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一次面接の逆質問例文24選! 好印象のコツやNG例を徹底解説

この記事では、逆質問でどのような質問をすればよいのか分からない、聞きたいことはあるけど悪印象を与えてしまいそうで不安という方に向けて、一次面接で使える逆質問の例文や、好印象を与えるためのコツ、NG質問などについて徹底解説します。

また、本記事内の「一次面接」では、面接官が配属先の社員、人事担当者であることを想定しています。ほかの面接での逆質問はこちら。

※中途採用の面接は、2回または3回実施されるのが一般的です。面接官の役職によって質問内容や気をつけるべきポイントは異なります。どの役職の面接官が担当するかは企業によって違いますが、次のケースが多く見られます。

  • 一次面接:配属先の社員、人事担当者
  • 二次面接:配属先の責任者
  • 最終面接:社長、役員、人事責任者

※面接が1回のみの場合は、社長・人事責任者など決裁権のある人物が面接官となるケースが一般的なため、最終面接の逆質問に関する記事を参考にしてください。

最終面接の逆質問について詳しく知る

それぞれの面接で見ているポイントの違いは以下の記事を参考にしてください。

「面接で使える逆質問例文42点|何か質問はありますか?の答え方」

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そもそも一次面接の役割って?

一次面接は、企業と直接話をする初めての場です。この段階では一般的に、人事担当者や配属先の社員が面接官を務めます。

一次面接の主な評価ポイントは、以下のとおりです。面接官はこれらのポイントを確認し、次の選考に進めるか判断します。

  • 自社の求める職務経験やスキルを持っているか
  • 基本的なコミュニケーション能力やビジネスマナーがあるか

一方、面接を受ける方にとって、一次面接は企業の雰囲気や業務内容を直接知る貴重な機会でもあります。逆質問では、自分がその企業で働く姿を具体的にイメージする上で必要な質問を用意するようにしましょう。

一次面接の対策を詳しく行いたい方は、動画で実際の面接風景を見ながら準備するのもおすすめです。以下記事もあわせてご覧ください。

【動画でチェック】一次面接の対策ポイント

一次面接で逆質問を問われる理由

逆質問とは、面接内で面接官から受ける「何か質問はありますか?」という質問のこと。

逆質問で合否が決まるわけではありませんが、一次面接での逆質問は、企業や応募ポジションの疑問を解消したり、興味を持っていることを示したりする絶好の機会といえます。

面接官は具体的にどのような理由で逆質問を投げかけているのか、以下の3つのポイントで確認していきましょう。

自社への興味度合いを確認するため

面接官は一次面接で逆質問を通じて、あなたが自社や応募した仕事にどれだけ興味を持っているかを確認します。

複数回の面接が予定されている場合、一次面接の段階では志望度の高さをそこまで厳密に求めるわけではありません。しかし、まったく質問がなかったり、少し調べれば分かる質問をされたりすると、面接官は自社への興味度合いが低いのではと感じてしまいます。

具体的な質問を通じて、企業に対して興味を持っていることを示しましょう。

社会人としてのビジネスマナー・コミュニケーション能力を測るため

面接官は逆質問からも、あなたの社会人としての基礎スキルを判断しています。具体的には、逆質問の内容に加えて、言葉遣いや質問の仕方、回答への受け答えなどから能力を測っています。

特別な準備をする必要はありませんが、逆質問も選考の一部として見られている意識を持ち、社会人として相手に失礼のないよう対応しましょう。

応募者の疑問を解消するため

逆質問は、応募者が仕事内容や企業についての理解を深め、入社後のギャップを減らすためにも設けられています。自己アピールの場としてだけでなく、自分の疑問を解消し、実際に働くイメージを持つために活用しましょう。

ただし、何でも聞いてよいわけではなく、質問の仕方には配慮が必要です。

福利厚生や給与に関する情報ばかりを質問してしまうと、「仕事内容にはあまり興味がないのでは」と受け取られる恐れがあるので、枕詞を使うなどして質問の意図を伝えることが大切です。

休日や残業時間、給料、福利厚生などについて、質問しても大丈夫ですか??

