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二次面接の逆質問例文20選! 高評価につなげるコツを解説

二次面接の逆質問は、ご自身をアピールしつつ、より企業理解を深めるための大切な要素です。本記事では、逆質問で好印象を残すためのコツを質問例20選やNG例とあわせてご紹介します。面接ごとの逆質問の違いについて詳しく知る

※中途採用の面接は、2回または3回実施されるのが一般的です。面接官の役職によって質問内容や気をつけるべきポイントは異なります。どの役職の面接官が担当するかは企業によって違いますが、次のケースが多く見られます。

  • 一次面接:配属先の社員、人事担当者
  • 二次面接:配属先の責任者
  • 最終面接:社長、役員、人事責任者

この記事では、面接官が配属先の責任者であることを想定し、二次面接における逆質問のポイントを解説します。

※2回目の面接であっても、「最終面接」は役員など決裁権のある方が面接官となるのが一般的です。その場合は二次面接ではなく、最終面接の逆質問記事を参考にご覧ください。

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そもそも二次面接の役割って?

二次面接は、一次面接で確認した人柄に加えて、あなたの業務スキルと募集ポジションとのマッチ度を見極める場です。

面接官は配属先の責任者が多く、あなたの経験やスキルを深く掘り下げ、組織で活躍できるポテンシャルがあるかを見極めます。

これまでの経験が、企業の求めるスキルとマッチすることを、具体的なエピソードを通してアピールすることが重要でしょう。

単にスキルがあるかだけでなく、組織とのマッチ度も評価されるため、面接官に入社後の活躍をイメージしてもらうことが、二次面接突破の鍵といえます。

一次面接との違い

一次面接と二次面接の最大の違いは、面接の目的と問われる質問の深さにあります。

一次面接では、応募者の基本的なスキルや経験、職務経歴書や履歴書に基づいた質問が中心です。

配属先の社員や人事担当者が面接官を担当し、基本条件となる経験やスキル、ビジネスマナーが備わっているかを確認します。

一次面接の逆質問例文25選!好印象のコツやNG例を徹底解説

一方、二次面接では、配属先の責任者が担当することが多く、業務スキルが実際の業務内容にフィットしているかを問われ、即戦力として中長期で活躍できる人材かどうかが評価のポイントになります。

この違いを理解した上で、二次面接に向けた準備を整えることが重要です。

二次面接で逆質問を問われる理由

二次面接で逆質問を問われる理由を把握し、活用できるよう必要な準備をしましょう。

志望度の高さを確認するため

面接官は逆質問を通して、応募者がどれほど自社に興味を持っているのか、そして入社後のキャリアを具体的にイメージできているのかを見極めようとしています。

例えば、具体的な業務内容やキャリアパスに関する質問をすることで、あなたのキャリアプランや転職の軸と企業とのマッチ度を示せるでしょう。

また、企業のビジョンや文化についての質問は、あなたが企業理解を深めようと努力している姿勢をアピールできます。

応募者の不明点・不安を解消するため

逆質問には、業務内容に対する疑問や不安を解消し、入社後のミスマッチを防ぐ目的もあります。

例えば、具体的な業務内容や期待される役割について質問することで、自分のスキルや経験をその企業でどのように活かせるのかを明確にイメージできるようになるでしょう。

転職後の業務への不安を解消することは、長期的なキャリア形成にもつながります。

入社後のミスマッチを防ぐため

いくら面接官からの評価が高くても、業務内容や企業風土が応募者の希望と合わなければ、入社後のギャップにつながるリスクがあります。企業はこういったミスマッチを防ぐ目的でも、逆質問の場を設けています。

例えば、あなたが「より規模の大きい案件に携わる」ことを転職の目的としているなら、入社後に携わる案件の内容が重要になるはずです。

面接官からの説明を待っているだけでは回答を得られないケースも多いので、応募者側から逆質問を行い、積極的に疑問を解消する必要があります。

二次面接の逆質問を準備する際のポイント

二次面接で効果的な逆質問をするためには、事前の準備が不可欠です。ご紹介する4つのポイントを押さえて、着実に逆質問の準備を進めましょう。

一次面接を踏まえて感じた印象や疑問点を振り返る

まずは、一次面接で得た情報をもとに、企業への理解を深めるための質問を考えましょう。 一次面接で企業や業務内容についての説明を受けている場合は、その内容を踏まえて具体的な業務内容やプロジェクトの進め方など、さらに深掘りしたいことをまとめておきましょう。

