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面接NGあるある vol.06

面接NGあるある vol.06

面接
キャリアアドバイザーだから知っている!

面接で本当にあったNG理由
難しい質問でもないのにイライラvol.07

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この業界に魅力を感じたとのことですが 同じ業界の中でなぜ当社を選んだのですか? その質問さっきもお答えしたと思うんですけどぉ… 正直言ってもうどこでもいいんですよぉ

同じような質問が重なってイライラしだす

社会経験の浅い、20代前半の人にときどきあるケースです。応募者に「当社への志望動機は?」と尋ねたところ、いまいち要領を得ない答えしか返ってきませんでした。面接官は、はっきりとした志望動機を聞くために、「同じ業界の中でなぜ当社を選んだのですか?」「そう思うのはなぜですか?」などと聞き方を変えて質問を重ねます。すると、応募者は圧迫面接だと思ったのか、「さっきもお答えしたと思うんですけどぉ…」とふて腐れた様子になり、最終的には「正直どこでもいいんですよ」と明らかにイライラした様子に。面接官は、「決して難しい質問をしたわけではないのに…」と困惑してしまいました。

キャリアアドバイザーからのアドバイス

面接官が確認したいのは「話の一貫性」

面接官から同じような質問が続いたからといって、圧迫面接というわけではありません。質問内容を冷静に受け止めれば、面接官が「話の一貫性」を確認しているだけだと分かるはず。面接において、「志望動機」「転職理由」「自分の強み」「入社後に会社にどう貢献するか」の質問はとても重要です。同時に、何かの丸暗記でないことを確認するために「なぜそう考えるのか」もセットで聞かれるでしょう。その際、それぞれの答えの辻褄が合っていないと、おかしいですよね。例えば、転職理由は「専門性を磨きたい」、志望動機は「業界トップ企業でスケールの大きい仕事をしたい」で、自分の強みが「素直さ」だと、それぞれの答えに一貫性がないので、「本当かな? その場その場で都合のいいことを言ってるのでは?」と疑われてしまいます。面接で同じようなことを何度も聞かれるのは、面接官の「これを聞きたい」という意図にきちんと答えられていないということです。事前に、それぞれの質問の答えを「ひとつながりのストーリー」になるように準備しておくと答えの一貫性がぶれにくくなります。

テキスト:早川大輝 / プレスラボ
イラスト:二平瑞樹

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