更新日:2026/10/30
金融代理店営業とはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説
金融商品の代理店に対して自社商品の販売強化を働きかけるのが、「金融代理店営業」の仕事。代理店の中でも代表的なのが保険です。代理店に対して、自社商品を説明するだけでなく、代理店経営のアドバイスや、顧客訪問に同行することもあります。
複数の保険会社の商品を扱う店舗や、ネットで比較できるサイトができるなど、代理店にとっての“競合”が増え、保険の選び方・契約の仕方は変わってきています。数ある金融商品、保険商品の中から、自社商品をより多く売ってもらえるよう、商品の優位性を伝える販促ツールの制作やキャンペーンの実施、商品勉強会の開催などをしています。
この記事のまとめ
- 金融代理店営業とは、自社の金融商品を扱う代理店に対して、販売支援や代理店開拓を行い、商品の販売拡大を支援する仕事
- 主な仕事は、代理店への商品説明・情報提供、販売促進の支援、顧客訪問への同行、代理店の開拓など
- 金融個人営業・金融法人営業との違いは、顧客に直接商品を提案するのではなく、代理店を通じて商品の販売拡大を目指す点
- 代理店ごとの経営方針や顧客層に合わせた提案が求められ、関係構築力や提案力が重要
- 未経験から目指すことも可能だが、営業経験や金融知識、生命保険販売資格やFP資格などがあると役立つ
金融代理店営業とは
金融代理店営業とは、自社の金融商品を扱う代理店に対して、販売支援や代理店の開拓を行う仕事を指します。金融代理店営業は保険会社で多く見られる職種で、生命保険や損害保険を取り扱う保険代理店が主な取引先です。
顧客に直接商品を販売するのではなく、代理店に自社商品を選んで販売してもらえるよう働きかけるのが特徴です。たとえば保険会社であれば、自分自身が契約者に営業するのではなく、保険代理店の担当者が顧客に自社商品を勧めてくれるよう、情報提供や販促支援を行います。
近年は複数社の商品を扱う来店型の店舗や、ネットで比較できるサービスも増え、代理店を取り巻く競争環境も変化しています。
自分に合った働き方が分かる
キャリアタイプ診断を受ける金融代理店営業の仕事内容
金融代理店営業は、代理店への商品説明から販売支援、新規開拓まで幅広い業務を担当します。代表的な業務は以下のとおりです。
商品説明・情報提供
担当エリアの代理店を定期的に訪問し、自社商品の特長や競合商品との違い、市場動向などを説明します。代理店の担当者が顧客へ適切に提案できるよう、最新の商品情報を分かりやすく伝えることが重要です。
販売支援
代理店が商品を販売しやすくなるよう、販促ツールの提供やキャンペーン企画、商品勉強会の開催などを行います。代理店ごとの課題や販売状況に合わせて支援内容を調整し、販売実績の向上を目指します。
代理店経営へのアドバイス
代理店の経営者や責任者から相談を受け、販売戦略や顧客開拓、店舗運営などに関する提案を行います。販売支援にとどまらず、代理店との信頼関係を築きながら、販売力向上を支援する役割も担います。
顧客訪問への同行
代理店担当者が個人や法人へ商品を提案する際に同行し、商品知識や専門知識を生かして説明をサポートします。難しい質問への対応や提案内容の補足を行い、代理店担当者が顧客へ提案しやすいよう支援します。
新規代理店の開拓
担当エリア内で新たに自社商品を取り扱う代理店を開拓します。市場調査や情報収集を行いながら候補先へアプローチし、自社商品の販売ネットワークを拡大していく重要な業務です。
代理店の数だけ経営方針や特徴が異なるため、それぞれの規模や顧客層、得意な販売スタイルなどを踏まえた提案が求められます。
自分に合った働き方が分かる
キャリアタイプ診断を受ける金融業界の直接販売営業(金融個人営業・金融法人営業)との違い
金融代理店営業は、「金融個人営業」や「金融法人営業」と混同されやすい職種です。個人営業・法人営業はどちらも顧客に金融商品を直接提案する仕事であるのに対し、代理店営業は自社商品を「代理店に売ってもらう」ための支援を行う点が異なります。
| 比較項目 | 金融代理店営業 | 直接販売営業(金融個人営業・金融法人営業) |
|---|---|---|
| 主な取引先 | 自社の金融商品を扱う代理店(保険代理店など) | 商品を必要とする個人や企業などの顧客 |
| 提案する内容 | 商品情報の提供や販売支援、販促施策の提案 | 預貯金・保険・融資など、顧客のニーズに応じた金融商品そのもの |
| 提案の目的 | 代理店に自社商品をより多く取り扱ってもらう | 顧客に商品を契約・購入してもらう |
| 求められるスキル・適性 | 代理店との関係構築力、販売支援力、提案力 | 個人・企業それぞれのニーズを引き出すヒアリング力、直接的な提案力 |
実際にdodaのデータでも、「金融代理店営業」からの転職先として最も多いのは「金融法人営業」(16.1%)、次いで「金融個人営業」(8.7%)となっており、顧客への関わり方は異なるものの、営業として培ったスキルを生かして転身する人が多く見られます。
金融代理店営業になるには
