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面接

なぜ面接でうまく話せない?
原因や対策方法を解説!

面接でうまく話せないと悩む方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、「うまく話せない」と感じてしまう原因を取り上げ、それぞれの対策方法を具体的に紹介していきます。不安を解消し自信を持って面接に臨みたい方は、ぜひ最後までお読みください。

面接でうまく話せないと悩む方は多いのではないでしょうか?

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なぜ面接でうまく話せない?よくある原因6つ

面接で「うまく話せない」「うまく話せなかった」と感じてしまうのはなぜなのでしょうか?ここではよくある6つの原因を解説します。

面接でうまく話せないとお悩みの方は、まずはご紹介する6つの理由のうち、自分に当てはまるものがいくつあるか把握することで、その後の面接対策を立てやすくなるかもしれません。

過度に緊張している

面接で「うまく話さなくては…」と思いすぎると、過度に緊張してしまうケースが多くあります。

緊張が高まると、声のトーンや姿勢、目線はどうすればいいか、うまくできているのかなどと、話す内容以外に注意がいきすぎてしまい、肝心の話そうと思っていた内容を忘れてしまう可能性も高まります。

結果的に、本来の魅力を十分にアピールできなくなってしまうでしょう。

面接で緊張しない方法は?

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自身の経験に自信がない

自分の実績や経験などに自信がないと、面接官からも評価されないのではと感じ、自信を持って話せなくなってしまうでしょう。面接官にも不安で自信がない様子が伝わってしまいます。

また、自分をより良く見せようと思うと、面接官からどう見られるかも気になり、萎縮してしまう原因になります。

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話す内容を考えていない

中には、そもそも質問に対する回答を考えておらず、その場で回答を考えようとする方もいるかもしれません。

しかしその場合、面接官からの質問にうまく答えられなかったり、自分の考えをうまく話せなかったりする可能性も高くなります。何とか回答できたとしても、その場で考えた内容では、話の一貫性がなく、説得力に欠けてしまう恐れもあります。

よく聞かれそうなことは事前に考えをまとめておくことが大切です。

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話す内容の要点を意識していない

事前に話す内容を考えていても、何が一番伝えたいポイントなのかを意識できていないケースは少なくありません。

結果的に、面接官に何がアピールポイントだったのかが伝わらず、自分の中にも「うまく話せなかった」という印象だけが残ってしまいます。

面接内の複数の質問で一貫した回答を返すためにも、話す内容とその中で必ず伝えたい軸を意識する必要があります。

完璧に話そうとしすぎている

すべての質問に「よどみなくベストな回答をしなくては」と思いすぎると、プレッシャーがかかり、うまく話せなくなります。

事前に用意した回答を一言一句暗記して面接に挑むのも同じ理由で避けたほうがよいでしょう。少しの失敗で集中が切れてしまったり、回答を考えていない質問に答えられなくなってしまったりする恐れがあります。

面接は自分をアピールする場とはいえ、その基本となるのは人と人の対話です。完璧を求めすぎず、自然体で話すことを心がけましょう。

話す練習をしていない

頭の中で、何を話すか、要点はどこかが定まっていても、実際に声に出して話す練習をしていないと、面接の場で思うように話せないかもしれません。

声の大きさやスピード、面接官の質問に対する回答方法などは、実際に話してみないと意識しづらいでしょう。

話し言葉と書き言葉とでは表現方法も異なるので、あくまで「話し言葉」で回答する練習を積んでおくことが大切です。

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面接でうまく話せるようになるためのコツ

今よりうまく話すためには、事前の準備と適切な対策が重要です。ここでは、面接でうまく話せるようになるための具体的な5つのコツを紹介します。

これらのコツを実践することで、面接官に自分の魅力を効果的に伝えることができるでしょう。

よく聞かれる質問は回答を考えておく

転職活動における面接では、よく聞かれる質問がいくつかあります。これらの質問に対してあらかじめ回答を考えておくことで、よりスムーズに答えられるようになるでしょう。

回答を考える際には、複数の質問に対して一貫したアピールポイントを持つことが重要です。例えば、自己PRや志望動機、転職理由などの複数の質問で、統一感のある回答をすることで、面接官に納得感を与えることができます。