企業が求める経験やスキルを再度確認する

次に企業の公式サイトや採用サイト、求人情報などを参考に、どのようなスキルや経験が求められているかを改めて確認しましょう。

二次面接では、入社後に活躍できるかを見極めるために、経験やスキルが応募ポジションに合致しているかを具体的に確認されることが多いです。

企業が求めている人材であることをアピールできるような逆質問を準備するために事前の情報収集をていねいに行い、企業に貢献できることを伝えられるようにしましょう。

洗い出した内容を質問の形に整理する

面接に向けて、洗い出した疑問点やアピールポイントを、面接官に伝わりやすい質問の形に整理しましょう。質問の意図や背景を明確に伝えられるよう、簡潔さと具体性を意識することが大切です。

最初に質問内容を簡潔に伝え、その後に質問の意図や背景を説明すると、面接官は質問内容を理解しやすくなります。

想定した逆質問が既出でないか調査する

準備した逆質問が、企業の公式サイトや採用サイト、一次面接で既に説明済みの内容ではないか最終確認しましょう。

社員インタビューや部署紹介など、公開されている情報を踏まえ、より深い内容を質問すると、企業への興味関心を示すことができるでしょう。事前に企業の情報を調べ、面接官にポジティブな印象を与えましょう。

二次面接で印象に残る逆質問をするための5つのコツ

二次面接における逆質問は、あなたの企業への関心度、理解度、そして入社意欲を示すことにもつながります。

面接官の役職や部署に合わせて質問内容を調整し、積極的な姿勢を示すことで、より印象的な逆質問をすることができるでしょう。ここでは、面接官にあなたの熱意を伝えるための5つのコツを解説します。

POINT 1 質問内容を面接官の役職や部署に合わせる

逆質問では、質問内容を相手に合わせて調整することが大切です。二次面接では、配属部署の責任者や人事責任者が面接官になることが多いため、部署の体制やミッションなど、より配属部署全体を見渡した質問ができます。

面接官が配属先の部長クラスの場合は、事業への興味や、部署内でのキャリアパス、活躍している社員の共通点など、より広い視点での質問が効果的でしょう。

最終面接では配属先の責任者が面接官でないケースもあります。具体的な業務や配属部署について気になることは、配属先の責任者が担当することが多い二次面接で、質問しましょう。

POINT 2 面接官個人の考えを聞く

面接官個人の考えについて質問するのは、一次面接に続き、二次面接でもおすすめです。例えば「仕事を進める上で、大切にされていることは何ですか?」といった質問は、入社意欲があり、具体的に働くイメージを持ちたい思いが伝わります。

余裕があれば、面接官の回答をさらに深掘りすることで、コミュニケーションが生まれ、自己アピールとしても、質問の場としてもより有益に働くでしょう。

ただし、業務と関係ない内容や、面接官が答えづらい質問をしてネガティブな印象を与えてしまわないよう、気をつけてください。

POINT 3 質問だけでなく自分の考えや質問の意図を伝える

質問をする際は、質問の背景や意図を添えることで、自身の考え方や意欲も一緒に伝えられます。例えば、「将来的にはリーダー・課長と役職をつけてステップアップしていきたいと考えています。

役職の方に求められる資質や、どのようなステップを踏むのかについて教えてください」のように、自分のキャリアプランを伝えた上で質問すると、積極的な姿勢を示すことができ、自分が知りたい回答を得やすくなるでしょう。

POINT 4 前向きな姿勢をアピールできる言い回しを使用する

逆質問では、前向きな姿勢や学ぶ意欲をアピールすることが重要です。

例えば「御社で活躍できるよう成長したいのですが、どのようなスキルや知識を持った社員が必要だとお考えですか?」といった質問をすることで、入社後の成長意欲を示すとともに、企業が求める人物像を理解しようとする姿勢をアピールできます。