金融代理店営業を目指すうえで、必須の資格は特にありません。ただし、生命保険販売資格やファイナンシャル・プランナー2級などを持っていると、代理店への商品説明や提案の場で知識を生かしやすくなります。dodaのデータでも、こうした資格の保有者が多く見られます。
未経験から挑戦する場合は、法人営業や個人営業などで培った提案力や折衝経験、代理店・パートナー企業との関係構築に関わった経験などを整理しておくとよいでしょう。
金融代理店営業の年収
平均年収
平均年収
450.2万円
「営業」系職種の平均年収は473.9万円
「金融代理店営業」の平均年収は450.2万円で、「営業」系16職種中11番目です。
年収分布
- この職種の平均
- 「営業」系職種の平均
未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
万円未満
以上
最も多い年収帯は300万円台の28%で、次いで400万円台が21%、300万円未満が18%となっています。
金融代理店営業に転職した人はどんな人が多い?
転職年齢
転職年齢
31.1歳
「営業」系職種の平均年齢は31.0歳
- この職種の平均
- 「営業」系職種の平均
「金融代理店営業」に転職した人の平均年齢は31.1歳です。年齢の内訳を見ると、最も多い年齢層は25~29歳で34%となっています。
何回目の転職だった?
「金融代理店営業」への転職がはじめてだった人が41%で最多となりました。
どんな資格を持っている?
順位
資格
割合
-
1
生命保険販売資格 一般
14.8%
-
2
ファイナンシャル・プランナー 2級FP
14.5%
-
3
日商簿記検定 3級
11.7%
-
4
生命保険販売資格 専門・変額
10.0%
-
5
証券外務員 一種
8.8%
「金融代理店営業」になるために必須の資格はありませんが、仕事に直接役立つと考えられる「生命保険販売資格 一般」など、自身のキャリアの可能性を広げるためのさまざまな資格を取得している傾向が見られました。
TOEIC(R)スコアの平均は?
TOEIC
682.2点
「金融代理店営業」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は682.2点で、「営業」系16職種中13番目です。
金融代理店営業からの転職
次に就いたのはどんな仕事?
- 転職したい職種と、自分の志向性は合ってる?
- キャリアタイプ診断を受ける
- 希望する職種に転職できる?キャリアアドバイザーに相談しよう
- エージェントサービスに申し込む(無料)
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職種一覧
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クリエイティブの職種(5職種)
■平均年収
- 調査対象
- dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2023年09月~2024年8月
- 有効回答数
- 約400,000件
■TOEIC(R)テストの点数
- 調査対象
- dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2023年09月~2024年8月
- 有効回答数
- 約50,000件
■持っている資格
- 調査対象
- dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2023年09月~2024年8月
- 有効回答数
- 約100,000件
■転職前の職種、転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数
- 調査対象
- dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
- 調査期間
- 2023年09月~2024年8月
- 有効回答数
- 約40,000件
■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日
- 調査対象
- 20~59歳、正社員のビジネスパーソン
- 調査方法
- ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のモニターに対し実施、
doda会員登録の状況については不問)
- 調査期間
- 2024年8月
- 有効回答数
- 15,000件
■平均年収の推移
- 調査対象
- dodaサービスに登録したビジネスパーソン
- 調査期間、
有効回答数 - 2019年09月~2020年8月:約400,000件
2020年09月~2021年8月:約300,000件
2021年09月~2022年8月:約400,000件
2022年09月~2023年8月:約400,000件
2023年09月~2024年8月:約400,000件
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

















