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平均年収ランキング2010
回路／システム設計の平均年収｜エンジニア（電気・機械系エンジニア）

平均年収（最新版）はこちら

	25〜29歳	30〜34歳	35〜39歳
平均年収	412万円	500万円	584万円
全体平均比	+15万円	+38万円	+58万円
最高額	1,000万円	975万円	957万円

年収の傾向

エンジニア職種の中では珍しく、微増

回路・システム設計の平均年収は488万円となりました。エンジニア各職種の年収が全体的に悪化している中で、昨年比4万円増と微増しています。とはいえ、一昨年から去年の下げ幅はまだカバーしきれておらず、依然残業代や賞与が出にくくなっていると言えます。ただ案件数と転職者の比率を見ると転職者優位な状況に徐々にシフトしているため、今後の回復が望まれます。

年収アップに必要なのは？

語学力やPM力を磨く

工場の海外移転に伴い、語学力（英語力）があれば海外プロジェクト転向のチャンスが広がるでしょう。また、部分的に開発を海外へアウトソーシングする動きもある中で、外国人を含めた広い人材・分野をマネジメントするPM力を身につけることもキャリアアップの道です。扱う製品による個別性が高いため転職は難しい部分もありますが、求人数自体は増加傾向のためピンポイントで技術を活かせる案件があれば年収UPも可能です。

気になる「あの職種」の年収は？

回路・システム設計を経験した人が、こんな職種にキャリアチェンジする例も。平均年収をチェックしてみましょう。

どんな仕事？

回路設計とは、デジタル家電の電子機器・電気回路、自動車・自動車部品における制御回路、半導体製造装置の電子回路など、電子やアナログを含めたさまざまな回路を設計する職種のことです。回路は、組み込まれる製品が正常に動作するために欠かせないものであり、製品開発の過程において非常に重要な役割を担うこととなります。
主な仕事内容としては、回路の仕様確認、電子部品の選定、シミュレーション、試作、EMC（電磁干渉）対策などが挙げられ、開発テーマの決定から回路の設計・開発まで、一貫した環境を持っている企業もあります。