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履歴書

履歴書で「貴社」と「御社」はどちらを使う?違いと使い分けを例文で解説

更新日:2026/03/10

履歴書や職務経歴書、面接や電話で使う「貴社」と「御社」の違いと正しい使い分け方を徹底解説。「履歴書に御社と書いてしまった」など間違えた場合の対処法や例文も紹介。転職活動での自社の呼び方とビジネスシーンでの使い方の違いについても解説します。履歴書の書き方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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ザックリまとめると

  • 履歴書などの書き言葉では「貴社(きしゃ)」、面接や電話など話し言葉では「御社(おんしゃ)」を使う。
  • 間違えて使ってしまっても選考に影響は小さく、落ち着いて次から正しい表現を使えばOK。
  • 「貴社」「御社」以外にも、学校・病院・団体など相手によって敬称を使い分ける必要がある。

「貴社」と「御社」の違い|履歴書ではどちらを使うのが正しい?

履歴書や職務経歴書を書く際、迷いやすいのが「貴社」と「御社」のどちらを使うべきか、ということではないでしょうか。どちらも相手の会社を敬う言葉ですが、書き言葉と話し言葉では使い分ける必要があります。ここでは、履歴書に書く場合と、面接など口頭で使う場合の正しい使い方を解説します。

これから履歴書を作成する場合は、スマホ・PCから簡単に作成できる履歴書作成ツールを使うのがおすすめです。ぜひご活用ください。

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履歴書など書き言葉では「貴社」を使う

履歴書や職務経歴書の文章など、書き言葉では「貴社」が正しい表現です。「貴社」は相手の会社を敬う敬称であり、文字として表すことで礼儀や誠意を伝えられます。履歴書に記載する志望動機や自己PRの文章でも、貴社を使うことでていねいで整った文章に仕上がります。

また、転職活動中だけでなく、ビジネスメールや企画書など、正式な書面で相手の会社を示す場面でも「貴社」が使われます。書き言葉としての適切な敬称を使うことで、社会人としてのビジネスマナーが備わっている印象を与えられるでしょう。

面接など話し言葉では「御社」を使う

対面での面接やオンライン面接、口頭での自己PRや質問の場面では、相手の会社を表現する場合に「御社」を使います。書き言葉の「貴社」とやや混同しやすいですが、口頭では御社を使うのがマナーです。

「御社」と「貴社」を間違えた場合の対処法

履歴書や面接、応募メールなどで「御社」と「貴社」をうっかり間違えてしまい、不安になることがあるかもしれません。ただし、この使い分けを誤ったからといって、過度に心配する必要はありませんが、正しい使い方と対処法を理解しておくことで、より安心して選考を進められます。

例えば、履歴書などの書類で、本来使うべき「貴社」ではなく「御社」と記載してしまった場合、提出後に気づいても基本的に再提出は不要です。軽微な表現ミスとして受け取られることがほとんどですが、もし弁解するのであれば、面接の場で簡単に触れる程度で問題ありません。

メールや送付状で間違えた場合も、すぐに訂正メールを送る必要はなく、次回以降のやり取りで正しい表現を使えば十分です。履歴書での「貴社」「御社」の使い分けは大切ですが、それ以上に志望動機などでの志望意欲が評価につながることを意識しておきましょう。

一方、面接のような口頭の場面では「御社」が正しい表現ですが、うっかり「貴社」と言ってしまっても、言い直して謝罪する必要はありません。採用担当者が重視するのは、言葉の細かな違いよりも、話の内容や受け答えの分かりやすさなどであり、慌てず落ち着いて対応する姿勢のほうが好印象を与えられるでしょう。

「貴社」と「御社」の使い分け【例文付き】

履歴書や職務経歴書、面接や電話など、状況に応じて「貴社」と「御社」を正しく使い分けるため、書き言葉・話し言葉それぞれの場面での使い分けを例文付きで解説します。

書き言葉(履歴書・職務経歴書など):貴社

履歴書や志望動機などの書き言葉では「貴社」を使用します。

【例文】
「貴社の理念に共感し、応募いたしました。」
「貴社の事業内容に強く共感し、応募いたしました。」
「これまでの経験を貴社の営業活動で活かし、貢献したいと考えています。」

