気になるあの職種の仕事内容や種類は？

営業とは？営業の種類と仕事内容

IT営業、MR、電機メーカーの営業、食品メーカーの営業／消費財メーカーの営業、化学／素材メーカーの営業、金融業界の営業　など

営業にはどんな種類があるのでしょうか。一般的にはお客さまに価値を提供して対価を得る職種ですが、取り扱う商材や価格帯、また対象顧客や営業スタイルによってその仕事内容は大きく変わります。ここでは、法人営業、新規営業、代理店営業などのさまざまな営業の種類とその仕事について紹介します。

営業の仕事とは？
営業の種類
営業の職種一覧（16職種）

営業の仕事とは？

営業とは、利益を得るために継続的に事業を行うことであり、営業職は会社の利益を確保するために商品やサービスを顧客に提供する職種のことを指します。同じ営業職でも業界や商材、営業方法によってさまざまな種類があり、仕事内容は大きく変わります。

営業の種類

営業は対象顧客や営業手法によって呼び方も変わります。主に法人顧客を対象とする場合は「法人営業」、個人顧客を対象とする場合は「個人営業」と呼ばれます。また手法別で見ると、新規顧客開拓、ルートセールス、反響営業などがあり、最近では、オンラインで営業を行う会社も増えてきました。テレワークの普及により非対面型のコミュニケーションが増えていることから、この分野の需要は今後も高くなると考えられています。

手法別の営業の種類についていくつか解説します。

■新規営業

新規顧客を開拓・獲得するための営業活動のこと。従来は飛び込み営業やテレアポなどが代表的な営業手段でしたが、最近では見込み客に対して非対面で営業活動を行うインサイドセールスという新しいスタイルも登場しています。

■ルート営業

「既存営業」「ルートセールス」とも呼ばれ、固定客に対して決まった商品を納品するのが基本のスタイル。時には新商品の購入や、新規顧客の紹介につながるため、顧客との良好な関係性を築くことが重視されます。

■反響営業

ダイレクトメールやWeb、テレビCMなどのメディアを通じた広告宣伝を見て問い合わせをしてきた見込み客や顧客に対して営業活動を行います。

■代理店営業

自社製品を自身が直接届けるのではなく、販売代理店の開拓を行ったり、すでにパートナー契約のある代理店の営業支援を行ったりするスタイルです。いかに代理店の方々に自社の製品を売ってもらえるかが重要になるので、製品説明や店舗の育成を密に行い、代理店との関係を深めることが必要になります。

■ソリューション営業

顧客との商談を通して、先方が抱えている問題やニーズを把握し、新たな提案をしていくスタイルです。顧客の潜在的な要望を探るため、より深いヒアリング力と訴求力のある営業トークが必要で、主に無形商材であるサービス、ITシステムの導入の際に行われている営業手法です。

業態別では、自社製品を売るメーカーの営業、他社メーカーの製品を売る代理店・商社の営業などがあり、業界によっても特徴があります。例えば、IT業界ではシステム導入などBtoBビジネスがほとんどなため、法人営業がメインになります。また金融業界では、銀行の企業融資に向けた法人営業以外にも、保険商品や金融商品などを個人向けに提案する個人営業や新規営業も。メーカーでは取引先を定期的に回るルート営業、ECサイトを運用する企業では、反響営業などさまざまな営業職が活躍しています。

転職先を選ぶ際には、誰に何をどうやって売るのかを必ず確認しておきましょう。

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