「会社は業界何番手の位置にあるか」「今後どう事業を展開して発展させていくのか」「そのための課題は?」「課題をどうやって解決するのか」などを、自分の業務に関連づけて考えておきましょう。受け答えにより具体性が増します。

対策③ 応募先でなければいけない志望動機を考える

なぜその会社に入りたいのか、なぜそこで働きたいのか、「その会社でなければならない」志望動機を考えて、入社意欲をアピールできるよう準備しましょう。

例えば「〇〇の視点が自分に合っている」「自分のキャリアやスキルを活かして価値を発揮し、事業に貢献できる」「今後自分が実現したいことと会社のビジョンが一致している」など。これまでの自分のキャリアや考えが、会社の事業や理念、ビジョンなどに一致していることを論理的に組み立てておきます。

「対策② 企業研究」でさらに深めた、会社に対する理解を志望動機につなげることもポイントです。もともとの志望動機に加え、「企業の開発方針に共感した」など一次・二次面接で聞いた内容・感想を加えるとよいでしょう。さらに競合他社との違いを伝え、「その上で御社に魅力を感じました」と伝えれば、志望意欲とともに、企業について研究していることもアピールできます。

志望動機の回答のポイントは「御社でなければならない」理由が必要!企業研究を徹底して行いましょう。

対策④ 応募先での将来ビジョンを語れるようにしておく

自分のビジョンをしっかり持っていることは大切ですが、最終面接では、「自分がどうなりたいか」という個人の話だけではなく、自分のビジョンと会社への貢献などをつなげて考えることが大切です。

入社後にどのようなことをしたいのか、数年後の中長期的な視点も交えて、働く意思を伝えられるように考えをまとめておきましょう。自分がどうなりたいのか、といったことに加えて、組織と顧客にどう自分の価値を発揮していくかが重要です。

〈短期・中期・長期のビジョンの例〉

  • 短期(1~2年):今回の募集ポジションで一人前となり、自分の価値を発揮できるようになる。そのために足りない能力を補っていく。
  • 中期(3~5年):チームのリーダーとなり、新しいアイデアを出していく。自分の成長だけではなく、自分の力や価値を組織や顧客といった周囲に対して発揮し、貢献していく。
  • 長期(5年以上):担当業務のエキスパートとして、組織の方向性を示し、牽引していく。

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転職の最終面接(役員面接)に関するよくある質問

最後に、転職の最終面接についてよくある質問をまとめました。面接前の不安や疑問を解消し、自信を持って最終面接に臨みましょう。

  • 転職の最終面接のお礼メールは送ったほうがよいですか?

  • 必須ではありませんが、感謝の気持ちや入社意欲を伝えたい場合は送るとよいでしょう。お礼メールを送ったことで選考結果が有利になるとは限りませんが、ていねいな印象を与えられる可能性があります。送る場合は、面接当日中、遅くとも翌日までを目安に送るのがおすすめです。 【例文あり】面接後のお礼メールを送る場合のすぐに使えるメール文例を確認しよう
  • 最終面接の結果はいつごろ届きますか?

  • 最終面接の結果は、企業によって異なりますが、電話やメールであれば3日程度、郵送の場合は1週間以内に連絡が来るケースが一般的です。ただし、選考状況や社内調整によっては2週間程度かかることもあります。企業から案内された期日を過ぎても連絡がない場合は、採用担当者へ問い合わせても問題ありません。 面接結果待ちの期間は通常どれぐらいで届く?
  • 最終面接はほぼ受かるって本当ですか?

  • 「最終面接まで進めばほぼ受かる」といわれることがありますが、必ずしもそうとは限りません。企業によっては、最終面接でも複数の候補者を比較し、採用可否を判断するケースがあります。 また、最終面接では入社意欲や企業理念との相性、長期的に活躍できる人材かどうかが重視されるため、一次面接・二次面接を通過していても不採用になる可能性はあります。最後まで気を緩めず、企業研究や志望動機、キャリアビジョンを整理した上で臨むことが大切です。

転職の最終面接(役員面接)は事前準備が内定へのカギ

転職の最終面接(役員面接)では、入社意欲や企業との相性、将来的な貢献度が重視されます。そのため、企業研究や志望動機、キャリアビジョンを整理し、自分の経験をどのように活かせるかを具体的に伝えることが大切です。

この記事で紹介したよく聞かれる質問例や対策を参考に十分な準備を行い、自信を持って最終面接に臨み、内定獲得を目指しましょう。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

瀬戸口 瑞恵(せとぐち・みずえ)

国家資格 キャリアコンサルタント
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー

【経歴】
教育業界での営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に「株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)」に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客さまの転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

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