スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

連載転職の失敗談から学ぶ!後悔しない転職成功術

あこがれの職業に転職したけれど想像以上につらい…ミスマッチをなくすためには?

あこがれの職業への転職は必ずしも成功するとは限りません。この記事では、せっかくのあこがれの職業への転職を後悔しないために行いたい、転職活動のコツを失敗談とともにご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

【case】

「好きを仕事に!」とあこがれの職業に転職しましたが、想像以上につらいです…

以前からやりたい仕事があり、友達からも「楽しくて、収入も良い」という話を聞いていたので転職したのですが、思っていたよりもハードでついていけそうにありません。想像以上につらいので辞めたいと思うようにもなり、もう一度転職したいのですが…。

N.Kさん(29歳)

キャリアアドバイザーの助言

あこがれの職業のどこに魅力を感じているかもう一度掘り下げてみましょう

どうしてその仕事にあこがれたのか、もう一度、思い出してみましょう。友達にあこがれて転職したということですが、具体的にはどのような要素に惹かれたのでしょうか。惹かれた部分を言語化した上で、それを実現するための方法を考えましょう。
あこがれの仕事と自分ができる仕事が必ずしも一致するとは限りません。「この仕事がしたい」と思ったとしても、一度冷静になって、なぜその仕事にあこがれるのかをじっくり考えてみましょう。

詳しく知りたい

「あこがれの職業に就きたい」は転職理由としてあり?

「あこがれの職業に転職したい」という転職理由は「あり」ではあるものの、あこがれだけで転職をしてしまうと、自分には合わなかったり続けていくのが困難だったりと後悔してしまうかもしれません。あこがれの職業の具体的にどこに魅力を感じているのか、自分のこれまでのスキルをどのように活かせるのかを言語化し、しっかりと伝えましょう。

また、「あこがれの職業」と「自分に合う仕事」は違うこと、やりたい仕事でも自分に合わなければやりがいを感じるのは難しいことを認識しておきましょう。

あこがれの職業への転職を成功させるためにやるべきこと

ここでは、せっかくのあこがれの職業への転職を後悔しないためにやるべき5つのポイントをご紹介します。各手順を踏んでいくことで、納得のいく転職につながるはずです。

あこがれの職業・やりたい仕事に惹かれているポイントを洗い出す

まずはあこがれの職業・やりたい仕事に惹かれる理由を洗い出し、言語化してみましょう。洗い出すことで、本当にその仕事でなければ実現できないのか、今の仕事で実現できないのかが見えてくるはずです。

あわせて、惹かれている部分だけではなく、その仕事の具体的な内容・求められるスキル・大変さ・働く環境などをイメージできているかも立ち返ってみましょう。転職後、思っていた内容ではなかった…とならないよう、その企業で自分が働く姿をイメージした上で十分に検討しましょう。

実際にその職業で働いている人の話を聞く

やりたい仕事の具体的な業務内容や働き方について情報収集するには、実際に働いている人の話を聞くのがおすすめ。転職先の候補として考えている企業の公式サイトに採用ページがある場合は、その中で一日の仕事の流れや社員の声などが見られるかもしれません。仕事に求められる要素や大変な部分だけでなく、選考において有利に働く経験を知ることができ、働く上での具体的なアドバイスなども得られます。知人づてで関係者を探したり、企業説明会で相談してみるなどして、実際に働いている人と会い、話を聞くとよいでしょう。

自分の得意不得意を分析する

自分の得意不得意の分析は、応募書類の作成や面接対策だけでなく、あこがれの職業・やりたい仕事が自分に合うのか見極めるためにも大切なプロセスです。選考前にしっかりキャリアの棚卸しをし、自己分析をしておくと、自分の得意不得意だけでなく、仕事に対する価値観、働きやすい職場環境などを明確にできます。選考中、転職後にも、どんな期待や希望を持ってその会社を選んだかの本質に立ち戻るのに役立つでしょう。

向いている働き方や企業風土が分かる「キャリアタイプ診断」で自己理解を深めよう

仕事内容以外の優先順位をつけておく

あこがれの職業について具体的なイメージが持て、あらためて挑戦したいと思えた場合は、どの会社に転職するか考える必要があります。給与や勤務時間などの雇用条件はもちろん、希望があれば社風や企業・部署の規模なども洗い出して、自分の中での優先順位も明確にしておきましょう。

またライフイベントによっても、働き方は大きく変化します。長く働くことを想定するのであれば、結婚や子育て、その後のライフイベントと仕事を両立できそうかにも着目するとよいでしょう。

あこがれの職業・やりたい仕事をする自分の姿をイメージしてみる

ここまで集めてきた仕事に関する情報や自己分析を踏まえて、自分があこがれの職業・やりたい仕事をしている姿を具体的にイメージしてみましょう。実際にイメージをしようと思うと、自分や企業の姿が客観的に見えるようになります。現在の自分に足りていない能力や考えが明らかになったり、逆に自分の希望と企業との間でマッチしていない部分が見えてきたりするでしょう。

現在の自分の姿を客観的に見つめ、将来のありたい姿を実現するには何が不足しているか、不足している要素を補うためには、どのようなキャリアを築けばよいのか考えることにもつながります。イメージによって見えてきたものをもとに、さらなる情報収集、または応募職種や業界、企業の再検討を行いましょう。

あこがれの職業で納得して働くために

希望を持ってあこがれの職業に転職したにもかかわらず、転職を後悔する人は少なくありません。それは「あこがれの職業」の掘り下げが足りないことが原因。なぜあこがれたのか、その職業で自分はどのように働くのかを時間を取って考え、本当にその職業に転職することが自身のキャリアにとって大切か振り返ってみましょう。
また転職に際しては、職業や業界についてだけでなく、自分のキャリアも棚卸しすることが大切です。自分の得意不得意を分析したり、仕事における優先順位を整理しながら、転職活動のための準備を行い、あこがれの職業への転職を成功させましょう。

dodaでは自分を客観的に知るための診断サービスや、転職エージェントサービスをご用意しています。納得のいくキャリアを築くためにも、ぜひあわせてご利用をご検討ください。

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加
あなたのキャリアの強みは?
16の質問に答えて、自己PRを発掘!
自己PR 診断を受ける
入社後に「こんなはずじゃ…」とならない
ために、転職のプロに相談しよう
エージェントサービスに申し込む(無料)

バックナンバー

ステップで分かる転職ノウハウ

  • ボーナス平均支給額調査【2024年版】