失敗しないために!一次面接の逆質問で避けるべきNG質問と解決方法

せっかくの逆質問ですが、質問の内容によっては、面接官にマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。ここでは、一次面接で避けるべき6つのNG質問について解説します。逆質問で失敗しないための解決方法とあわせて見ていきましょう。

「質問はありません」と答えない

逆質問に対して「質問はありません」と回答してしまうと、その企業に対する興味が薄く、志望度が低いと見なされる可能性があります。

逆質問は応募企業への興味度合いを伝えたり、働く上での疑問点を解消したりする場です。一次面接では、面接官もあなたも、お互いに知らないことが多いはずなので、事前にしっかりと下調べを行い、具体的な質問を用意しておきましょう。

調べれば分かる質問はしない

企業の公式サイトや求人情報で確認できる内容を質問するのは避けましょう。事前準備が不足していると見なされ、興味の度合いが低いと思われてしまう恐れがあります。

例えば「主な事業内容は何ですか?」「創業何年ですか?」など、求人情報や企業サイトを確認すればすぐに分かる質問はNGです。面接でしか聞けない情報、とくに一次面接の面接官にしか聞けない情報を質問しましょう。

ただし、「業務内容について、○○と書いてあったのですが詳細をお伺いしてもよろしいでしょうか?」のように、既出の情報を深掘りするような質問は問題ありません。

一次面接の逆質問の考え方などは以下の章をご確認ください。

一次面接の逆質問を準備する流れを詳しく見る

給与や待遇に関する質問ばかりしない

給与や待遇について質問したい場合、それだけを聞くのは避けましょう。面接官から、給与や待遇にしか興味がなく、実際の業務への興味・意欲は薄い印象を持たれる恐れがあります。

まずは仕事内容や社風、キャリアパスについて質問し、どうしても給与や待遇の情報が必要であれば、以下の例文を参考に質問を準備してみてください。

「給与や待遇、研修制度」にまつわる逆質問の例文をみる

エージェントサービスを使って面接に進んだ方は、キャリアアドバイザーを通じて給与や待遇などを確認することも可能です。

エージェントサービスとは?詳しく知る

面接官が答えづらい質問は避ける

一次面接の面接官は配属先社員や人事担当者であることが多いため、経営の話よりも、仕事内容や組織の話のほうが答えやすいでしょう。

期待する回答を得られないだけでなく、相手の立場に合わせた質問スキルやコミュニケーションスキルを不安視されてしまう恐れもあります。プライベートな質問や仕事に関係のない質問も同様の理由で避けましょう。

「はい」「いいえ」で答えられる質問で終わらせない

クローズドクエスチョン(「はい」か「いいえ」で答えられる質問)を投げかけること自体は問題ないのですが、回答を得て終わりという状態は避けたほうが無難です。

回答をもとに感じたことを述べたり、会話を深掘りしたりすることで、その後の会話で知りたい情報を得られる可能性があるのであれば、効果的でしょう。

クローズドクエスチョンをする場合は、事前にその先の質問も考えておくのがおすすめです。

時間を気にせずに質問するのは避ける

面接の所要時間を考えずに多くの逆質問をするのも避けたいです。

一次面接では、まだ応募先企業のことを知り切れていないので、しっかり準備をすれば、聞いてみたい質問が多く出てくる可能性があります。しかし面接の時間には限りがあるので、当日の逆質問では、優先度の高い質問を2~3個ほどするのがおすすめです。

時間を気にせず質問してしまったり、細かい質問を多数してしまったりすると、周りが見えていないという印象を与える恐れもあります。ただし、面接官から時間を気にせず質問してよいと言われた場合は例外です。

一次面接の逆質問を準備する際の基本の流れ

逆質問は、自分をアピールするだけでなく、企業のことを知るための時間でもあります。しかし、効果的な場とするためには、ただ質問を用意するだけでは不十分。しっかりとした準備を行うことが大切です。

そこでここでは、逆質問を準備する際の基本的な流れを、以下のように解説します。各ステップでのコツもあわせてご紹介するので、ぜひご活用ください。

1.応募企業・職種についてよく調べる

逆質問に限らず、面接対策に欠かせないのが応募先の企業や職種についてのリサーチです。

まずは、求人情報や企業の公式ホームページで、企業の理念や、応募職種の仕事内容・働き方などを確認し、興味を持ったり気になったりした箇所をメモしておきましょう。

さらに一歩踏み込むのであれば、関連するニュースや業界の動向、取引先などもチェックし、企業が直面している課題や成長戦略を理解することで、より具体的な質問ができるようになります。

2.入社後に働く姿をイメージした上で、疑問点や気になる点を洗い出す

1で得た情報をもとに、実際に自分が入社して働く姿を具体的にイメージしてみましょう。毎日の業務内容やチームの雰囲気、上司や同僚との関係など、リアルな職場環境を想像することが大切です。

