Q. 求人情報に記載されている業務内容と面接で聞いた内容が違った場合の対処法は?
求人情報に記載のあった業務内容と、面接で説明を受けた業務内容が違っていました。経験を活かせる内容と、新しい分野の内容が半分ずつという業務内容のため、経験が活かせないわけではないと判断して面接を終えましたが、実際の業務内容が求人情報と違うことはよくあるのでしょうか?この場合、面接でどのように対応するのが適切だったのでしょうか?(34歳/男性)
A.必ず面接などで業務内容を確認しつつ、まずは挑戦する意欲を示しましょう。
入社後に実際に担当する業務内容は、面接などの機会を利用して、しっかりと確認することが大切だと覚えておきましょう。
求人情報に記載されている情報と実際の業務内容にずれが生じてしまう理由として、求人情報を作成後に業務の方向性が変更したり、携わる可能性のある業務をすべて記載していたりすることなどが挙げられます。面接には、入社後直属の上司になる予定の方が面接官となる場合が多いので、その方にしっかり担当業務を確認しておきましょう。
面接で改めて確認した具体的な業務内容の中に、想定していなかった業務が含まれていることもあるでしょう。このときに重要なのは、チャレンジする意欲を示すことです。選考段階で「求人情報にも記載されておらず、もともと希望していない業務なので、担当したくありません」などと、自分本位の交渉を始めてしまうと、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまいかねないので注意しましょう。
とはいえ、想定していなかった業務に対して自信がない場合は、内定が出る直前に業務内容の調整を申し出ることをおすすめします。申し出る際も、「絶対に担当しない」という姿勢ではなく、「この領域は未経験なので、始めは業務ウェイトを少なくしてほしい、基礎的な業務から開始したい」といった形が良いでしょう。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
住永 正
【経歴】
法人営業に従事後、dodaのキャリアアドバイザーとして約10年にわたり1,500人以上の方の転職支援を行ってきました。医療業界に詳しいキャリアアドバイザーとして、業界専門誌「ミクス」Online上での連載「MR減少時代のサバイバル」執筆もしています。
【メッセージ】
職務経歴書を作り、応募して、面接して、内定をもらい、退職交渉をして、入社する。転職活動のプロセスは長らく変わっていないですが、転職市場の状況によって、どのプロセスが大変かが、大きく変わります。今、この時代に即した活動の仕方をお伝えします。
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