建築・土木・不動産
プラントエンジニアリングの
職務経歴書テンプレートと書き方ガイド
ダウンロード可能なサンプルフォーマット付き
「プラントエンジニアリング」の職務経歴書を作成する際に役立つテンプレート（ひな形）をご用意しました。ダウンロードしてそのまま使えるWord形式のサンプルと、職種別の書き方のポイントもご紹介していますので、参考にして、人事が会いたくなる魅力的な職務経歴書を作りましょう。
「プラントエンジニアリング」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- プラントエンジニアリングの職種・業界は幅広いので、何を担当してきたのかが採用担当者に伝わるように、職務経歴では手掛けた案件の規模や業界、担当した機器、業務などを細かく書き出してください。
- 活かせる経験・知識・技術では、経験した業務を簡潔にまとめておくと、採用担当者に経験値が伝わりやすくなります。まだ経験が少ない20代前半の人であれば学生時代の研究内容などを入れてもよいでしょう。
- 持っている資格やスキルはすべて挙げてください。転職先によっては有利になるものもあります。
- 自己PRでは無事故や納期達成などの目標に向かって、自分なりに取り組んだことや工夫したことを記載しましょう。顧客折衝の中で提案したこと、コストやフローを改善したこともアピールのひとつになります。
プラントエンジニアリングの転職は、どんな業界・規模のプラントをどのような立場で経験してきたかを採用担当者に分かるように伝えることが大切です。一口にプラントエンジニアといっても業界は多岐にわたり、立場も機械設計、電気設計、施工管理、プロジェクトエンジニアと大変幅の広い職種なので、転職先の会社でも活かせる業界知識、技術があると分かってもらえるように職務経歴書を作成しましょう。そのためには、職務経歴にプラントで主に扱う素材や原料、請負金額、担当業務、チームの人数と役割、担当した機器などを細かに漏らさず書き出してください。同じプラントの経歴が続いたり、あまりにも経歴数が多くなったりする場合は箇条書きなどにしてまとめてもよいですが、全部で職務経歴書4枚程度に収まるのであれば、すべて書き出しましょう。
担当した業務の内容がそのままスキルとして受け取られるので、実績・取り組みの項目は必須ではありませんが、まだ経験が少ない若い方は業務を改善したことなど、工夫した点や成果を記載しておいてもよいでしょう。海外経験や衛生管理などの特別な知識がある場合は、書いておくとアピールポイントになることもあります。
活かせる経験・知識・技術では、自分の経験を棚卸しして端的な箇条書きにすることで、採用担当者がスキルを把握しやすくなるでしょう。資格は転職先によって有利になるものが異なります。監理技術者（機械器具設置工事）の資格などは転職先の企業によっては優遇してくれるので、まずは持っているものをすべて記載してください。Excel、Word、PowerPointなどのPCスキルも、どんな作業ができるかを書いておくとよいでしょう。
自己PRでは、プロジェクトを達成するため、自分なりに考えて行動したことや、調整、工夫したことを伝えられるとよいでしょう。工期短縮や無事故、顧客からの評価など、どんな成果につながったかも記載できると採用担当者に魅力が伝わりやすくなります。
「職務経歴書ってどんなことを書いたらいいか分からない…」「とりあえず自分に合ったフォーマットが欲しい…」、そんな人はdodaの職務経歴書作成ツール「レジュメビルダー」がおすすめです。
「プラントエンジニアリング」職務経歴書テンプレート見本（ダウンロードはこちら）
職務経歴書
■職務要約
株式会社○○○○○に入社後、プラントエンジニアとして機械設計部に配属され、主に食品プラントの冷却設備の設計をxx年間担当。20xx年からは施工管理者として衛生管理の視点を活かした工程管理に従事し、20xx年からプロジェクトエンジニアとして国内外の食品プラントの建設工事に携わりました。冷却・冷凍技術を基幹とした工場建設を強みとしており、設備の提案から見積もり算出、工程管理、運転開始後の維持運用まで一貫して経験しています。
■職務経歴
| 20xx年xx月～現在 株式会社○○○○○ |
事業内容：空調、冷凍冷蔵、生産加工など食品プラントの総合エンジニアリング |
正社員として勤務 |
|---|
| 20xx年xx月～現在 ／ △△△株式会社 食品加工プラント新規建設工事 | 担当機器／役割 |
|---|---|
|
【業務概要】 |
【役割】 |
| 20xx年xx月～20xx年xx月 ／ ▽▽▽株式会社 食品加工プラント新規建設工事 | 担当機器／役割 |
|---|---|
|
【業務概要】 |
【役割】 |
| 20xx年xx月～20xx年xx月 ／ 株式会社△△△ 食品加工プラント新規建設工事 | 担当機器／役割 |
|---|---|
|
【業務概要】 |
【役割】 |
| 20xx年xx月～20xx年xx月 ／ 株式会社▽▽▽ 食品プラント増設工事 | 担当機器／役割 |
|---|---|
|
【業務概要】 |
【役割】 |
■活かせる経験・知識・技術
- ・顧客への設備提案、納期調整などの折衝業務
- ・設備設計から試運転まで、プラント建設のプロジェクトマネジメント経験
- ・工程、品質、安全、原価の施工管理能力
- ・食品プラントでの衛生管理の知識（HACCP含む）
- ・中国山東省での食品プラント建設経験（英語での現地施工会社などとの調整経験）
- ・3D-CADを使用した機械設計経験、図面の読解
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 ／ 20xx年xx月取得
- TOEIC Listening & Reading xxx点 ／ 20xx年xx月取得
- 1級管工事施工管理技士 ／ 20xx年xx月取得
- 監理技術者（管工事） ／ 20xx年xx月取得
- 監理技術者（機械器具設置工事） ／ 20xx年xx月取得
■PCスキル
- Word ／ 書式設定、表の挿入、アウトライン設定と目次作成が可能なレベル
- Excel ／ 簡易グラフの作成、ピボットテーブルの使用が可能なレベル
- PowerPoint ／ 既存資料の修正、スライドの挿入／削除が可能なレベル
■自己PR
＜高度な工事を無事故で達成する調整力＞
食品プロセスセンター建設の案件では、HACCPを見据えてレベルの高い衛生管理を実現できる設備設計を採用していただいたため、当初よりも複雑な設備設計となり、工期も厳しいものとなりました。このような状況でこそ、安全管理が重要であると判断し、毎週、ミーティングを設けて関係各所と工事手順などを120回以上調整。スケジュールの細かな調整によってタイトでも的確な工事進行を実現し、約x年間の工事で無事故、無災害を達成することができました。
＜海外での食品プラント建設経験＞
中国山東省で農産物を冷凍加工する約x年規模のプラント建設を担当。英語は得意としていたものの、当初は文化の差もあり、現地の施工会社や現地関係企業とのやりとりで齟齬が生まれることもありました。そこで駐在期間中は相談内容の大小にかかわらず、できる限り現地に足を運び、粘り強くコミュニケーションを重ねる中で関係を築くことができました。現在では中国での提出書類に関して重要な相談をできるレベルの、信頼のおけるパートナーとなっています。
以上
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