面接でよく聞かれる質問とその回答例

話の要点をまとめておく

面接での回答は、丸暗記せずに話の要点をまとめておくことが大切です。何を伝えたいのか、それを伝えるためにどのエピソードを使うのかを整理しておきましょう。

また限られた面接時間を有効活用するためにも、アピールしたい内容の優先度を決めておくことも大切です。

話の要点をまとめたら、実際に話す練習を行い、会話の中で整理した内容を組み立てられるよう準備をします。友人や家族に面接官役をしてもらうとより効果的でしょう。

エージェントサービスを活用すれば、転職のプロであるキャリアアドバイザーからの客観的な意見を反映しながらの練習もできます。

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過度に緊張している場合は緊張を和らげておく

適度な緊張感は集中力を高めるために必要ですが、緊張しすぎると話がうまくまとまらなくなります。

「毎回緊張してしまってうまく話せない…」という人は、事前にリラックスする方法を見つけておきましょう。例えば、深呼吸をしたり、軽いストレッチを行ったりすることで緊張を和らげることができます。

また、面接前に自分が特に得意な話題について話す練習をしておけば、小さな自信をつけてから本番に挑むことができるでしょう。

面接で緊張しない方法は?原因と面接直前や本番にできる対策方法を解説

うまく話せなくても焦らずにゆっくり話す意識を持つ

面接の場では、緊張して早口になったり、声が小さくなったりしがちです。うまく話せていないと感じても、焦らずにゆっくりと話すことを心がけましょう。

もし途中で言葉に詰まったり、思いどおりに話せなかったりしても、焦らずにひと呼吸おいてから話を続ければ問題ありません。焦るよりも、ひと言ひと言しっかり話すほうが、あなた本来の魅力を伝えられます。

結論ファーストで話す

面接での回答は、結論ファーストで話すことが重要です。まず質問に対する答えを明確に伝え、その後に補足となるエピソードを話すと、面接官も内容を理解しやすくなります。

例えば、「強みは何ですか?」という質問であれば、「私の強みは○○です。理由は~~」といった具合に、結論を簡潔に回答した後に、理由を伝えましょう。

面接でうまく話せるようにするためには練習が大切

面接でうまく話せるようになるためには、やはり練習が欠かせません。多くの人が面接で緊張してしまうのは、準備不足や面接経験の少なさが原因です。

反対に、練習を重ねることで、自分の強みや経験を効果的に伝える力が身につきます。さらに、練習を通じて面接の流れや質問に対する適切な回答方法を学ぶこともできるでしょう。

ここでは面接でうまく話せるようになるために欠かせない「面接練習」のコツを紹介します。

自分が話している様子を客観的に確認する

面接の練習をする際には、自分が話している様子を客観的に確認することが重要です。動画で撮影する、または録音することで、自分の話し方や表情、声のトーンなどを後から見直すことができるでしょう。

実際に客観的に見てみると、自分ではゆっくり話せている、伝わりやすい話し方をしていると思っていても、違った印象を受けることが多くあります。例えば、話すスピードが速すぎる、声が小さくて聞き取りにくい、表情が硬いなどの問題点に気づくことができます。

これらの点を改善することで、より自信を持って面接に臨むことができるでしょう。

第三者と面接練習を行い、アドバイスをもらう

自分一人で練習するだけでなく、家族や友人などの第三者と一緒に面接練習を行うのも非常に効果的です。第三者に自分の話し方や内容を客観的に見てもらうことで、より具体的なアドバイスを受けることができます。

また、質問に対して答える練習にもなり、本番の雰囲気に慣れることにつながるでしょう。

さらには、エージェントサービスで模擬面接を行うことで、実際の面接に近い状況で面接練習をすることもできます。プロのキャリアアドバイザーから具体的なフィードバックを受けられるので、より効果的な練習ができるでしょう。

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面接後は必ず振り返りをする

面接が終わった後は、必ず振り返りを行いましょう。回を重ねるごとに、伝えたいことを伝えられたという実感を得られるようになります。

うまく話せたか否かにかかわらず、面接後には自分の話し方や回答内容を振り返り、良かった点と改善すべき点を洗い出しましょう。

特に、うまくいかなかった部分を中心に振り返りながら、要点のまとめ直しや話す練習を行うことで、次回の面接に向けて準備を整えることができます。振り返りを通じて自分の弱点を把握し、次の面接に向けて具体的な改善策を見つけることが重要です。

