履歴書のサイズはA4かB5か?用紙の大きさと印刷方法を解説
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履歴書を作成する(無料)履歴書の用紙・サイズはA4・B5の2種類
市販されている履歴書には、A4サイズとB5サイズの2種類があります。A4サイズは、見開きでA3サイズのものを二つ折りにしたもので、A3やA判と呼ばれることもあります。同じくB5は見開きでB4サイズのものを二つ折りにしたもので、B4やB判と呼ばれることもあります。二つ折りにしてA4またはB5になるものと覚えておきましょう。
▽A4サイズの履歴書とB5サイズの履歴書
A4サイズの履歴書(A3二つ折り)
A4サイズ(ヨコ210ミリ×タテ297ミリ)の履歴書です。A3(297ミリ×420ミリ)を二つ折りにしてA4としているため、見開きにするとA3のサイズになります。
B5サイズの履歴書(B4二つ折り)
B5サイズ(ヨコ182ミリ×タテ257ミリ)の履歴書です。B4(257ミリ×364ミリ)を二つ折りにしているので、見開きにするとB4のサイズになります。A4よりも一回り小さいです。
基本的に、市販の履歴書はこの2種類のサイズしかありません。企業から「B5サイズの履歴書」と指定された場合は、見開きB5サイズのものでなく、見開きB4を指定されたと理解しましょう。
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履歴書の用紙・サイズの選び方
それでは、A4サイズとB5サイズの履歴書、どちらを使うのがいいのでしょうか。用紙・サイズを選ぶ際の基本的な考え方を紹介しましょう。
指定がなければ履歴書のサイズはA4・B5どちらでもOK
大前提として、履歴書のサイズはA4とB5どちらを使っても評価に影響することはありません。ただし、企業側から履歴書のサイズや形式を指定されている場合は、必ずそれに合わせたサイズにしなければなりません。サイズを守らなければ、選考自体に参加できないケースもあります。
1980年ころまではB5サイズの履歴書が一般的でしたが、近年ではA4サイズの履歴書も広く普及しています。そのため、両方とも一般的なサイズと認識されており、企業側から履歴書のサイズの指定がない場合、どちらのサイズを選んだとしても問題になることはないのです。
記入する内容が多いならA4、シンプルにまとめるならB5
A4サイズの履歴書とB5サイズの履歴書の最も大きな違いは、各項目の記入スペースの広さです。A4サイズのほうが用紙自体が一回り大きいため、記入スペースも広くなっているのです。学歴・職歴に書くべきことが多い人や志望動機や自己PRをしっかりと記入したい人にはA4サイズが向いています。
逆に学歴・職歴に書くべきことが少なく、志望動機などをシンプルにまとめたい人にはB5サイズの履歴書が向いているといえるでしょう。記入スペースが狭い分、文字数が少なくてもバランスの整った履歴書に見えます。
履歴書のサイズを同封書類と統一するのもおすすめ
履歴書のサイズを、一緒に提出する送付状や職務経歴書などの書類と統一するという考え方もあります。履歴書と同封書類のサイズが違うからといって評価が下がることはありませんが、サイズを合わせると、採用側が書類を管理しやすくなるというメリットがあるからです。
ちなみに、履歴書に同封することが多い職務経歴書は、A4サイズで作成するのが一般的です。また、応募書類を封筒に収めるときに使用する送付状・添え状やクリアファイルもA4サイズが基本。履歴書のサイズに決まりはないのですが、結果としてA4サイズを利用したほうが好都合な場合が多いかもしれません。
▽履歴書と同封することの多い書類など
パソコンで作成した履歴書の印刷方法とサイズ(自宅・コンビニ)
履歴書を自分で印刷する場合、見開きでA3またはB4サイズに印刷し、二つ折りにするのが一般的ですが、それが難しい場合はA4用紙2枚つづりで印刷しても大きな問題にはなりません。コンビニエンスストアで履歴書を印刷する場合は、履歴書のファイルをPDF形式に変換しておくのがおすすめです。
コンビニエンスストアで印刷する場合
コンビニエンスストアにある複合機はA3やB4サイズの印刷に対応しており、高画質かつ高性能なため履歴書の印刷に適しています。印刷にかかる金額は、サイズやカラーモードなどによって1枚あたり10~100円ほどです。USBメモリなどの記録メディアが手元にあれば、パソコン上で作成した履歴書のデータを保存し、複合機のタッチパネルの操作に従うだけで簡単に印刷できます。
記録メディアを持っていない場合は、自宅からコンビニエンスストアのネットワーク・プリントサービスに履歴書のデータをアップロードし、コンビニで印刷する方法もあります。ただし、この場合、事前に会員登録が必要な場合がほとんど。また、ネットワーク・プリントサービスに対応していないコンビニエンスストアもあるので、事前に対応可能か調べておきましょう。
そのほか、ファイル形式にも注意が必要です。Word形式やExcel形式のファイルのプリントに対応していない場合もあります。コンビニエンスストアで履歴書の印刷をする場合は、履歴書のファイルをPDF形式に変換しておいたほうがいいでしょう。PDF形式への変換方法は下記のページで詳しく解説しています。
WordやExcelで作った履歴書をPDF形式に変換する方法とは?
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- コンビニエンスストアに印刷に行く前に、履歴書をPDFに変換の方法を知ろう
- 履歴書をコンビニエンスストアで印刷する場合、PDFの形式でなければ印刷できないことがあります。このページでは、WordやExcelファイルをPDFにする方法をお伝えします。
自宅で印刷する場合
コンビニエンスストアなどでA3サイズ、B4サイズの見開きで印刷するのがベストですが、それが難しい場合はA4用紙2枚つづりにして自宅で印刷しても大きな問題にはなりません。この場合、履歴書の片面ずつの印刷になるので、必ず名前・写真が記載されている紙を上にして2枚を重ね、クリップでまとめてください。注意したいのは、ホチキスで留めないこと。採用担当者は履歴書をコピーしたり、一覧で確認したりします。ホチキスの針を外す手間をかけさせないように配慮しましょう。
どうしても見開きにしたいからといって、A4見開き、B5見開きサイズなど、縮小して印刷するのはNGです。文字が小さく読みにくい履歴書になってしまいます。また、ほかの応募者の履歴書が見開きA3なのに対して、見開きA4の履歴書があると悪目立ちすることは必至です。見開きの場合はA3かB4、A4で印刷したい場合は片面ずつ、2枚に分けてください。
クリップでまとめる
▽A4サイズの2枚つづりで印刷しても大きな問題にはならない
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こちらもチェック! 書類選考に受かる・採用担当者の目に留まる履歴書の正しい書き方
この記事を監修したキャリアアドバイザー
岩瀬 翔
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー
【経歴】
コンサルティングファームの業務系コンサルタントを経て、現職に入社。dodaのキャリアアドバイザー、新規事業の部門で企業の採用支援も経験し、10年以上転職支援に携わっています。現在は管理職として、幅広い業界・職種の方の転職をサポートしています。
【メッセージ】
企業担当や自社採用の面接官も経験していますので、採用する側の本音を踏まえて、「転職者がどうしたらいいのか分かる」情報を提供します。
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