スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

タイトル画像

退職願や退職届の用紙・便箋の選び方 コピー用紙でもOK?
手書きとPCでの違いを解説

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加
北 光太郎氏の顔写真

監修者:社会保険労務士 北 光太郎(きた・こうたろう)氏 (きた社労士事務所 代表)

「退職願・退職届の書き方は分かったけれど、紙や便箋は何を使えばいいの?」。そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、退職願・退職届にふさわしい用紙・便箋の選び方、提出時の注意点について手書きの場合、スマホやPCで作成して印刷する場合に分けてそれぞれ解説します。適切な用紙を選ぶことで、退職手続きをよりスムーズに進めましょう。

退職願・退職届の書き方はこちら

この記事のまとめ

  • 退職願・退職届の用紙は、まず会社の指定(フォーマットや提出方法)がないか就業規則や人事に確認する
  • 手書きの場合はB5サイズの白無地便箋(薄い罫線入りも可)、PC・スマホで作成して印刷する場合はA4サイズのコピー用紙が一般的
  • 用紙がA4なら長形3号、B5なら長形4号の封筒に入れるのが適切

退職願・退職届の用紙の選び方

退職願・退職届の用紙の選び方を、以下の3パターンに分けて解説します。

作成方法 一般的な用紙 一般的な
サイズ
手書きの場合 白無地の
便箋
B5
PCやスマホで作成し、印刷する場合 白い
コピー用紙
A4
会社で用紙の指定がある場合 会社の指定
に従う
会社の指定
に従う

手書きの場合

退職願や退職届を手書きで作成する際は、白無地の便箋を用いるのが基本です。罫線入りでも薄いものであれば問題ありませんが、カジュアルなデザインやキャラクター柄の入った紙は避けましょう。

用紙はA4サイズでも構いませんが、手書きの場合はB5がよく使われます。

筆記用具は黒のボールペンや万年筆を使用し、文字は縦書きで整った字を意識します。このとき、摩擦で消えるボールペンは使用してはいけません。必ず消せないタイプのボールペンで書くようにしましょう。

PCやスマホで作成し、印刷する場合

PCやスマホで退職願や退職届を作成し、印刷する場合は、A4サイズの白いコピー用紙を使うのが一般的です。

用紙は白無地・片面印刷が基本で、縦書きレイアウトを選ぶとよりフォーマルな印象になります。

印刷は黒一色のモノクロで行い、フォントは明朝体などの落ち着いた書体を使用するのが望ましいでしょう。

退職願・退職届をスマホで作成すること自体は問題ありません。ただスマホで作成すると、紙に印刷した際にバランスが悪くなってしまう場合があります。何度か試しに印刷して、レイアウトを調整してから提出するようにしましょう。

退職願・退職届を用紙に印刷する場合、テンプレートを使用するのが便利です。dodaでは、無料ですぐにダウンロードできる退職願・退職届のテンプレートを用意しています。
ぜひご利用ください。

イメージ退職願・退職届の正しい書き方 
テンプレート・手書き例文・封筒の見本あり【社労士監修】

会社で用紙の指定がある場合

会社によっては、退職願や退職届の書式があらかじめ決められている場合があります。その場合は、必ず会社のルールに従いましょう。

人事部や総務部から専用の書式が配布されることもあれば、社内のポータルサイトや人事システム上で入力・印刷する形が指定されている場合もあります。

ご自身で独自のフォーマットを用いると受理されないこともあるため、会社指定の形式がある場合にはそれに合わせるのが基本です。

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

年収査定のイメージイラスト

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

わずか3分で「適正年収・年収推移」がわかる!

年収査定を受けてみる(無料)

退職願・退職届に使う代表的な用紙

会社の指定の用紙がない場合に、退職願・退職届で使う代表的な用紙は以下のとおりです。

白い無地の便箋

最も基本的で無難なのは白い無地の便箋です。装飾がなくシンプルなため、重要なビジネス文書にふさわしいとされています。無地の便箋で真っすぐきれいな文字を書けるか不安な人は、縦書きの下敷きがついているものを選ぶと便利です。

罫線入りの便箋

白い無地の便箋が手元にない場合やきれいにそろった文字を書きたい場合は、罫線入りの便箋でも構いません。罫線入りの便箋は行の幅が均一に保たれるため、字をそろえてきれいに見せやすい点がメリットです。ただし、罫線が濃すぎるものは本文の読みやすさを損なうため、なるべく線の薄い便箋を選びましょう。

