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履歴書に中退歴はどう書く?不利に働かないための注意点
【例文付き】

ここでは高校や大学などを中途退学しているときの学歴の書き方を解説します。高校や大学を中退したという事実は、できれば隠したいと考えがち。しかしそこで嘘をつけば、学歴詐称で後に解雇や懲戒処分となる可能性があります。採用の選考では中退歴に必ず触れなければならないと覚悟し、正しい書き方とポジティブな伝え方を理解しましょう。

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1.中退歴は学歴詐称にならないよう必ず記載する

中退歴は中途採用の選考で不利に働くというイメージがあるせいか、その事実をなんとかして隠そうとする人がいます。しかし、それは非常にリスクの高い行為です。もし履歴書に事実と異なるような記載をして入社後に嘘が発覚したら、学歴詐称と判断され、企業によっては解雇や懲戒処分の対象となる可能性があります。必ず真実を記載してください。

中退したにもかかわらず「卒業」と記入するのはもってのほかですが、例えば、「大学を中退したことを知られたくないので、高校卒業までの経歴しか書かない」というのもNGです。中退歴を省いた場合、経歴の中に空白の期間ができてしまいます。採用担当者はこうした空白期間に敏感に反応します。中退歴を省いて書類選考を通過したとしても、面接で「この期間は何をしていたの?」などと聞かれることになるため、最初から明らかにしておいたほうが余計な疑問を持たれずに済みます。

2.中退歴は学校名、学部・学科名の後ろに「中途退学」と記入

中退歴は、「入学」を記載した次の行に、学校名、学部・学科名を記載したうえで1文字分のスペースを空けて「中途退学」と記入するのが正しい書き方です。中退歴を目立たせたくないからといって、「入学」と記載した行にまとめて書いてはいけません。新しい行を使ってください。また、「中退」「退学」などと略さず、正式な記載方法である「中途退学」と書きましょう。

年月も正確なものを記入してください。卒業や入学と違い、必ずしも3月や4月になるわけではないので注意が必要です。わからない場合は学校に問い合わせるなどをして、正確な年月を記入してください。

▼中退歴の正しい記入例

3.中退歴をネガティブに受け取られないための履歴書への書き方

そもそも、中退歴自体が必ずしも選考に不利に働くというわけではありません。経済的事情や病気など、本人がどうすることもできない理由で、中退を余儀なくされることもあるからです。また、社会人経験をいち早く積むため、留学のためなどといった、前向きな理由で中退をすることもあるでしょう。

だからこそ採用担当者は、あなたがなぜ中退したのか、その理由を知りたいと考えます。中退した理由が採用担当者や応募先の企業にとって納得できるものであれば、マイナスな印象につながることは少ないでしょう。どのように記入すると不利に働かないかを確認してください。

やむを得ない理由で中退した場合

経済的理由や親の介護といった、いたしかたのない理由で学校を中退した場合は、その理由をはっきりと記載すべきです。自分自身の問題ではないということをきちんと伝えることができ、怠けたり投げ出したりしたわけではないことを示すことができます。履歴書の学歴欄の「中途退学」のあとに、カッコ書きで簡潔に記載しましょう。

健康上の理由で中退したという場合もその旨を書いておいたほうがいいでしょう。ただし、採用担当者は「現在も治療中なのか」「入社後病気が原因で休んだり辞めたりしないか」ということを心配します。同じくカッコ書きで理由を書き、現在は支障なく働けることを明記するのが適切です。

▼経済的事情の場合で中退した場合の正しい記入例

▼健康上の場合で中退した場合の正しい記入例

ポジティブな理由で中退した場合

前向きな理由で学校を中退したのであれば、それを履歴書で伝えないのは損です。前向きな理由には、「今の学業とは別にやりたいことができた」「アルバイト先で責任あるポジションを任せられて魅力を感じ、早く社会人として働きたかった」などといったものが挙げられます。もし直接的な中退理由が単位の不足などであっても、何かに熱中していて学校に行かなくなってしまったという場合には、ポジティブな理由のほうを記入しましょう。「中途退学」の後ろにカッコ書きで簡潔に記載します。

また、中退後に資格を取得した場合や高卒認定試験に合格した場合には、履歴書の学歴欄もしくは資格欄にその旨を記載しましょう。中退後にやり遂げたことやスキルアップしたことをアピールしておくと、中退理由の説得力が増します。

▼語学留学をした場合の正しい記入例

▼社会人としての就業を優先した場合の正しい記入例

好感を持たれにくい中退理由の場合

学校を中退した理由が採用担当者に好感を持たれにくい理由である場合は、無理にそれを書く必要はありません。中退したという事実は必ず書かねばなりませんが、中退理由については履歴書では触れなくとも問題ないからです。「中途退学」とだけ書いておきましょう。「人間関係がうまくいかなかった」「学校に馴染めなかった」「怠けて学校に行かなかった」などの理由での中退した場合、採用担当者に「馴染めなかったらすぐ辞めるのか」「社会人として大丈夫なのか」という不安を与えかねないので、履歴書には書かないほうが無難です。

▼採用担当者に好感を持たれにくい中退理由は書かない

4.面接での中退歴の上手な説明方法

履歴書に中退歴が記載されていると、面接開始の時点で、面接官からネガティブなイメージを持たれてしまっている可能性が少なからずあります。できるだけ早く自分から切り出して、面接官の抱えている疑問や不安を解消しておいたほうが、その他のアピールが効果的に伝わるはずです。多くの面接では、冒頭で「自己紹介をしてください」などと、自分の経歴を紹介するタイミングを与えられます。このとき、中退の事実を避けずに、簡潔に理由を含めて説明しておきましょう。

注意したいのは、ネガティブなイメージを払拭しようと、くどくどと中退の理由を話さないということ。中途採用の面接では、採用担当者は社会人としての経歴に重点を置いてチェックしているのが通常です。中退の理由を長く話すのは時間の無駄ですし、「本当は何か隠したいことがあるのでは?」などと、余計な疑念を生んでしまう結果につながりかねません。「中退の事実は隠さず話すが、説明の主体は社会人の経歴である」としっかり覚えておきましょう。

中退の事実を話したことにより、面接官からより深掘りをするような質問が発せられるかもしれません。その場合も、質問に対して誠実に答えるだけでOKです。面接官は有能な社員を採用するためにその場にいるのです。応募者のアラを探して落とすためではありません。面接官にとって、納得ができる理由であればマイナス評価となることもないでしょう。過度に心配せずありのままを話してください。

こちらもチェック! 書類選考に受かる・採用担当者の目に留まる履歴書の正しい書き方

5.履歴書の職歴欄の書き方についてのQ&A

履歴書の職歴欄を書くときに、よくある疑問・質問をQ&A形式でまとめました。書き方に迷ったときはすぐにチェックしてみてください。きっとあなたの疑問が解決されるはずです。

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