このフローを繰り返すことで、回数を重ねるにつれて自信を持って面接に臨むことができるようになり、最終的に理想の転職先を見つけることができるでしょう。

面接でよく聞かれる質問とその回答例

面接対策でどのような質問がされるのか、そしてそれにどう答えるべきかを知っておくことは非常に重要だとお伝えしてきました。

ここでは、面接でよく聞かれる質問とその回答例を紹介します。これらの質問に対する準備をしておくことで、自信を持って面接に臨むことができるはずです。

「自己紹介をしてください。」

自己紹介は面接の冒頭でよく聞かれる質問です。ここでは自身の経歴やスキルを簡潔にまとめ、面接官に良い第一印象を与えられるよう心がけましょう。

ポイントとしては、自己紹介は短く、分かりやすくまとめることが大切です。また、自己紹介の中で自分の強みをアピールすることも忘れないようにしましょう。

そして、面接で話す際は、相手の会社を指すのは「貴社」ではなく「御社」と伝えるようにしましょう。

回答例:

「○○○○(フルネーム)と申します。本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。私は○○大学を卒業し△△株式会社に入社いたしました。

前職では5年間、総務部門に所属し、社内の調整や経費管理、備品の発注など、幅広い業務を担当いたしました。特に、社員間のコミュニケーションの円滑化や業務効率の向上に貢献することを心がけてまいりました。

御社でも、これまでの経験を活かし、サポート役として積極的に貢献していきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。」

面接での自己紹介の仕方と回答例文

「転職理由を教えてください。」

転職理由は、面接で必ずと言っていいほどよく聞かれる質問の一つです。

企業は、現職を辞めたい(前職を辞めた)理由だけでなく、転職して何を実現したいのか、応募者がどんな価値観・考え方を持っているか測ろうとします。なぜ転職を考えているかだけでなく、そのきっかけについても整理しておきましょう。

ネガティブな転職理由の場合、そのまま伝えづらいと思う人もいるかもしれません。

その場合、本音を隠す必要はありませんが、改善に向けて取り組んだことや、転職後に実現したい未来に向けての前向きな考えもあわせて伝えることがポイントです。

また、現職(前職)の経験があるからこそ面接に進めていますので、経験できたこと・身についたこと・やりがいといった現職(前職)のプラスの面もあわせて伝えるようにしましょう。

回答例:

  • 「私が転職を考えた理由は、これまで培ったスキルをさらに発展させ、新たな挑戦をしたいと考えたためです。

    前職では新卒採用担当者として業務に携わり、一定の成果を出すことができましたが、より幅広く人事の経験を積むことで、さらに成長をしたいと考えています。

    前職では部署で業務が縦割りに分かれていたため、新卒採用以外の業務に携わるのは難しい状況でした。そのため、これまでの経験を活かしつつ、中途採用、労務、人材開発などの幅広い経験を積み、さらに成長していきたいと転職を決意いたしました。」

  • 「今までの経験を活かして長く事業に貢献していきたいと考え転職を決意いたしました。今の会社は、慢性的な人手不足ということもあり23時ごろまで残業をしている日が多々あります。

    会社としても業務効率化や体制の見直しを進めていますし、自分自身も早く帰れるように努力して少しは改善されたのですが、案件数が多く限界があり、この状況で長期的に就業していくことに不安がございます。

    仕事内容にはやりがいもあり、人間関係も良好のため、心苦しい状況ではあるのですが、オンオフを切り替えながら長期的にパフォーマンスを発揮できる環境で貢献していきたいと考え転職を決意いたしました。」

面接で転職理由(退職理由)を質問されたときの答え方と回答例文

ネガティブな退職理由はやっぱりダメ?“前向き”に言い換える方法

「志望動機を教えてください。」

志望動機は企業への関心度や熱意を示す重要な質問です。具体的な理由とその企業で実現したいことを明確に述べることが求められます。

ポイントは、転職理由との一貫性を意識しながらまとめることと、求人票に書かれている業務内容や会社情報をしっかり読み込み、「業界」「職種」「会社」の観点から、どんなところに惹かれたのかを整理することです。

また、自分のスキルや経験がどのように活かせるかも具体的に述べられるよう準備を進めることも大切です。

もし、求人情報からイメージしにくい業務内容や会社情報などがあれば、面接の逆質問を通して理解を深めましょう。2次面接以降で志望動機を確認されることもあるため、その際に役立ちます。

回答例:

「自社開発や製造だけではなく、介護事業も行っている御社に魅力を感じたためです。私はこれまで、介護用具の販売代理店の営業としてお客さまに接し、生の声を聞いてきました。

仕事をする中で、お客さまの悩みを解決し感謝してもらえることに喜びを感じていましたが、お客さまの課題に対応するには根本的なアプローチ、すなわち製品そのものの改善が必要だと感じるようになりました。

