「基礎研究」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 活かせる経験・知識・技術として、スキルや経験を冒頭でまとめておくと、採用担当者が経験値を把握しやすくなります。
- 職務経歴では研究や開発のミッション、担当業務を明記し、どのような開発を行っていたのかが明確に伝わるように記載してください。
- 実績・取り組みでは、製品化や事業拡大につなげられたことなどがアピールできるとよいでしょう。
- 自己PRでは、どのような製品を開発することで事業を拡大できたのか、持っている技術をどのように応用したのかなど、その過程で試行錯誤をした経験がアピールになります。また、各部門との調整力も強みのひとつです。
基礎研究や要素技術開発、先行開発の職種は、技術者としてだけでなく、マーケティング的な視野も重要な観点として求められることがあります。事業の観点を持って研究に取り組んだことや、製品化することで利益につなげられた経験が研究者ならではの強みになります。
活かせる経験・知識・技術として、スキルをまとめて冒頭に書いておくと、採用担当者が概要を把握しやすくなります。ほかの分野でも応用できる技術や、使用可能なソフトをはじめ、新しい事業に対してアプローチしている場合などはその経験を簡潔に記載しましょう。
職務経歴には、研究のミッション、担当業務を明記してください。どのような課題を解決し、新しい技術を生み出したのかを分かりやすく伝えることが大切です。また、実績・取り組みでは、開発した技術が製品化されたことや、新技術の発表に大きなインパクトがあった、などの成果があれば記載して技術的な価値をアピールするのもよいでしょう。
資格は、必須の資格があるわけではないので、転職先で活かせそうなものがあれば書いておきましょう。Excel、Word、PowerPointなどのPCスキルは具体的に使える操作まで記載しましょう。
自己PRでは、ビジネス視点を持って製品化に取り組んだ経験をアピールしてください。市場を把握して、ニーズに応える力が技術者としてプラスの評価につながることがあります。また、製品化する過程では複数の部門と関わるため、協調性やリーダーシップなども活かせる強みだといえます。具体的に工夫したエピソードをもとにしてアピールしましょう。
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職務経歴書
■職務要約
株式会社○○○○○に入社後、約x年間、要素技術の開発業務に従事しています。主に、デジタルカメラのイメージセンサ開発やオートフォーカスの開発に携わっています。各部門との連携のもと、製品設計や実験検証を担当。また、複数部署や社外部品メーカーなどとの調整業務にも尽力し、円滑なプロジェクトの進行を心掛けてきました。結果として、過去x件の製品化に貢献し事業拡大につながっています。
■活かせる経験・知識・技術
- ・デジタルカメラの新製品開発
- ・デジタルカメラの新製品開発
- ・CMOSイメージセンサの開発
- ・MATLAB/Simulinkの使用
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ |
事業内容:家電・電気製品の製造 |
正社員として勤務 |
---|
20xx年xx月~現在 / 高感度化、低ノイズ化のためのイメージセンサ開発 | 規模/役割 |
---|---|
【ミッション】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 / ミラーレスの高速オートフォーカス制御開発 | 規模/役割 |
---|---|
【ミッション】 |
全xx名 |
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- TOEIC Listening & Reading Test xxx点 / 20xx年xx月取得
■PCスキル
- Word / 書式設定、表の挿入、社内打ち合わせ用の資料作成が可能なレベル
- Excel / IF関数、ピボットテーブルの使用が可能なレベル
- PowerPoint / レイアウト図の作成、資料作成が可能なレベル
■自己PR
<市場ニーズの把握力>
事業拡大の視点から市場分析・競合調査を徹底した上で、商品企画部と連携してユーザーが求めるものを開発テーマに策定しました。技術開発にかかる期間なども想定し、製品化した際のインパクトなども算出。既存製品の機能を改善し、より高機能な製品を生み出すためにテストを繰り返しました。結果として、量産も可能な新技術を使用した製品化に成功。既存製品の売り上げを約xx%上回る製品の開発に貢献しています。
<製品化に向けた各部門との調整力>
企画部門をはじめ、開発や生産など多くの他部門と関わりながら技術開発に取り組むため、各部門での進捗報告のフロー構築や、調整作業に尽力しています。仕様の打ち合わせ段階での認識齟齬を防ぐために、設計仕様書をとりまめることや、品質担保のため設計指針の標準化を図り周知しました。結果として、大きなトラブルなく各部門との共同開発を進め、製品化することに成功しています。
以上
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