話し言葉(面接・電話対応など):御社

面接や電話対応など口頭で話す際は「御社」を使用します。

【例文】
「御社のご担当者さまにおつなぎ願えますか。」
「御社の研修制度について詳しくお伺いできますか?」
「御社で働く社員の皆さまの雰囲気を拝見し、より入社意欲が高まりました。」

「貴社」「御社」を使う際の注意点

履歴書や職務経歴書などの書類では「貴社」、面接などの話し言葉では「御社」に統一して使用するのが基本です。

それぞれを混在させるとビジネスマナーに不慣れな印象を与える可能性があるため、場面ごとに言葉を正しく使い分けましょう。

転職活動・ビジネスシーンの自社の呼び方【例文付き】

転職活動とビジネスシーンでは、自分の勤めている会社の表現方法が異なります。シーンによって正しく使い分けることが必要です。相手に与える印象も変わるため、正しい使い方を理解しておきましょう。ここでは、「現職」「前職」「弊社」「当社」など、自社の立場を示す言葉の正しい使い方を解説します。

「現職」「前職」 転職活動で自分の勤め先を表すときに使う
「弊社」 ビジネスシーンでは自分の会社に使う
「当社」 社内向けの文書や会話など、社内で自社を表すときに使う

転職活動で自分の勤め先は「現職」「前職」を使う

転職活動中に履歴書や面接で自分の会社を表現する際は、「現職」や「前職」を使うのが基本です。現在働いている場合は「現職」、すでに退職している場合は「前職」を使いましょう。「弊社」や「当社」などは使わないため、注意してください。

【例文】
「現職では営業企画を担当しております。」
「前職では人事部に所属し、採用業務を担当しておりました。」
面接や履歴書で「自社」「弊社」を使うと不自然に映るため、使わないように注意しましょう。

ビジネスシーンでは自分の会社に「弊社」を使う

社外の取引先や顧客に対して自分の会社を示す場合は、謙譲語の「弊社」を使用します。相手を立てながら自社を紹介する表現で、ビジネスマナーとして正しい使い方です。

【例文】
「弊社の商品をご提案いたします。」
「弊社の担当者より改めてご連絡いたします。」

社内に対しては「当社」を使うのが一般的

社内資料やプレゼン資料、社内会議など、社内向けの文書や会話では「当社」が適切です。「当社」は、自社を客観的に指す中立的な表現で、謙譲の意味はありません。

【例文】
「当社の今期の目標は〇〇です。」
「当社製品の売り上げ推移を分析しました。」
外部向けには「弊社」、社内や中立的文書には「当社」と使い分けることで、ビジネスマナーとしても正しく、誤解を避けることができます。

「貴社」以外の敬称表現も知っておこう

履歴書やビジネス文書で「貴社」を使うのは企業向けの表現であり、学校や病院、店舗など企業以外の相手に対しては別の敬称を使う必要があります。

相手が企業以外の場合は、それぞれに応じた敬称を使いましょう。

学校 貴校(きこう)・御校(おんこう)
病院 貴院(きいん)・御院(おんいん)
団体
(NPO法人や社団法人など)
貴団体(きだんたい)・貴法人(きほうじん)・御団体(おんだんたい)・御法人(おんほうじん)
店舗
(NPO法人や社団法人など)
貴店(きてん)・御店(おんてん)

書き言葉で送付状やメールに使用する際は「貴~」、口頭では「御~」を使い分けると、自然で丁寧な印象になります。

相手に合わせた言葉遣いを意識しつつ、正しい敬称を使いましょう。

まとめ

転職活動における履歴書作成や面接では、相手の会社を敬う表現として「貴社」と「御社」の使い分はましょう。履歴書や職務経歴書など書面で使う場面では「貴社」を使用し、面接や電話など口頭で話す場面では「御社」を使いましょう。

万一、履歴書や面接で「御社」と「貴社」を間違えてしまっても、落ち着いて自然に対応することが大切です。軽微な間違いは致命的ではなく、礼儀や態度などの印象のほうが重要なので、慌てずに対処しましょう。

「貴社」と「御社」の正しい使い分けを理解することで、文章や会話の印象が良くなり、社会人としての頼性や礼儀正しさをしっかりアピールできます。

履歴書の書き方に迷う場合や、簡単に履歴書を作成したい方は、以下の「履歴書作成ツール」をぜひ活用してみてください。

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