ランキング・データ・調査

平均年収ランキング2010
臨床開発の平均年収｜メディカル関連職

平均年収（最新版）はこちら

	25〜29歳	30〜34歳	35〜39歳
平均年収	467万円	575万円	607万円
全体平均比	+70万円	+113万円	+81万円
最高額	750万円	980万円	950万円

年収の傾向

臨床開発のアウトソーシング化が加速。ニーズが高く、年収UP

臨床開発の平均年収は539万円となりました。昨年比23万円増です。製薬メーカーが臨床開発を中心に業務のアウトソーシング化を進めた結果、マーケットが拡大しています。案件が増え残業代も増えたため、全体的に年収が増加傾向にあると考えられます。また年齢や経験で年収のばらつきがあるというよりは、若い内から高収入が期待できることも臨床開発の特徴と言えるでしょう。

年収アップに必要なのは？

臨床企画・国際共同治験に携わる

年収UPのポイントは、より上流の領域に携わることだと言えるでしょう。具体的には、モニタリングのみではなく臨床企画・プロトコル作成に携わること、また英語力を磨き国際共同治験（グローバルスタディ）に携わることなどが考えられます。さらに経験を積み、マネジメント職に就くことができれば、年収UPへの期待もさらに膨らむでしょう。

気になる「あの職種」の年収は？

臨床開発を経験した人が、こんな職種にキャリアチェンジする例も。平均年収をチェックしてみましょう。

薬剤師
MR

どんな仕事？

医療現場の新しい技術や薬品開発において、製品として認可を受けるために「治験薬」として臨床の場で効果や副作用の有無などを検証する仕事です。具体的な職種としては、「臨床開発モニター」「データマネジメント」「統計解析」「メディカルライティング」「薬事」「プロジェクトマネジメント」「QC（Quality Control）」「QA（Quality Assurance）」「メディカルドクター」が挙げられますが、いずれも高度に専門的な知識が求められるとともに、高い語学力も同時に求められます。