「建築・設備設計」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 活かせる経験・知識・技術の項目を冒頭に記載し、採用担当者がすぐにスキルを把握できる体裁にしておきましょう。
- プロジェクトは過去5年以内の代表的な3つ程度に関して詳細を明記し、そのほかに手掛けたプロジェクトに関しても省略せずに概略をまとめてください。
- プロジェクトの内容には、担当した業務や工事の規模、人数、役割などを記載してください。また代表的なプロジェクトには、実績・取り組みとして工夫した点をアピールできるとよいでしょう。
- 自己PRでは、設計に伴う各関係者との調整力や、発注者からのニーズをきちんと反映し満足してもらえたといった具体的なエピソードを記載しましょう。
建設・設備設計の職務経歴書は、経験してきた業務を職務要約で簡潔にまとめ、冒頭に活かせる経験・知識・技術を記載しましょう。この項目には、自分の得意分野とする領域や、特に多く扱ってきた建設現場、学生時代の専攻などをポイントを絞って書き、採用担当者がすぐにスキルや経験値を把握できるようにしておくことが理想的です。
職務経歴には、過去5年以内の代表的なプロジェクト3つ程度に関して特に詳細を記載しておきましょう。実績・取り組みの項目でも設計にあたり工夫した点や納期を守るために取り組んだことを書けるとアピールになります。そのほかのプロジェクトも省略してしまうのではなく、内容を簡潔にまとめて手掛けた実績として記載してください。プロジェクトの内容には、自分が担った業務内容や工事の規模、人数、役割などを明記しておくと、採用担当者や現場担当者に伝わりやすくなります。
PCスキルや資格もしっかり記載しておきましょう。特に資格については、志望企業が同じ建設業界の場合、現在勉強中であっても受験予定日などを添えて意欲を示しておくと、プラスの評価になることもあります。
自己PRでは、設計を納期どおりに進めるために工夫したことや、社内外の各部門と打ち合わせや調整してきた経験をアピールできるとよいでしょう。また、調整する関係者が多いなか、発注者の予算やデザインなどのニーズに応えられたことも具体的なエピソードをのもとに書けると、さらに採用担当者に注目してもらえることがあります。アップデートされていく規格に関する情報nキャッチアップができていることなども強みのひとつです。
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職務経歴書
■職務要約
株式会社○○○○○に入社後、現場係員として約x年間○○オフィスビル建設工事を担当し、施工の基礎を身につけたあと、設備設計として本社オフィスビルや大学、市役所といった公共施設の設計に携わってきました。現在は、初期段階の発注者へのヒアリングから携わり、意匠設計や構造設計だけでなく施工管理の担当とも調整して設計し、現場での施工と設計図を比較しながら、適切な工事が進められているかの確認も行っています。
■活かせる経験・知識・技術
- ・○○大学で環境システム学を専攻し、施設や住宅のシステムの問題解決について学ぶ
- ・オフィスや大学、公共施設などの設計を幅広く経験
- ・CADを利用した設計図の作成
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ |
事業内容:建設事業 |
正社員として勤務 |
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20xx年xx月~現在 / ○○本社ビル設備設計 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○○市役所の空調設備設計 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全x名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○大学の電気、空調設備改修設計 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○マンションの配管空調設備 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○オフィスビル電気設備設計 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○オフィスビル建設工事 | 規模/役割 |
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【業務概要】 |
全xx名 |
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- 1級建築士 / 20xx年xx月取得
- 設備設計1級建築士 / 20xx年xx月取得
- 電気工事施工管理技士 / 20xx年xx月取得
■PCスキル
- Word / 書式設定、表の挿入、社内打ち合わせ用の資料作成が可能なレベル
- Excel / IF関数、ピボットテーブルの使用が可能なレベル
- PowerPoint / レイアウト図の作成、新規資料作成が可能なレベル
■自己PR
<関係各所との円滑な折衝>
設備設計にあたっては、意匠設計や構造設計の担当者と打ち合わせを重ね、デザインや構造の意図を把握しながら設計しています。図面上できれいに納まるだけでなく、施工時も円滑な工事になるように、施工管理の意見を汲みとることにも尽力。また、各部門との進捗管理を細かく行うことで、突発的なトラブルが発生しても柔軟に対応し、工期内の設計に貢献できています。
<施主のニーズを汲みとり、満足してもらえる最適な設計を実現>
○○本社ビルの設備設計では、施主のヒアリングから担当。予算やデザインに関する要望をもとに、最適な設備設計が進められるよう施主との密な連絡を心掛けています。施工開始後は現場へ通い、施工管理担当者と進捗確認をしながら、正しい施工ができているかを細かく確認。結果として、施主と初期の提案時に合意した内容からギャップを発生させることなく施工を進めることに貢献しました。
以上
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