現在働いている会社は代理店であり製品開発を行っていません。介護用品メーカーの中でも自社で一から製品を開発し、かつ介護施設の運営も手がけている御社は、現場のニーズを吸い上げて開発に活かせる環境が整っています。

これまで営業で接してきた生の声を集積し、使用者の目線に立って企画開発を行っていきたいと思っています。」

面接で志望動機・志望理由を質問されたときの答え方と回答例文

「自己PRをしてください。」

自己PRでは、自分の強みや実績を具体的にアピールすることが求められます。

「自己PRをしてください。」ではなく、「あなたの強みは?」と聞かれることがありますが、どちらも同じ意図で質問されています。

どちらの場合もポイントとしては、具体的なエピソードを交えて話すことです。数字や成果を示すことで、説得力が増します。また、自分の強みが応募先の企業でどのように活かせるかを考えておくことも重要です。

回答例:

「私の強みは、課題特定力と提案力です。

現職ではSaaSの導入営業を行っており、顧客数は大手IT企業など20社ほどを担当しています。

商談では、課題のヒアリングから入るのではなく、顧客の業務範囲や現在の状況、業務の流れを理解することを意識しています。また提案の際には、具体的にサービスを通してどんな課題を解決できるのかを伝えています。

その結果、上半期目標の110%を達成することができました。このような経験を活かし、御社でも顧客獲得に貢献したいと思います。」

面接で自己PRを求められたら?答え方と回答例文

「あなたの強みと弱みを教えてください。」

「強みと弱みを教えてください。」という質問のされ方をする場合もあります。強みを聞かれた際には、自分のスキルや経験に基づいて具体的な実績やスキルを交えて述べ、弱みを聞かれた際には改善の努力を示すことが求められます。

強みを伝える場合には、その強みがどのように応募職種に活かせるかが伝わるように意識をしましょう。

弱みを聞かれた際、どこまで本音で伝えてよいか悩む人も多いでしょう。

面接官が弱みを聞く理由としては、「自分自身の性格を客観的に考えられる人か」「弱みに対してどんな向きあい方・工夫をしている人か」を知り、客観性や問題解決力・成長意欲などを確認するためです。

ポイントとしては、具体的な場面、改善のために努力していることや、どう克服したのかなどを交えて伝えることです。

また、応募先の仕事に影響しすぎない弱みを選ぶことも大切です。

極端な例になりますが、コールセンターの仕事で「電話応対が苦手」、「人と話すのが苦手」などと伝えてしまうと、あまり向いていないのでは?と思われてしまうリスクもあります。

回答例:

「私の強みはリーダーシップです。前職では、5人のチームをまとめ、プロジェクトの進捗管理やメンバーの役割分担を行いました。目標達成に向けた戦略を立て、メンバーのモチベーションを高めながら成果を出すことに貢献しました。

特に、各メンバーの強みを引き出し、チーム全体で効率的に目標を達成することを意識しています。この経験を活かし、御社のプロジェクトでもリーダーシップを発揮し、チームの力を最大限に引き出していきたいと考えています。

私の弱みは、慎重になりすぎてしまう点です。特に、プロジェクトの初期段階でリスクを考えすぎ、決断が遅れることがありました。しかし、最近では優先順位を意識し、迅速に判断を下すためにリスク評価のプロセスを効率化するよう努めています。」

面接で強み・弱みを質問されたら?答え方と回答例文

「長所と短所を教えてください。」

中途採用では「長所・短所」と聞かれることよりも、「自己PR」もしくは「強み・弱み」を質問されることの方が多くあります。

「強み・弱み」は業務上の強み・弱み、「長所・短所」を聞かれた際は、どちらかというと性格的なことを聞かれていることが多い傾向です。

長所や短所を聞かれた場合も、正直に答えることが大切です。

ポイントとしては、長所は自信を持ってアピールし、短所については具体的な改善策を示すことです。短所を隠すのではなく、克服しようとする姿勢を見せることが重要です。

回答例:

「私の長所は、コミュニケーション能力です。

前職では、チーム内外のメンバーと積極的に情報共有を行い、意見を取り入れることで、より良い結果を導き出すことができました。特に、異なる部門との調整役を務め、プロジェクトの進行をスムーズにすることに貢献しました。

御社でもチームのメンバーとコミュニケーションを取りながら、一つひとつのプロジェクトを完遂していきたいです。

短所は、完璧主義的な傾向があることです。細かい部分に注意を払いすぎてしまうため、スピードが求められる業務において時間をかけすぎることがあります。しかし、近年は適切なタイミングで周囲にフィードバックを求めることで、効率的に作業を進めるよう心がけています。」

