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職務経歴書テンプレートと書き方
ダウンロード可能なサンプルフォーマット付き

「教員」の職務経歴書を作成する際に役立つテンプレート(ひな形)をご用意しました。ダウンロードしてそのまま使えるWord形式のサンプルと、職種別の書き方のポイントもご紹介していますので、参考にして、人事が会いたくなる魅力的な職務経歴書を作りましょう。

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「教員」職務経歴書の書き方のポイント

  • 職務経歴は学校ごとに業務内容を詳しく箇条書きにしましょう。その後に実績・取り組みとしてそれぞれの業務の中で工夫したエピソードを記載してください。
  • 活かせる経験・知識・技術では業務の中で培ったスキルを書くと、採用担当者に能力を把握してもらいやすくなります。資格は持っているものをすべて書き出しましょう。
  • 自己PRでは、日々の業務の中で工夫して考えたことをエピソードとともに記載してください。課題とその解決策を示す例を具体的に書ければ、印象にも残りやすくなるでしょう。
  • 公務員から民間企業を志望する場合は、自分の経験がいかに民間でも活かせるかをアピールすることが大切です。自分の経験を課題解決力、関係構築力などビジネスシーンでもイメージしやすい言葉に言い換えて伝えましょう。

小学校、中学校、高等学校の教員は児童・生徒や保護者との関わりの中で、民間企業でも活かせる傾聴力や関係構築力、伝達力などが身についていることが多いものです。転職先でも活躍するイメージを持ってもらうために、日々の業務の記述に加えてどんな工夫をしていたかを記載することが大切です。

職務経歴は経験した学校ごとに区切るのが分かりやすいですが、業務内容は同じことが多いので、経験した学校数が複数になる場合はまとめてしまってもかまいません。業務内容として担当した項目を箇条書きで簡潔に書き出したら、その後に実績・取り組みとして、それぞれの業務内容ごとに工夫した点を書き出しましょう。すべての項目の実績・取り組みを記載する必要はありませんが、部活で全国大会まで導いた、全体の学力を上げた、ICT授業を取り入れた、など自分で意欲的に取り組んだ事柄をアピールするとよいでしょう。

活かせる経験・知識・技術では、教員生活で得たスキルを民間企業でも活かせそうな能力に言い換えて、端的にまとめましょう。資格は、転職先によっては有利になるものもありますので、持っているものをすべて書き出し、Excel、Word、PowerPointなどのPCスキルは何ができるかをまとめてください。

自己PRでは小さなものでもよいので、自分で考えて工夫したエピソードを書くとよいでしょう。どのようなことを課題として、どのような行動をしたかというプロセスをまとめます。「関係構築力」「課題解決力」などビジネスシーンでもイメージしやすい言葉を見出しにして、転職先でも活躍できることを伝えるのがポイントです。

「職務経歴書ってどんなことを書いたらいいか分からない…」「とりあえず自分に合ったフォーマットがほしい…」、そんな人はdodaの職務経歴書作成ツール「レジュメビルダー」がおすすめです。

「教員」職務経歴書テンプレート見本(ダウンロードはこちら)

職務経歴書

20××年×月×日現在
氏名:○○ ○○

■職務要約

大学を卒業してから約x年間、高等学校の社会科日本史担当の教諭として働いてきました。全部で3つの高等学校で学級運営や教科指導、部活指導などに携わり、生徒の学力向上や学習環境の改善などに貢献。20xx年からは社会科の主任としてカリキュラムの進行チェックや、地域活動への参加、研修のとりまとめなども担当しました。また、後輩教育にも注力し、新任教師や教育実習生の指導にもあたりました。

■職務経歴

20xx年xx月~現在 高等学校教諭

事業内容:公立高等学校
生徒数:xxx人 

正規職員として勤務
20xx年xx月~現在     〇〇〇〇〇県立〇〇〇〇〇高等学校
20xx年xx月~20xx年xx月 〇〇〇〇〇県立〇〇〇〇〇高等学校
20xx年xx月~20xx年xx月 〇〇〇〇〇県立〇〇〇〇〇高等学校