面接官へ入社後の成長ポテンシャルや活躍に対する期待を高めるために逆質問の場を活用しましょう。

POINT 5 逆質問の回答をさらに深掘りする

逆質問に対する回答をさらに深掘りすることで、コミュニケーション能力と理解度の高さをアピールできます。

例えば「先ほどのご回答についてもう少し詳しくお伺いしたいのですが、具体的にはどのような取り組みをされていますか?」など、具体的な質問をすることで、より深い情報を引き出せます。

無理に深掘りする必要はありませんが、面接官の回答にも積極的に関心を持ち、理解を深める姿勢を示しましょう。

好印象を残せる!二次面接でおすすめの逆質問【例文20選】

さまざまな角度から、二次面接で使える逆質問の例文を20個ご紹介します。面接準備の参考にぜひご覧ください。

業務内容やキャリアプランについて

  • 例1 入社後のイメージを持ちたいのですが、どのような仕事から担当することになるのか教えていただけますでしょうか?

  • 例2 このポジションでは、提案力や調整力といったスキルが重要と伺いましたが、特に重要なスキルはあるでしょうか?

  • 例3 入社後の仕事内容をイメージするために、このポジションの成果指標について可能な範囲で教えていただきたいです。

  • 例4 実務をイメージするために、業務の報告経路や指揮系統(レポートライン)を伺えないでしょうか?

  • 例5 入社後、最初の6カ月間で期待される成果としてはどのようなものがありますか?

  • 例6 業務内容には、いくつかの領域を横断して携わると記載がありましたが、携わる割合としてはどの程度になるのでしょうか?

  • 例7 〇〇の経験を活かしながら、将来的には〇〇の分野の経験も積みたいと考えております。スキルの幅を広げていくことは可能でしょうか?

  • 例8 御社の売り上げとしては〇〇の分野の比率が高いですが、関わる案件も〇〇の分野が多いのでしょうか?

  • 例9 業務をイメージするために、入社後に担当する業務や1日の流れをお伺いしたいです。

  • 例10 事業の方向性を伺いたいのですが、これから特に力を入れていく予定の領域はありますか?

求める人物像や姿勢について

  • 例1 御社で活躍しているのはどんなスキルやマインドをお持ちの方でしょうか? 入社後に即戦力として活躍したいと考えているので、ぜひ参考にさせていただきたいです。

  • 例2 御社で特に大切にされている考え方や価値観はあるでしょうか?

  • 例3 関係部署が多岐にわたると伺いましたが、部署間での連携ではどのような姿勢が求められるでしょうか?

  • 例4 中途採用の社員に特に求めたいことや期待することがあれば教えていただきたいです。

  • 例5 仕事への向き合い方について理解を深めたいのですが、御社の社員の方に共通していることはありますか?

会社や部署の雰囲気・働き方について

  • 例1 御社の採用サイトなどから、コミュニケーションを大事にする社風であると感じたのですが、部署内はどのような雰囲気なのでしょうか?

  • 例2 テレワークと出社を組み合わせた働き方だと伺いました。テレワーク中はどのようにコミュニケーションをとられていますか?

  • 例3 出張が多い職種だと認識していますが、入社後を具体的にイメージするために、頻度や期間について目安があれば教えていただきたいです。

  • 例4 風通しの良い社風だとお見受けしているのですが、社内でのコミュニケーションを促進する仕組みがあれば教えてください。

  • 例5 部署の雰囲気づくりのために、大切にされていることはありますか?

二次面接の逆質問で注意したいNG例と解決方法

逆質問の仕方によってはアピールにもつながる一方で、印象を下げてしまうリスクもあります。

二次面接の逆質問で注意したいNG例を3つのポイントでご紹介します。二次面接の準備にぜひご活用ください。

主体性に欠ける質問は避ける

二次面接は、一次面接よりも応募者個人の積極性や主体性がより重視されます。受け身の姿勢に捉えられるような質問は避けたほうがよいでしょう。

例えば「この会社でどのようなスキルが身につきますか?」といった質問は、受け身な印象に映ります。代わりに「〇〇のスキルをさらに磨きたいと思っていますが、御社でそのような経験を積める機会はありますか?」などと自身のビジョンを交えた質問に変えることで、成長意欲と主体性を効果的にアピールできるでしょう。