その中で、働くイメージを持つために現状だと足りない情報や、疑問点を洗い出します。こうした具体的な内容を逆質問することで、応募企業への志望度の高さのアピールにもなり、入社後のミスマッチ防止にもつながります。

3.洗い出した内容を質問の形に整理する

洗い出した疑問点や気になる点を、具体的な質問の形に落とし込みましょう。何をどんな意図で聞きたいのかを面接官に分かりやすく伝えるため、質問したい理由を言語化しておくことが重要です。

条件面などの聞きづらい質問については、なぜ知りたいのかを補足することで、根拠を持って質問していると伝えることができます。また、質問は少なくとも5つは用意し、それぞれに優先順位をつけておくとよいでしょう。

エージェントサービスを利用している場合は、担当のキャリアアドバイザー経由で質問することも可能です。

エージェントサービスとは?詳しく知る

4.逆質問で知りたい内容が、調べたら分かるものでないか確認する

最後に、逆質問で知りたい内容が採用サイトや求人情報で既に回答されていないか確認しましょう。調べたら分かる内容を逆質問するのは、準備不足や入社意欲が低いといった印象を与えてしまうため避けましょう。

聞きたいことを直接質問できる面接の場を有効に使えるよう、事前に調べて質問を用意することが大切です。また面接の場で説明された内容は、逆質問のリストから外すなど、臨機応変に対応しましょう。

一次面接で印象に残る逆質問をするための3つのコツ

ここでは、一次面接で印象に残る逆質問をするための3つのコツをご紹介します。これらのコツを押さえることで、面接官に良い印象を与え、次の選考へ進む可能性を高めることができるでしょう。

POINT 1 質問内容を面接官の役職や部署に合わせる

面接での逆質問は、面接官の役職や部署に応じて内容を変えることが重要です。
一次面接では、配属先社員や人事担当が面接官を務めることが多いので、入社後に近くで働く立場の人ならではの視点から情報を得ることができます。
例えば、以下のような内容です。

配属先社員が面接官の場合
  • 職場やチームの雰囲気
  • 日々の具体的な業務内容
人事担当者が面接官の場合
  • 人事制度や教育制度
  • 社員のキャリアパス
  • 会社のビジョン

POINT 2 面接官個人の意見を聞いてみる

一次面接の面接官は、入社後に比較的近い距離で働く人が務める傾向です。そのため、面接官の個人的な意見や経験は、実際にあなたが働くイメージを持つ上で、参考になるケースが多いでしょう。

例えば、「○○様(面接官)がこの会社で働く中で一番やりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?」や「○○様が御社への入社を決めた理由は何ですか?」などの質問が考えられます。

面接官個人の意見を通じて、社員の価値観や仕事のモチベーションを知ることで、自分がその企業にマッチするかを判断できるでしょう。

POINT 3 質問の背景を自分の言葉で伝える

逆質問をする際には、質問の背景を自分の言葉で伝えることが重要です。同じ質問でも、言い回しによって面接官が受ける印象は大きく変化するからです。

例えば、以下のような違いがあります。

△ 教育体制についてストレートに質問する場合

「入社後の教育体制を教えてください」

○ 質問の背景を自分の言葉で伝える場合

「私は、入社後に早く即戦力になれるよう成長をしていきたいと考えているのですが、入社後の教育体制はどのようなものがありますか?」

後者の質問は「具体的な成長意欲や、積極的な姿勢を感じられる」という点で、面接官に好印象を与えます。

質問の意図や自分の考えを具体的に伝えることで、的確な回答が得られたり、志望度をアピールできたりします。

そのまま使える!一次面接でおすすめの逆質問24選

どのような質問をすればよいのか悩んでしまう方に向けて、ここでは一次面接での逆質問の例文を24個ご紹介します。以下の6つのテーマに分けて例文を紹介しているので、知りたい内容を選んで、逆質問を準備しましょう。

会社や部署の雰囲気について

  • 例1 御社の○○職が大切にしている考え方や働き方があれば教えてください。前職では△△を意識していましたが、御社で働く上で足りないところがあれば補いたく教えていただきたいです。

  • 例2 転職先では周囲と切磋琢磨しながら成長したいと考えているのですが、○○部署内はどのような雰囲気ですか?

  • 例3 部署内でのコミュニケーションはどのように行われていますか? 例えば、社内はチャットでのコミュニケーションがメインや、定期的な会議があるなど、入社後にどのように組織になじんでいけると良いかをイメージしておきたいです。

  • 例4 前職では、周囲と協力しながら働く場面が多かったのですが、○○職ではチームで取り組む業務が多いでしょうか? それとも個人業務が多いでしょうか?