市販の退職願・退職届専用用紙

文房具店やインターネット通販では「退職願・退職届専用の用紙セット」が販売されています。便箋や封筒、場合によっては書き方の説明書が同梱されているため、初めて退職願・退職届を作成する方は迷わずに準備できます。

ただし、「退職届専用の用紙セット」に記載されている書き方や記入例は一般的な内容であることが多いため、記載内容は自身の状況を踏まえて書くようにしましょう。

コピー用紙

PCやスマホで作成して印刷する場合はコピー用紙で問題ありません。A4サイズのコピー用紙は手に入りやすく、プリンターで印刷する場合にも便利です。

会社から特に指定がなければ、コピー用紙に手書きをしても問題はありません。しかし便箋に比べるとフォーマルさに欠けるため、会社によっては「簡素すぎる」と捉えられることもあります。手書きの際は、便箋のほうがよりフォーマルな印象になるのでおすすめです。

情報収集から始めて、退職後の転職活動の第一歩をふみだそう
会員登録する(無料)

退職願・退職届の用紙のサイズ

退職願・退職届の用紙のサイズは、一般的にはA4サイズ(横210mm × 縦297mm)またはB5サイズ(縦182mm × 横257mm)を選びます。

会社からサイズの指定がなければ、どちらを選んでも問題はありませんが、PC・スマホで作成して印刷する場合はA4サイズが無難です。また、便箋に手書きする場合はB5サイズが一般的です。

このように退職願・退職届の作成方法に合わせてサイズを選ぶとよいでしょう。

退職願・退職届の用紙の入手方法

退職願・退職届の用紙は、会社の就業規則や社内ルールに従うのが基本です。特に指定がない場合は自身で用意をします。

退職願・退職届用の用紙は主に以下の場所で入手ができます。

コンビニ

コンビニでは、便箋や封筒を置いている場合が多く、退職願・退職届の用紙を急いで用意したい場合に便利です。

店舗によっては文具コーナーに常備されていない場合もありますが、主要なコンビニチェーンでは取り扱いがあることが多いです。

ただし、コンビニでは販売されている種類が限られており、急ぎではない限りは文房具店で購入するほうが安心です。

文房具店

文房具店では、便箋や封筒、退職願・退職届専用の用紙セットが販売されています。特に手書きで退職願・退職届を書く場合は、種類が豊富な文房具店で用紙を選ぶとよいでしょう。

便箋と封筒を別々に選べるため、自分にとって書きやすいものを選べるのもメリットです。文房具店では種類も豊富にあるため、分からないときは店員に聞いて適切なものを選びましょう。

100円ショップ

100円ショップでも退職願・退職届用の用紙は手に入ります。紙質は文房具店のものよりやや劣る場合がありますがていねいに記入すれば問題ありません。

コンビニと同様、種類が豊富にあるわけではないので、事前に必要なものを調べて購入するようにしましょう。

オンラインショップ

オンラインショップでも便箋や用紙、退職願・退職届専用用紙セットを購入できます。

価格やデザインを比較しながら選べるため、たくさんの種類の中から気に入ったものを選びたい方に向いています。封筒付きや縦書きの便箋タイプ、厚紙タイプなど用途に応じたバリエーションが豊富です。

オンラインショップでは、100枚入りの大量購入用のものが多く、少量で買うと送料がかかる場合があるため注意が必要です。加えて、配送に少し時間がかかる場合もあるため、提出日まで余裕があるときに利用するのがおすすめです。

PCで作成・印刷する

Wordなどのソフトウェアを使えば、フォーマットを整えた退職願・退職届を簡単に作成できます。

印刷には白無地のコピー用紙を使用し、モノクロ・片面印刷が基本です。また、テンプレートを配布しているサイトもあるので、参考にすると書きやすいでしょう。

dodaでは退職願・退職届のテンプレートを用意しています。無料ですぐにダウンロードできますので、PCで作成する場合はぜひご利用ください。

イメージ退職願・退職届の正しい書き方 
テンプレート・手書き例文・封筒の見本あり【社労士監修】

退職願・退職届を書くときに用意するもの

退職願・退職届を書くときに用意するものを、手書きの場合とPCで作成、印刷する場合に分けてそれぞれ解説します。

手書きの場合

退職願・退職届を手書きする場合は、黒のボールペンまたは万年筆を使用します。摩擦で消えるボールペンは、長期保存が必要な正式書類には使用できません。

また、修正液や修正テープの使用もNGとなるため、書き損じた場合は新しい便箋に書き直すのが原則です。

書き損じが心配な場合は、鉛筆で下書きをしても構いませんが、消しゴムを使う際にインクがにじんだり紙が汚れたりするリスクがあります。下書きをする際は、できるだけ筆圧を弱くして薄く書くように心がけましょう。