ほかの企業と比較するような質問は避ける

選考が進むにつれ、最終的に自分にとって最適な転職先を見極めたくなる気持ちは理解できますが、他社の名前を具体的に挙げて比較する質問は好ましくありません。

例えば「業界内で○○○社さんや△△△社さんはリモートワークが進んでいますが、御社の制度はどうですか?」などと相対的に評価しようとすると、志望度が低い印象を与えてしまいがちです。他社と比較するような質問は避けたほうがよいでしょう。

一次面接と同じ質問やこれまでの面接内で回答済みの質問は避ける

面接官は、二次面接内はもちろん、一次面接も含むこれまでのすべてのやり取りを通して合否を判断しています。一次面接で既に回答されている内容を繰り返し尋ねると、情報を整理できていない、または下調べ不足という印象を与えかねません。

もし一次面接で質問した内容に関して疑問点が残っている場合は、「一次面接で○○と伺ったのですが、自分なりに考えたところ△△という認識で合っていますか?」のように深掘りする形での質問がおすすめ。面接官との認識をすり合わせつつ、主体的な姿勢も示すことができるでしょう。

二次面接の逆質問に関するよくある質問

二次面接の逆質問に関して多くの人が抱きがちな疑問とその対策をご紹介します。二次面接準備の仕上げとして、逆質問に対する不安や疑問を解消しておきましょう。

逆質問に答えてもらった後の終わり方は?

A.感謝の言葉を伝えて締めるのが理想的です。

逆質問の最後には、「お話を伺い、より一層御社で働くイメージが明確になりました。ありがとうございます」などと、面接官が回答してくれたことへの感謝を述べると好印象に映りやすくなります。

また、「お話を伺い、ますます御社での業務に興味を持ちました」などといった一言を添えることで、意欲まで伝えられるでしょう。

質問したいことが思いつかない…二次面接ですべき質問はある?

A.必ずしも「これを聞くべき」という決まった質問はありません。

企業にとっても、あなたにとっても重要なのは、入社後のミスマッチを防ぐことです。何を聞けばよいか分からないときは、転職でかなえたいことを満たしているのか、自分のこれまでの経験がどのように活かせるのかを深掘りする質問がおすすめ。

自分の成長や仕事のやりがいに直結するポイントを確認することで、入社後のイメージをより明確に描けるでしょう。

質問は事前にいくつくらい用意しておくべきでしょうか?

A.最低でも3〜5個の質問を用意しておくのが理想的です。

面接の流れによっては、事前に考えていた質問の一部が説明されてしまうことがあります。複数の質問を準備しておくことで、柔軟に対応できるようになるでしょう。

また、質問にバリエーションを持たせることで、業務内容や企業風土、キャリアパスなど、自分が重視するポイントをより深く理解することができます。

二次面接では何個くらい逆質問できる?

A.厳密なルールはありませんが、一般的には2~3個程度を目安にするとスムーズです。

あとは面接官とのやり取りの流れを見ながら、関心のあるテーマをしっかり掘り下げることが大切です。あまり多すぎると時間を取り過ぎてしまうだけでなく、本来聞きたかったことに時間を割けない可能性もあります。

あとは面接官とのやり取りの流れを見ながら、関心のあるテーマをしっかり掘り下げることが大切です。あまり多すぎると時間を取り過ぎてしまうだけでなく、本来聞きたかったことに時間を割けない可能性もあります。

二次面接の逆質問は業務スキルや志望度のアピールに効果的!

二次面接では、働き方や業務内容を深掘りしながら、自身の成長意欲や企業への入社意欲を示すことが重要です。漠然とした質問や他社比較などは避け、前向きな姿勢を伝えましょう。また、一次面接と重複した質問も、意図がなければ避けましょう。

一次面接を経ているからこそ、より深掘りした内容を尋ねられるよう準備することが大切です。具体的な逆質問を行うことで、ミスマッチを防ぎつつ自己アピールにつなげることができます。

逆質問を含む面接対策について不安がある方はキャリアアドバイザーへの相談もおすすめ。 経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの不安や疑問に合わせて適切な逆質問のコツをお伝えします。ぜひお気軽にご相談ください。

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二次面接の次はいよいよ最終面接です。内定獲得のための最後の難関となる最終面接でも逆質問は大きな意味を持ちます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

最終面接の逆質問~例文20選!NG例や内定獲得に向けた差別化のコツを解説

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