転職市場予測 事務・アシスタントの転職市場動向 2025下半期
総務事務、財務事務、人事事務、経理事務、営業事務、貿易事務、金融事務、企画事務、一般事務、事務アシスタント…など、2025年下半期の事務・アシスタント職について、求人数の増減や求人トレンド、採用ニーズなどの転職市場予測をご紹介します。
2025年下半期の事務・アシスタントの求人数は横ばい
2025年下半期の事務・アシスタントの求人数は、2025年下半期から横ばいが予想されます。
高いPCスキルを必要とする企画やデータ分析系のアシスタントは、今後も一定の需要があります。また、経験や専門スキルを求められる管理部門系のアシスタントも引き続きニーズが高い状況です。
一方、事務・アシスタントは欠員補充の募集がほとんどで、離職者が少ない職種のため求人枠は限られます。限られたチャンスを逃すことのないよう、小まめに求人をチェックすることで転職成功の可能性を高めましょう。
2025年下半期の事務・アシスタントの転職で評価につながる職種・経験・スキル
事務・アシスタント職の転職ではExcelの「VLOOKUP関数」「ピボットテーブル」「マクロ」「VBA」や、Accessでも使われる「クエリ」などの高いOAスキルがあると転職に有利に働きます。
近年、多くの企業が生産性の向上を目的とした業務の見直しや改善、効率化を図っており、事務・アシスタントとして作業効率化や業務改善に取り組んだ経験があれば、アピールポイントとなります。具体的なスキルとしては、上記のOAスキルに加え、RPAツールを活用した経験やプロンプト作成などAIを活用した経験なども評価されやすいでしょう。
さらに、具体的な経験も重視されるため、応募書類や面接では、主体的に業務に取り組んだ経験や、改善提案などの経験を具体的に伝えるとよいでしょう。
管理部門(人事・経理・総務)の事務・アシスタントでは、簿記3級程度の会計知識や労務関連の知識など、業務に関する理解があるかどうかを選考で見られるケースも多々あります。これらの業務経験や資格に加え、現在勉強しているものがあれば、積極的にアピールしましょう。
貿易事務や海外営業事務、秘書、通訳・翻訳などのポジションは、英語力が重視されます。TOEIC700点以上を取得しておくか、ビジネスの場でも問題なく英語が使えることをアピールするとよいでしょう。
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「自己PR」発掘診断(無料)事務・アシスタントの転職では、大手グループと同じ待遇で働ける可能性も
大手企業を中心に、「シェアードサービス」と呼ばれる管理業務や事務を集約した業務を行う会社をグループ内につくり、バックオフィス業務の効率化を図ろうという動きが見られます。大手グループの企業と同じ待遇で働けることから、近年人気が高まっています。
そのほか、一部の企業では、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッド型を採用するケースや、休暇制度の見直しといったライフステージの変化や個々の事情に合わせて、働き方を選択しやすくするための整備が進んできています。

2025年下半期の事務・アシスタントを目指すなら、キャリアアドバイザーに相談して納得感のある転職を
事務・アシスタント職の求人の大半を占めるのが、欠員補充の募集です。1社当たりの採用人数が1人であることがほとんどのため、求人には応募が集中します。その中で転職を成功させるには、企業や面接官が何を求めているかを理解して、対策することが重要です。
キャリアアドバイザーは、求人紹介に加え、応募書類の添削や面接対策など転職活動を多角的にサポートします。すでに転職活動を始めている方はもちろん、一歩踏み出せずにいる方も、お気軽にご相談ください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー

【経歴】
新卒でアトリエ系ハウスメーカーに入社し、設計・インテリアコーディネーターとして2年半勤務。その後2018年に中途採用でパーソルキャリア株式会社に入社し、事務・アシスタント職の方の転職サポートを行う。現在はキャリアカウンセリングに特化した部署でメンバー管理や組織運営などの業務を担当。
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