「土木施工管理」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 職務経歴欄では直近5年間ほどの経歴が注目されるため、主なプロジェクトは詳細を示しておきましょう。
- 具体的な業務内容に関しては、同業界を志望している場合は詳細に、異業界を志望している場合は簡潔に記載することを心がけましょう。
- PCスキルに関しては、書類作成などでどのくらいのレベルのことができるのか具体的に書いておきましょう。
- 自己PRでは、現場の職人さんたちとの折衝やスケジュール管理を行う上で、施工管理として意識した点をアピールできるとよいでしょう。自分自身の弱みを克服するために努力した経験も、アピールポイントのひとつになります。
土木施工管理は職種の特性上、専門的な用語などが多くなりがちですが、職務経歴書には専門用語を使いすぎないように注意しましょう。現場担当者ではなく人事採用担当者が見たときでも伝わるようにすることが大切です。
職務経歴欄にはプロジェクトごとに、工期、概要、受注金額、人数の規模感などを明記してください。どのような工事を担当していたのかが、募集しているポジションをこなせる人材かどうかの判断基準として重要になります。業務内容に関しては、志望企業が同業界の場合は詳細を、異業界の場合は概要が伝わるようにしておくとよいでしょう。また、経歴の中で注目されるのは、直近5年間程度の経験になります。直近のプロジェクトは個別で詳細を記載し、それ以前のプロジェクトは簡潔にまとめておくのがおすすめです。プロジェクトの経歴以外で強みやスキルがある場合は、活かせる経験・知識・技術の項目でアピールしましょう。
資格は持っているものをすべて記載してください。職種の特性上、地方自治体との書類のやりとりが多く発生するため、PCスキル欄には使えるレベルを具体的に書いておきましょう。
自己PRでは、発注者や社内外の作業員との折衝力が強みになります。年長のベテランにも適切な指示出しを行ったことや、施工管理として現場をコントロールするために行った工夫や意識した点などをアピールできるとよいでしょう。悪天候やトラブルが発生しても軌道修正できるスケジュールの調整力も重要です。また、得意なことだけでなく、自分の弱みを認識して、克服するために取り組んだことも、業界問わずアピールになるでしょう。
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職務経歴書
■職務要約
株式会社○○○○○に入社後、約x年間○○○トンネル工事の現場係員として配属され、施工管理補助や書類申請を担当しました。その後約x年間は○○○自動車道工事の現場を担当し、全体の工程管理に尽力。協力会社とも積極的にコミュニケーションをとり、正確な工事の実現に努めてきました。20xx年からは○○○自動車道工事の現場所長に任命され、全体の管理を担当しています。
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ |
事業内容:土木・建設事業 |
正社員として勤務 |
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20xx年xx月~現在 / ○○○自動車道工事 | 規模/役割 |
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【工事概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○○自動車道工事 | 規模/役割 |
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【工事概要】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ○○○トンネル工事 | 規模/役割 |
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【工事概要】 |
全xx名 |
以下、そのほかに従事した工事および検収 | 規模/役割 |
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△△県△△市の橋梁補修工事 |
現場係員 |
■活かせる経験・知識・技術
- ・○○大学△△学部で交通システムを専攻
- ・測量の経験
- ・発注者との折衝経験
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- 土木施工管理技士2級 / 20xx年xx月取得
■PCスキル
- Word / 書式設定、表の挿入、重要資料作成が可能なレベル
- Excel / IF関数の使用が可能なレベル
- PowerPoint / レイアウト図の作成、新規資料作成が可能なレベル
■自己PR
<関係者への情報共有により、安全に現場を管理>
現場は社内の作業員だけではなく、施主や協力会社など関わる人が多く認識齟齬も発生しやすい環境です。そのため認識齟齬を防ぎ、共通のルールや注意喚起が関係者全員に共有できるように、情報の徹底を心掛けています。連絡や報告フローも現場ごとに整備。自分より年長のベテラン作業員の方にもしっかり指示を出し、注意事項や連絡が行き届くように管理することで、事故やトラブルなどがない安全な施工に貢献しています。
<日々細かい確認を繰り返し円滑な工事を遂行>
現場に配属された当初は、施工の途中で設計図との乖離に気づかず、施工の作業のやり直しを発生させてしまうことがありました。その反省をもとに、現在は日々進捗を管理し、こまめに設計図と突き合せて確認することで、設計図どおりの施工に努めています。また、少しでも疑問を感じたところは現場の作業員の方々とコミュニケーションをとり、早い段階で軌道修正することで、常に正確な施工を心掛けています。
以上
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