Point

  • 組織になじんで活躍したいという意欲や興味関心を質問背景として伝えるのがポイント
  • 面接官が人事担当者の場合は部署内の詳細な状況を把握しきれていないケースもあるが、「人事から見た印象」を聞くと回答を得やすい

求める人物像や姿勢について

  • 例1 入社後にどのように業務を進めるべきかの参考にしたいのですが、○○職で活躍している方々に共通する特徴や姿勢はありますか?

  • 例2 このポジションで入社をする場合、特に期待されるミッションはどのようなものですか?ご期待に沿えるように頑張りたいため、お伺いしたいです。

  • 例3 部署内のメンバーにはどのような経歴の方がいらっしゃいますか? 自分がどのように部署内で貢献できるかをイメージしたいです。

Point

  • 入社後に活躍したいというような熱意が伝わるよう、質問背景を伝えるのがポイント
  • 答えを受けて、次の面接や入社後にさらに具体的に学ぶ姿勢を伝えると謙虚さが伝わる

会社・事業について

  • 例1 競合と比べた御社の優位性は○○だと考えていますが、実際に△△様は営業活動をされる際に、どのような点で御社の強みを感じますか?

  • 例2 競合他社と比較して、御社に○○の強みがある理由を伺いたいです。御社の採用ページを拝見したのですが、○○のマインドを持った社員が多いからでしょうか?

  • 例3 今後会社として○○を目指していくと御社のサイトで拝見したのですが、それを達成するために△△部署ではどのような取り組みをされていますか?

Point

  • 事前に調べた企業の強み・方向性をもとに質問をすると、意欲を示すことができる
  • 会社の強みや方向性について深掘りをしたい場合は、主語を会社から部署・個人へ変えると現場に即した回答が得やすい

業務内容やキャリアプランについて

  • 例1 入社後は、早く即戦力となれるよう尽力したく、御社の業務をしっかりと理解したいと思っているのですが、もしよければ働く中でのやりがいや大変さを教えてください。

  • 例2 前職で○○職をしていたので、おおまかな流れは理解しているつもりですが、御社の○○職の仕事の流れを詳しく教えていただきたいです。

  • 例3 入社後はできる限り早く独り立ちしたいと考えているのですが、どのような研修をどのくらいの期間受けてから、実際の業務に携わるのでしょうか?

  • 例4 求人票に○○などの業務と記載があったのですが、業務の詳細についてお伺いしたいです。

  • 例5 今まで培った○○のスキルを活かしたいのですが、御社でこのスキルが活かせるのはどのような場面ですか?

  • 例6 ゆくゆくは○○のポジションで活躍したいのですが、そのようなキャリアを積んでいる社員の方はいらっしゃいますか?

  • 例7 いずれは昇級してマネジメント業務に挑戦したいのですが、そのためにはどのような点で評価される必要がありますか?

Point

  • このポジションの理解を深めたい、配属後に貢献したいという意欲や成長意欲を示すのがポイント
  • 業務内容やキャリアパス、制度などは、企業サイトに書かれていることも。事前に企業情報をリサーチするのがおすすめ

給与や待遇、研修制度について

  • 例1 御社が求める成果や基準に応え貢献したいと考えているのですが、○○職の評価基準や年収の上がり幅は、どのような基準で設定されていますか?

  • 例2 今後のライフプランを見据え、リモートワークやフレックス制度が活用できる環境だとありがたいです。実際に御社内でそのような制度を使う方は多いですか?

  • 例3 入社後は、ゆくゆくマネジメントのポジションにつきたいです。独学でも学びを進める予定ですが、そのようなキャリアアップのためのサポート体制や研修などはありますか?

Point

  • 待遇や給与について質問する場合は、条件ばかりを気にしていると受け取られないよう、先に仕事内容や企業についての質問をしたり、質問背景をセットで伝えたりするのがポイント
  • 制度の活用例や実際の働き方に関する質問をすることで、具体的な情報を得られる

面接官の個人の意見について

  • 例1 ○○様が御社で働く中で、一番やりがいを感じたことと、大変だったことは何ですか?

  • 例2 ○○様が実際に働いて感じた御社ならではの特徴を教えていただけますか?