PCで作成、印刷する場合

退職願・退職届をPCで作成、印刷する場合は、プリンターと白色のコピー用紙を用意します。

フォントは明朝体などフォーマルなものが読みやすいでしょう。印刷する際は、A4の用紙を使用するのが一般的です。印刷後は文字がかすれたり、にじんだりしていないか確認しましょう。

自宅にプリンターがない場合はコンビニが提供しているネットプリントサービスを利用すれば、コンビニで印刷ができます。

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

年収査定のイメージイラスト

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

わずか3分で「適正年収・年収推移」がわかる!

年収査定を受けてみる(無料)

退職願・退職届の違い

退職願と退職届の違いは、提出するタイミングと書類としての役割にあります。「退職願」は、会社に対して退職を願い出るための書類です。退職の申し出は退職願を出さずに口頭のみでも可能ですが、書面にすることで退職の申し入れの根拠として機能します。

一方、「退職届」は会社との合意により退職が確定した後に提出する書類です。退職届は会社独自の規定用紙があったり、提出先が上司ではなく人事部であったりする場合もあるため、事前に直属の上司への確認が必要です。

つまり、退職願は「退職したい」という意思表示で、退職届は「退職を通告する」ための書類という違いがあります。

退職願と退職届の違いを詳しく知りたい方は下記の記事で解説しています。

イメージ退職願と退職届の違いとは?

退職願・退職届の書き方

退職願・退職届の書き方のポイントは以下のとおりです。例文を参考にしながらていねいに書きましょう。

なお、手書きの場合は縦書きが基本ですが、PCやスマホで作成して印刷する場合は横書きが可能な場合もあります。不安な場合は人事部に確認しましょう。

退職願の例文

退職願の例文

退職届の例文

退職届の例文(自己都合退職の場合)

退職願・退職届の書き方のポイントは以下のとおりです。

①書き出し

  • 私儀(わたくしぎ)と書く

②退職理由

  • 自己都合退職の場合:「一身上の都合」と書く
  • 会社都合退職の場合:基本的には出さない。手続き上、提出を求められた場合は「事業所閉鎖のため」など会社と合意した具体的な退職理由を書く

③退職日

  • 退職願の場合:退職希望日を記載
  • 退職届の場合:上司との話し合いで決めた日付を記入する

④文末

  • 退職願の場合:「お願い申し上げます」など、願い出る旨を書く
  • 退職届の場合:「退職いたします」と事実を報告する旨を書く

⑤届出年月日

  • 提出する日付を記入

⑥所属部署、氏名

  • 宛名より下の位置に所属と名前を記入し、名前の下に捺印(スタンプ式印鑑は避ける)

⑦宛名

  • 最高執行責任者の役職と名前を書く
  • 敬称は「殿」
  • 自分の名前よりも上にくるように書く

退職願・退職届の書き方は、以下の記事でも詳しく解説しています。無料ですぐにダウンロードできるテンプレートも用意しているので、ぜひご利用ください。

イメージ退職願・退職届の正しい書き方 
テンプレート・手書き例文・封筒の見本あり【社労士監修】
情報収集から始めて、退職後の転職活動の第一歩をふみだそう
会員登録する(無料)

退職願・退職届の用紙の折り方・封入の仕方

退職願・退職届を封筒に入れる際は、折り方や入れる順番にも注意しましょう。ここでは、退職願・退職届の用紙の折り方・封入の仕方を解説します。

用紙と封筒のサイズを合わせる

退職願・退職届の用紙と封入する封筒の大きさは適切なものを選ぶようにしましょう。

用紙がA4サイズの場合、封筒は長形3号、B5サイズであれば封筒は長形4号に入れるのが一般的です。

封筒サイズ
B5サイズで退職願・退職届を作成した場合:長形4号の封筒(90×205 mm)
A4サイズで退職願・退職届を作成した場合:長形3号の封筒(120×235 mm)

