センスや適性を見るとともに、仕事への理解度も求められます。もちろん経験職種であれば「どういったところに気をつけていたか」や「この仕事をうまくこなすコツ」といった点に表れるあなたの適性が見られます。
一方で経験のない職種であっても、職務内容やその役割、求められることを理解していれば、それに応じるために必要な要件というのはある程度想像がつくはず、というのが面接官の考え。内容が正しい(合っているか)もさることながら、そう考えるに至った理由の妥当性が求められます。「どういった仕事で」「どんな場面・役割を担うため」「こういった能力・資質が必要と考える」といった形で考えてみるとまとめやすいでしょう。
<回答例文>
コミュニケーション力、とくに聞く力だと思います。保険はカタチのない商品なので、お客さま自身が欲しいものが分かっていないことがあります。また、商品をよく理解していないんだけど、そう言うのは恥ずかしいというお気持ちから本当に必要な保障を付けられないこともあります。ですから、何に不安を感じていて、何をケアしたいのかお客さまご自身の言葉でお話しいただき、それに真摯にお答えして、次の悩みを共有していただく、という繰り返しが必要だと思います。