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転職理由ランキング<2015年10月~2016年3月> 総合転職理由ランキング<2015年10月~2016年3月> 総合

ランキング・データ・調査

景気動向や社会情勢によって、転職を考える理由は変化するのでしょうか?2015年10月~2016年3月の半年間に転職活動を行った約3万人のデータを元に、転職希望者の“転職理由”を、8の業種、10の職種、男女、年代ごとの傾向などから分析します。

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2015年10月~2016年3月のランキング

求人の増加が著しかった半年間。売り手市場を背景にキャリアアップを考えての転職が増加

2015年10月~2016年3月に転職活動を行った約3万人の転職理由トップ3は、2012年上半期(2012年4~9月)から7回連続で「ほかにやりたい仕事がある」(12.2%)が1位、次いで2位が「会社の将来性が不安」(9.4%)、3位が「給与に不満がある」(7.5%)という結果でした。1位~6位までは前回のランキングと順位は変わらず、前回10位だった「雇用形態を変えたい」が7位まで順位を上げています。

今回の調査期間も前回同様、半年間にわたり求人数が増え続けました。普段はあまり転職市場に出てこない企業やポジションで募集があっただけでなく、異業種からの転職を歓迎する求人も増えました。「今がチャンス」と捉えて、元々やりたかった仕事へ転職しようとする人が引き続き多かったことが、「ほかにやりたい仕事がある」が1位を維持した要因だと考えられます。

また、「専門知識・技術力を習得したい」(前回比+0.1pt)、「幅広い経験・知識を積みたい」(前回比+0.2pt)、「市場価値を上げたい」(前回比+0.3pt)を転職理由に挙げる人の割合が増えており、売り手市場である今の時期にキャリアを高めておきたいと、転職活動に踏み切るケースが増えたと言えるでしょう。一方で「会社の将来性が不安」も0.2pt割合が上昇しました。今回の調査期間は企業ごとに業績の好不調が分かれたため、業績が悪化した企業の中には自社の将来を不安視した人が増えた可能性があります。反面、「給与に不満がある」「残業が多い/休日が少ない」といった転職理由はいずれも0.2pt減少しました。転職がしやすい市況が続いているため、退職者を減らそうと待遇面の改善を図る企業が増えているのかもしれません。
※順位は小数点第二位以下の数値を参照して判定

転職理由ランキング(総合)【1位~10位】

順位 前回 転職理由 割合 前回比
1位1位ほかにやりたい仕事がある12.2%0pt
2位2位会社の将来性が不安9.4%0.2pt
3位3位給与に不満がある7.5%-0.2pt
4位4位残業が多い/休日が少ない6.1%-0.2pt
5位5位専門知識・技術力を習得したい4.9%0.1pt
6位6位幅広い経験・知識を積みたい3.9%0.2pt
7位10位雇用形態を変えたい3.0%0.3pt
8位7位U・Iターンしたい3.0%-0.2pt
9位8位市場価値を上げたい3.0%0.3pt
10位9位業界の先行きが不安2.7%0pt

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【グラフ】転職理由の経年変化(半期ごと)

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転職理由ランキング(総合)【11位~40位】

順位 前回 転職理由
11位12位土日祝日に休みたい
12位11位会社の評価方法に不満がある
13位15位倒産/リストラ/契約期間の満了
14位13位不規則な勤務が不満
15位16位昇進が望めない
16位14位転勤したくない
17位17位家庭環境の変化により転職する必要がある
18位18位人間関係が上手くいかない
19位21位顧客のためになる仕事がしたい
20位20位ノルマが厳しい
21位19位経営が閉鎖的
22位22位女性が働きにくい環境であることが不満
23位23位尊敬できる人がいない
24位24位風通しが悪い
25位26位人と接する仕事がしたい
26位28位怪我や病気
27位25位肉体的につらい
28位30位裁量権のある仕事に就きたい
29位27位ルーチンワークでつまらない
30位29位社員を育てる環境がない
31位31位企業がコンプライアンス違反をしている
32位33位個人の成果を評価してほしい
33位36位和気あいあいとした雰囲気の会社で働きたい
34位38位年功序列なのが不満
35位35位勤務スタイル(派遣常駐型)が不満
36位34位マネジメントスキルを身につけたい
37位32位離職率が高い
38位37位チームで仕事がしたい
39位39位成果主義の企業で働きたい
40位圏外自分の責任ではないことで怒られるのが嫌だ

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■調査概要
【データ出典】本コンテンツのデータはdodaサービスにご登録いただいている方のデータを元に集計
【データ抽出期間】2015年10月~2016年3月
【有効回答数】33,532件
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