面接で長所・短所を質問されたら?答え方と回答例文

「これまでの職歴・経験・実績を教えてください。」

職歴や実績などを答える際は具体的なプロジェクトや成果を述べることが重要です。

ポイントとしては、具体的なエピソードや数字を交えて話すことです。これにより、面接官にあなたの実績やスキルを明確に伝えることができます。

回答例:

「私は、前職で5年間、ソフトウェアエンジニアとして勤務し、主にWebアプリケーションの開発を担当してきました。

フロントエンドからバックエンドまでの幅広い経験があり、特にユーザーインターフェースの改善に力を入れ、ユーザビリティ向上を実現しました。具体的には、UI/UXの改善により、ユーザーの離脱率を15%減少させる成果を上げました。

また、チームではアジャイル開発を行っており、スプリントプランニングやコードレビューを通じて、プロジェクトの品質と効率を高めてきました。」

面接で職歴・経験・実績を質問されたときの答え方と回答例文

「今後のキャリアプランは?」

このような、入社後の未来に向けての質問に対しては、短期的な目標(今回応募しているポジションでの活躍)に加え、長期的な考えも示すことが求められます。

ポイントとしては、具体的な目標だけでなく、それを実現するための計画を示すことです。また、自分のスキルや経験がどのように活かせるかも考えておくとよいでしょう。

回答例:

「まずは今まで培ってきた提案力を活かし、取引先からの信頼を獲得して毎月の売り上げ目標を達成し続ける営業担当を目指します。その先に挑戦したいのはマネジメントです。事業の拡大に大きく貢献できるチームづくりに挑戦していきたいです。」

面接で経験・スキル・やりたいことを質問されたときの答え方と回答例文

【転職・中途採用】最終面接(役員面接)で聞かれる質問と回答例文

「最後に何か質問はありますか。」

面接の最後には「最後に何か質問はありますか。」と尋ねられることがよくあります。

逆質問の場は意欲をアピールできるチャンスです。そのため、ここでは「ありません」と答えるのではなく、何かしらの質問を行いましょう。

ポイントとしては、事前に求人情報や会社HPを見て、具体的な質問を用意しておくことです。これにより、企業への関心度や熱意を示すことができます。

質問の際には「HPでは○○と拝見したのですが、」など、応募者自身が調べたことを伝えた上で、その先を質問できるとより良くなります。

回答例:

  • 「配属される○○という部署には何名の方が所属されているのでしょうか。また現状どのような役割分担で業務を進められているのか、私が入社した場合はどのような業務から携わることになりそうかも教えていただけますでしょうか?」
  • 「御社は現在、○○のプロジェクトに力を入れて取り組まれているとHP で拝見したのですが、今後の御社の成長戦略や、今後特に力を入れていこうと考えられている事業やプロジェクトについて、詳しくお伺いしたいです。また私が入社した際に、どのような役割で貢献できる可能性があるかも教えていただけますでしょうか?」

面接で使える逆質問例文42点|何か質問はありますか?の答え方

面接でうまく話せるか不安なときは、キャリアアドバイザーに相談しよう

お伝えしてきたように、よく聞かれる質問の回答を事前に考えておいたり、話の要点をしっかりとまとめておいたりすることで、うまく話せないという悩みは軽減するかもしれません。練習を通じて自分の話し方を客観的に確認し、改善点を見つけることも大切です。

面接に不安を感じている方は、dodaエージェントサービスを利用するのもおすすめ。多くの転職希望者をサポートしてきたキャリアアドバイザーと自己分析や模擬面接などの準備を行えるので、自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。ぜひお気軽にご相談ください。

また、これまで面接でうまく話す方法を解説してきましたが、一番大切なのは面接官に伝えようと思う気持ちです。面接に向けて話す練習や対策はもちろん大切ですが、うまく話すことが苦手だったとしても決してあきらめず、あなた自身の言葉でしっかり伝えようとしてみてください。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

キャリアアドバイザー

細川 麻里(ほそかわ・まり)

国家資格キャリアコンサルタント

【経歴】
5年半のメーカー法人営業職を経て、1996年人材業界へ。以来、「個人のお客さまの今後のキャリアに向けてのサポート」と「法人のお客さまの採用課題の解決」に従事。並行して自社の採用面接にも長く携わる。2014年からdoda面接アドバイザーとして、面接準備のご支援を担当。

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