  • 例3 人事目線で見た際に、○○様が感じる御社の事業や人材の強みを伺いたいです。

  • 例4 参考までに○○様が中途入社の社員に期待することを教えていただきたいです。

Point

  • 相手が答えやすく、ポジティブに話しやすい内容にするのがポイント
  • 企業やポジションへの理解を深めたいという意図を明確に伝えると、さらに前向きな印象を与えられる
  • 回答に対しては深掘りしすぎず、面接官の経験や価値観に敬意を払う姿勢を示すことが大切

一次面接の逆質問に関するよくある質問

一次面接での逆質問に関するよくある質問を取り上げ、効果的な質問の仕方や注意点について解説します。一次面接に挑む前に疑問点を解消しておきましょう。

逆質問はいくつ用意しておくのがいいですか?

A.逆質問は5~6つ程度用意しておくと、面接の流れに応じて柔軟に対応できます。

面接の中で解決してしまう内容があったり、面接官の立場によって質問できない内容が出てきたりする可能性もあるため、多めに5~6つ程度の質問を準備しておくと安心です。

その中から実際に質問できるのは2~3つというイメージでしょう。

質問内容は、企業文化や業務内容、キャリアパス、働き方などジャンルに分けておくと、面接官の話に合わせた質問がしやすくなります。また、事前の会話で答えが出た場合にも対応できるよう、重複を避けた質問や深掘りできる内容を考えておくことをおすすめします。

逆質問は、アピールにつなげたほうがいい?

A.アピールと聞きたいことを組み合わせるのが効果的です。

アピールのみの逆質問では、本来知りたかった回答が得られずに疑問が残ってしまう可能性があります。一方で、知りたいことだけを聞く逆質問では、企業への入社意欲を十分に伝えられないでしょう。

そのため、例えば「長期的に働きたいので職場環境を知りたい」と述べた上で「どのような働き方ですか?」と質問するなど、アピールを織り交ぜつつ知りたいことも聞く形にすることをおすすめします。

次の面接に向けて質問を取っておいたほうがいい?

A.質問は取っておかなくても大丈夫。それぞれの面接で違う内容を質問するのがおすすめです。

一次面接では、基本的な疑問や仕事内容に関する質問を中心に行い、役職者や経営層にすべき質問は次の面接での逆質問として用意すると、面接ごとに段階を踏んだコミュニケーションが行えます。

一次面接で逆質問の時間がなかったら不採用って本当?

A.逆質問の時間があるかどうかで不採用が決まるわけではありません。

面接の時間が限られている、面接官が必要な情報を既に得られたと判断したなどの理由で逆質問の時間がないケースもあります。そのため、逆質問でアピールを行う前提で面接の準備をしてしまうと、あなたの魅力が伝わりきらない恐れも。

面接官からの質問に対する回答や姿勢を通じて積極性を示すことができるように準備しておくことが大切です。

逆質問はどう終えるべき?

A.逆質問の最後では、感謝の意を伝えた上で「疑問が解消できたこと」を簡潔に伝えるとよいでしょう。

逆質問の締めくくりでは、質問に答えてくれたことへの感謝を述べ、「詳細に説明いただき、不明点が解消しました」や「入社後の働き方が具体的にイメージできました」といった前向きなコメントで終えると、誠実な印象を与えられます。

また、相手へ配慮する姿勢も重要で、「お時間をいただき、ありがとうございました。大変参考になりました」と一言添えると、面接官への配慮が伝わるでしょう。

一次面接の逆質問は事前準備が大切!疑問点をクリアにしましょう!

一次面接での逆質問は、応募企業に対する理解度や興味を示す重要な機会です。面接官に好印象を与えるためには、事前の準備が不可欠でしょう。企業や職種について調べた上で、自分自身のキャリアプランや転職後の働き方についてのイメージを持ち、それに基づいた質問を用意することが大切です。

また、逆質問の際には、面接官の立場や役職に応じた質問を心がけ、個人の意見を尋ねることで、より深いコミュニケーションが可能になります。

特に一次面接では、配属先社員が面接官になることも多いので、働くイメージを膨らませるためにも、逆質問を効果的に使用しましょう。

さらに、逆質問で質問背景を自分の言葉で伝えることで、ミスマッチや疑問点を解消したり、面接官に熱意をアピールしたりすることにもつながります。

一次面接を無事に終えたら次は二次面接もしくは最終面接(※)です。それぞれの面接ごとに逆質問のコツがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

二次面接の逆質問について詳しく知る

最終面接の逆質問について詳しく知る

※転職活動では、面接回数が2回(一次面接→最終面接)になることがあります。面接回数を問わず、最終面接では面接官が役員など決裁権のある人物となるのが一般的です。2回目の面接が最終面接と案内されている場合は、最終面接の逆質問を参考にしてください。

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