【業務内容】
・学級運営(担任3回、副担任2回経験)
・教科指導(授業の計画・実施、テスト作成・採点、補習・追試対応など)
・教科外活動(生徒会顧問、学校行事運営、生徒指導など)
・進路指導
・部活指導(陸上部、茶道部の顧問)
・取扱業者選定委員会への参加(主にICT機器を担当)
・科目主任(社会科、20xx年~20xx年)

【学級運営での実績・取り組み】
3年生の担任として生徒の進路相談を担当しました。ていねいにヒアリングした生徒の希望を第一に考え、三者面談ではさまざまな場面で保護者を説得。連携を進めるためにそれぞれの性格に合わせて柔軟に粘り強く対応し、結果として全員が希望の進路に挑戦することができました。

【教科指導での実績・取り組み】
自分たちの住む土地と社会科の学習内容を結び付けて身近に考えてもらうために、市内の化石発掘体験を企画。地質学者に講師を依頼し、解説を受けながらフィールド実習を行い、参加した他教科の先生や生徒からも評価されました。その後も年に1回のフィールド実習が定着し、地元の歴史や地理を学んでいく素地作りに貢献しました。

【部活指導での実績・取り組み】
陸上部はそれまで、地区大会を突破したことのないチームでしたが、論理的なトレーニング方法を自ら学び、生徒とともに試行錯誤していくことで4×400mリレーで地区大会1位を記録。あえて競争率の低い競技を狙う戦略的な面や、マスターリーグの優勝選手に指導をつけてもらうなどの工夫と、生徒の努力により成し得た結果と考えています。

【教科外活動での実績・取り組み】
学校行事の予算管理を約x年間担当しました。業者への根回しや下調べによって予算を正確に提出できたほか、提出期限のリマインドを細かく入れて、納入期限までに全額回収できました。

■活かせる経験・知識・技術

  • ・生徒の積極的な参加を促す授業立案などの企画力
  • ・さまざまな価値観の人々に理解してもらうための伝達力
  • ・保護者や他校の教師、外部業者の間を調整する折衝力
  • ・部活動や教科指導など、自ら学習していく力
■PCスキル
  • Word / 生徒配布用の資料作成が可能なレベル
  • Excel / 関数を組み合わせての数式作成が可能なレベル
  • PowerPoint / レイアウト図の作成、新規資料作成が可能なレベル
■資格
  • 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
  • 中学校教諭一種免許状(社会) / 20xx年xx月取得
  • 高等学校教諭一種免許状(社会) / 20xx年xx月取得

■自己PR

<課題を解決に導く提案力>

担当クラスの期末テストを分析した結果、全体の平均点数が伸び悩む時代区分を発見。受験に向けて再度、強化授業を行ったほか、歴史の理解度によりA、B、Cの3段階に分けてそれぞれの段階でつまずきやすい箇所を小テストとしてまとめました。週に2回小テストを実施して、反復することで記憶させるのと同時に、段階が上がっていくゲーム的な楽しさを工夫。結果としてセンター試験の結果では8割の正答率を出すことができました。

<異例のスピードでICT授業を開始>

タブレットを使ったICT授業を自ら計画し、予算管理から業者手配までを通常業務の間にこなして無事に授業開始までに準備することができました。民間企業ではないため、企画から実現までの準備期間が半年というのは異例の短さでしたが、どうしても卒業前の3年生に体験させたかったため、申請に際しては申請書類以外に必要性を説明した資料を用意し、業者にも事前に必要台数の確保を相談しておくなど、事前に根回しをすることでスムーズな導入を実現しました。

以上

教員の職務経歴書サンプル見本(Word形式)がダウンロードできる!

職種ごとのサンプルと、それぞれの作成ポイントをご紹介!Word形式の記入例がダウンロードできます。

職務経歴書作成に役立つ「自己PR」の例文はこちらから

教員の自己PRの例文サンプル

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職種に合わせた職務経歴書サンプルをダウンロードしても、「どんなことを書いたらいいか分からない…」と迷ってしまう人は、dodaの職務経歴書作成ツール「レジュメビルダー」がおすすめです。

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