「機械・金属加工」職務経歴書の書き方のポイント
※現在または直近の職種、最もアピールしたい職種を参考にしてください。
- 担当製品ごとに担当業務、実績・取り組みなどを記載しましょう。特に担当業務は機械名、ツール名などを詳しく書いてください。
- 活かせる経験・知識・技術で使用可能なツールやスキルを簡潔にアピールしてください。
- 自己PRには、技術への学習意欲や効率を意識した行動、トラブル対応といった、転職先でもこんなふうに活躍してくれそう、とイメージできるような経験を記載しましょう。
機械・金属加工の技術者が同じ職種に転職する場合、転職先の企業が求めている技術を持っているかどうかが大きな判断基準となります。どのような機械やソフトを使用して、どのような加工をしてきたかを伝えることが重要です。職務経歴は「部品の加工」などと簡単に終わらせるのではなく、担当製品と担当業務、さらに、使用していたマシン名やソフト名も細かく書き出しましょう。
活かせる経験・知識・技術で使用できるツールをまとめると、採用担当者に注目してもらいやすくなります。現場で使っていない技術や知識でも、専門学校などで学んだことで勘が戻れば使えそうなことなら、ぜひ書き加えてください。Word、Excel、PowerPointなどのPCスキルは、あればアピールのひとつになります。
資格については、転職先で活かせそうなものはすべて書き出しましょう。特に技能検定はスキルが伝わりやすいので、ぜひ記載してください。講習の受講経験がある場合もアピールになります。
自己PRには指示されるままではなく考えながら行動してきた経験を書きましょう。決まっている作業を正確にこなしたことのアピールに終始してしまいがちですが、仕事に受け身な姿勢と誤解されてしまうかもしれません。小さなことでもよいので、効率アップにつながった事例や、リスクを予見しながら業務にあたっていたことなどを記載してください。トラブルなどイレギュラーな場面での対応力もプラスの評価につながることがあります。このようなアピールポイントは異業種でも活かせるので、エピソードとともに詳しく書くのがおすすめです。
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職務経歴書
■職務要約
株式会社○○○○○に入社後、約x年間は自動車用の制御機器部品の製造で主に溶接加工を担当。20xx年からは分析機器用部品の製造部門に移り、マシニングセンタによる切削などの作業に従事しました。各製造工程で効率を上げられるよう、点検作業や工程確認などを欠かさず、業務の内容も積極的に改善しています。トラブルへの対応や班長としてのリーダー経験もあり、製造以外にもさまざまな業務を経験してきました。
■職務経歴
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ |
事業内容:分析機器、車両制御機器などの各種部品の設計、製造、加工 |
正社員として勤務 |
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20xx年xx月~現在 【担当製品】分析機器 | 規模/役割 |
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【業務内容】 |
全xx名 |
20xx年xx月~20xx年xx月 【担当製品】自動車用制御機器 | 規模/役割 |
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【業務内容】 |
全xx名 |
■活かせる経験・知識・技術
- ・3DCAD/CAM(Fusion360)を使用した3Dデータ作成
- ・マシニングセンタのオペレーション
- ・バリ取り機(エステーリンク)を用いた各種作業
- ・アルゴン溶接機(WELDTOOL)、精密用抵抗溶接機(THM)
- ・NC旋盤による切削加工経験
- ・レーザー加工機の使用経験
- ・班長としてのマネジメント経験
■PCスキル
- Word / 書式設定、表の挿入、社内打ち合わせ用の資料作成が可能なレベル
- Excel / IF関数、ピボットテーブルの使用が可能なレベル
- PowerPoint / レイアウト図の作成、資料作成の使用が可能なレベル
■資格
- 普通自動車第一種運転免許 / 20xx年xx月取得
- 危険物取扱者乙種〇類 / 20xx年xx月取得
- フォークリフト運転技能講習 / 20xx年xx月修了
- 技能検定 機械加工作業 〇級 / 20xx年xx月取得
- 玉掛け技能講習 / 20xx年xx月修了
■自己PR
<問題を解決するコミュニケーション力>
社内の作業が円滑に進むように、ほかの部署の担当など、さまざまな人とコミュニケーションをとることを心掛けています。自分の担当工程でトラブルが発生したとき、各所を回って社内折衝したことで作業工程や人員を調整してもらえ、無事に納期に間に合わせることができました。日々のコミュニケーションに加えて、他部署の業務もよく観察していたので調整してもらえそうな箇所かどうかが把握でき、双方の納得がいく代替案を提案することができました。
<情報収集や技術習得への意欲>
日々進化していく業界の中で、技術のトレンドや、新しい加工の活用法など、情報のキャッチアップに努めています。業界紙を読み、講習に参加するなどのインプットだけではなく、実際に技術を習得していくことにも意欲的です。CAD/CAMの操作法は積極的にさまざまな先輩社員に練習を評価してもらい、3Dデータの作成を任されるようになりました。学ぶことに対する自主的な姿勢を新しい環境、業務でも活かしていきたいと考えています。
以上
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