用紙サイズと封筒サイズの画像 用紙サイズと封筒サイズの画像

退職願・退職届の用紙の折り方

退職願・退職届は、三つ折りにして文字が書いてある面を内側にして折ります。はじめに用紙の下3分の1を折り返し、そのあと上3分の1を折り返すという手順で折りましょう。

右上部分(★マークの部分)が封筒の右上にくるように折るのがポイントです。開いたときに書類の一番上がすぐに読めるようにしましょう。

退職届・退職願の折り方の説明画像

退職願・退職届の封入の仕方

退職願・退職届を封筒に入れる際は、封筒を裏にしたときに、用紙の右上の部分が封筒の上側にくるように入れます。

退職願・退職届の封入の仕方の図 退職願・退職届の封入の仕方の図

直属の上司に手渡しする場合は、封をせずにフタの部分を折るだけで問題ありません。すぐに中身を確認しやすいよう配慮することにつながります。

郵送する場合は、郵送用の封筒を用意します。封筒が透けて外側から退職願または退職届と分からないよう、封筒の表側に添え状、裏側に退職願または職届がくるようにします。

退職願・退職届を郵送する場合の詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

イメージ 退職願・退職届の封筒の選び方・書き方・入れ方|郵送時のマナーも解説

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

年収査定のイメージイラスト

自分の年収って適正?と思ったら...
あなたの適正年収を診断してみませんか?

わずか3分で「適正年収・年収推移」がわかる!

年収査定を受けてみる(無料)

退職願・退職届の用紙や関連の質問(Q&A)

手書きとPC、どちらで作成すべきですか?

基本的には会社のルールに従いますが、特に指定がない場合は手書きとPCのどちらで作成しても問題ありません。 会社によっては手書きのほうが「ていねい」「誠意が伝わりやすい」などの理由から、「手書きのみ」としている場合があるため、必ず会社に確認しましょう。 また、最近ではPCよりもスマホのほうが楽に作成できるという人も増えています。基本的にはスマホで作成しても問題はありませんが、印刷したときに思ったような文字の大きさになっていない場合もあるので、必ず印刷して確認しましょう。

横書き便箋でもよいですか?

フォーマルな文章を手書きで作成するときは縦書きが基本です。PCで作成する場合は横書きでも可能な場合があります。 横書きにしたからといって受理されないということはありませんが、円満に退職するためにも事前に会社に確認しておくと安心です。

封筒は必要ですか?そのまま渡してはダメですか?

退職願や退職届は白無地の封筒(長形3号や長形4号)に入れて提出するほうが望ましいです。 クリアファイルに入れて提出したり、そのまま渡したりするのは印象を悪くしてしまうだけでなく、重要書類の紛失にもつながります。 なお、退職願や退職届を郵送する場合は、封筒を開けてすぐに退職願や退職届が入っているのではなく、宛先を書いた郵送用の外封筒の中に、退職願や退職届が入った内封筒を入れて提出するのが一般的です。

まとめ

退職願・退職届は退職する際の重要な書類です。適切な用紙を選ぶことで、手戻りがなくスムーズな退職準備につながるため、用紙にも気を使いながら作成しましょう。

dodaでは退職願・退職届のテンプレート退職手続きの方法を解説した記事もあります。退職の際にはぜひ活用してください。

また、dodaエージェントサービスではキャリアアドバイザーが、あなたの希望に合った求人の紹介から応募書類の添削、面接対策まで無料でサポートするので、これから転職活動を始める方におすすめです。

退職願・退職届の書き方は?
円満に退職するにはどうしたらいい?
その疑問、キャリアアドバイザーが
解消します

退職準備中の方へ、まずは自分の市場価値を知ろう
年収査定をする(無料)
情報収集から始めて、退職後の転職活動の第一歩をふみだそう
会員登録する(無料)

退職の手続きに関するほかの記事を見る

退職にまつわる制度・お金
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

ステップで分かる転職ノウハウ

  • 中途採用の履歴書・職務経歴書で見られているのは?

転職サイトdodaをシェア

<a href="https://doda.jp/">転職サイト「doda」</a>