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7年越しの志を持って飛び込んだ異業界 「障がいのない社会をつくる」 株式会社LITALICO 中俣博之さん (2014年転職) - 共感転職 doda Emotional Matching

7年越しの志を持って飛び込んだ異業界 「障がいのない社会をつくる」 株式会社LITALICO 中俣博之さん (2014年転職) - 共感転職 doda Emotional Matching

doda EMOTIONAL MATNG

年越しの志を持って飛び込んだ異業界

「障がいのない社会をつくる」

株式会社LITALICO
中俣博之さん(2014年転職)

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  • A Side:共感を生む仕事の発起人
  • B Side:思いに共感した転職者
経営戦略本部長中俣博之(なかまた・ひろゆき)さん
1984年生まれ。筑波大学第三学群卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。新規事業開発をはじめ、国内・海外企業との提携・買収案件や、海外支社での経営企画・戦略を担当し、帰国後はゲーム開発の部長職などを歴任。2014年7月株式会社LITALICOに入社。同年10月、取締役に就任。

志ある人が本気でコミットしなければ、
社会なんて変えられない

中俣さんの前職は、大手ITベンチャーの株式会社ディー・エヌ・エー。主力事業であるゲーム事業の部門長を務めていた。2008年に新卒入社して以来6年強で、営業、カスタマーサポート、ゲーム企画、広告制作、宣伝、人事、企業提携・買収、海外支社での経営企画と幅広い経験を積んできた。当然、仕事には手ごたえとやりがいがあったと言う。そんなキャリアを持つ中俣さんが、まったくの異業界であるLITALICOになぜ転職したのか?

「学生時代、就職活動前に人生で成し遂げたいことを考えた時、いずれは障がい者支援の仕事をしようと決めたんです。兄が重度の知的障がいを持っていて、世の中の不条理な側面を見て育ったせいか、そういう社会を変えたいっていう強い欲求がありました」。同級生たちが皆、コンサルティングや広告など華やかな業界を選んでいく姿に、福祉という業界はまだまだ皆に真っ先に選ばれる業界ではないことも痛感する。「これは志ある人が本気でコミットしないと社会なんて絶対に良くならないな、とはっきり気づいて。だったら自分は実践する側に行きたい、と思ったんです」

いずれは障がい者支援の仕事を。その前に、まずは自己成長できる会社で力をつける。これが、学生時代の中俣さんの就職活動の軸となった。変化が激しくて競合も多く勝ちパターンの決まってない業界、若いうちから裁量権を持てるベンチャー企業。そんな基準で入社したディー・エヌ・エーで、幅広い経験にこだわって力をつけてきた。「いずれは」をいつにするかは常々考えていたが、30歳を区切りとして転職することを決意した。

転職先はLITALICO1社に決めていたと言う。出会いは、ディー・エヌ・エーの採用責任者時代に出会った学生の内定先としてだった。「LITALICOを知る前は、起業することも考えていました。でも、そんな会社があると知って調べると、『あれ、俺がやりたかったことを始めてるじゃないか!』って」。障がい者の生活の場として施設を運営する会社は無数にある。だが、「自立や就労の支援をして、働いて自力で生きて行く選択肢を現実的に提供している企業、それもちゃんと利益を出しながら成長して、多くの人に価値提供し続けている企業は、おそらく日本では少数で、LITALICOはその中でも最も影響力が大きいと感じました」

入社後3カ月。ハンパない手ごたえ

転職してまだ3カ月だが、経営戦略本部長として新事業立ち上げプロジェクト責任者をはじめ、あらゆる事業、職務を幅広く担当している中俣さん。ここに来て良かったと思うのは、「もう毎日ですよ。中目黒駅で電車を降りた時点からハンパなくやる気がみなぎってしまって(笑)。転職者のフレッシュな視点は、最初の3カ月が勝負だと思っているので、あらゆる提案をバンバンしています」

例えば、それまで実施していなかった内定辞退者へのインタビューを提案して実行すると、辞退を決めていた学生が思いとどまった。経営会議では、「空気を読まずに、初歩的なことからめんどくさいことまで何でも発言していた」ところ、これまでほとんど社長が話していたのが、他の参加者たちも積極的に発言するようになった。他にも数多くの提案をしており、どんどん実行に移されているという。

LITALICOのいいところは、「今までの方法を否定される提案であっても、入社して間もない人の発言でも、その内容自体に価値を感じればちゃんと受け入れてくれる」こと。「障がいに限らず、一人ひとりの多様な個性を認めて尊重する社風があるんです。そんな人たちがこれだけ揃っていることは、ものすごい強みですよね」

その強さを実感した出来事がある。ある事業部長と1時間半ほど打合せをして、いくつか提案をして席に戻ったあとのこと。しばらくするとその事業部のメンバーから次々に、ご相談、ご相談、ご相談、と打合せ依頼のメールが殺到した。その事業部長が「中俣にいろいろ意見をもらうといい」とメンバー全員に伝えたからだった。「自分の仕事を、サービスをより良くしたい、っていうモチベーションが皆すごく高いんですよね。この熱量の高さは、志の高さからくる部分も大きい。この会社で私が成し遂げたいことは、この仲間となら実現できると思います」

自身が感じてきた社会の不合理に切り込む

これからまず注力したいのは、インターネットを利用した新規事業、教育支援サービスの立ち上げだ。LITALICOがこれまで幼児教育・学習塾Leafや、IT×ものづくり教室Qremoで培ってきたノウハウを展開して、新しい教育の形を社会に提案したいと言う。「教育×テクノロジーの領域って、一般的には儲からないと言われているんですけど。世の中に存在しないといけないことをLITALICOはやってきているので、その思想に沿って新規事業にも取り組みたいです」

LITALICOとして今後取り組むテーマも、学生時代から中俣さんが実現したいと考えていた「障がいのない社会をつくる」ことに直結している。就労支援サービスを提供する対象層を広げたり、障がい児を持つ親たちに向けた家族支援サービスを立ち上げたり。そんな事業を通じて、中俣さんはこれまでの人生で感じてきた社会の不合理に切り込み、障がいのある人たちが個性や長所を活かしていきいき働ける社会をつくりたいと言う。

「社長の長谷川ともよく話すんですけど、障がい者の障がいの多くは、社会がつくっているんですよね。一人ひとり持ち味も成長ペースも違うのに、『普通』という基準に照らして『障がい』と見なしていることも多い。でもそのくらい、障がいという概念はあやふやなものだからこそ、変えていけると信じているんです」。新天地での中俣さんのチャレンジが形になる日も近いはずだ。

Side:A 共感を生む仕事の発起人 - 「障がい」という概念そのものを変える事業

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