スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

【全100職種】あの職種とはどんな仕事?doda職種図鑑
IT/通信系エンジニア

データベース/セキュリティエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説

膨大なデジタルデータに意味を持たせてデータベース化するのが、「データベースエンジニア」の仕事です。ビジネスで扱うデータは従来とは比較にならないほど大容量化しています。それを受けてサーバーなどが仮想化されるケースも増えてきたため、セキュリティ面のリスクも拡大する危険性が高まりました。

また、データベースであらゆるデータがつながっているため、個人情報の保護も課題です。「セキュリティエンジニア」はそういった課題を受け、個人情報以外のデータも含めてサイバー攻撃や機密漏えいの防止に取り組んでいます。DX推進やIoTなどの技術革新においても欠かせない存在といえるでしょう。

データベース/セキュリティエンジニアの仕事内容とは

データベースエンジニア

「データベースエンジニア」は、企業の膨大なデータを保存したデータベースを取り扱う仕事で、具体的な業務は設計・開発、管理、運用に分けられます。

設計・開発は、OracleやMicrosoft SQL Serverといった製品を使用してデータの保管方法や容量を検討し、開発する業務です。管理は、データベースにある情報を長期的に保存するためにサーバーの最適化や効率化を行い、同時に不正アクセス・情報漏えい防止などのセキュリティ面もカバーします。運用は、すでに稼働しているデータベースについて、データのバックアップを行ったりアクセス権を管理したりする業務です。

データベースの操作に必要なSQLを使いこなせることはもちろんのこと、各データベース製品の理解も必要になります。ビッグデータ時代において、データベースはあらゆる経済活動に欠かせません。これからもさらに需要が高まると考えられます。

セキュリティエンジニア

「セキュリティエンジニア」は、情報セキュリティのスペシャリストとして、サイバー攻撃やシステム障害による情報漏えいなどのリスクを未然に防ぐためのセキュリティシステムの提案や設計・構築を行います。ネットワークやOS、Webアプリケーションなどのシステム上の脆弱性を洗い出す脆弱性診断や、ネットワークやデバイスを監視するSOC(セキュリティオペレーションセンター)、情報セキュリティにおけるインシデントに対応するCSIRT(シーサート)などはセキュリティエンジニアが担当する代表的な業務です。エンジニアとしての知識やスキルに加えて、クライアントから課題や状況のヒアリングをする機会も多いため、高いコミュニケーション能力が求められます。

データベース/セキュリティエンジニアの年収

平均年収

平均年収

489.2万円

「IT/通信系エンジニア」職種の平均年収は444.5万円

「データベース/セキュリティエンジニア」の平均年収は489.2万円で、「IT/通信系エンジニア」12職種中5番目です。

年収分布

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」職種の平均
300万円
未満
14%
16%
300~400
万円未満
27%
30%
400~500
万円未満
19%
22%
500~600
万円未満
14%
14%
600~700
万円未満
9%
8%
700~800
万円未満
7%
4%
800~900
万円未満
3%
3%
900~1000
万円未満
3%
1%
1000万円
以上
4%
2%

最も多い年収帯は、300万円台の27%で、次いで400万円台が19%、500万円台と300万円未満が同じ14%となっています。

データベース/セキュリティエンジニアに転職した人はどんな人が多い?

転職年齢

転職年齢

32.2

「IT/通信系エンジニア」職種の平均年齢は31.5歳

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」職種の平均
~24歳
12%
10%
25~29歳
38%
40%
30~34歳
16%
23%
35~39歳
15%
13%
40歳以上
19%
14%

「データベース/セキュリティエンジニア」に転職した人の平均年齢は32.2歳です。年齢の内訳を見ると最も多い年齢層は25~29歳で38%となっています。

前は何の仕事をしていた?

順位

職種

割合

転職前の職種も同じ「データベース/セキュリティエンジニア」が49.5%で最多です。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をした人が多いことが分かります。

何回目の転職だった?

はじめてだった人52% 2回目:23% 3回目:14% 4回目:4% 5回以上:8%

「データベース/セキュリティエンジニア」に転職したのがはじめてだった人が52%で最多となりました。

どんな資格を持っている?

順位

資格

割合

  • 1

    基本情報技術者試験

    7.5%

  • 2

    情報処理安全確保支援士

    6.2%

  • 3

    応用情報技術者

    2.5%

  • 4

    情報セキュリティスペシャリスト

    2.2%

  • 4

    ITパスポート

    2.2%

「データベース/セキュリティエンジニア」になるために必須の資格はありませんが、「基本情報技術者試験」、「情報処理安全確保支援士」が、1位、2位にランクインしました。 「基本情報技術者試験」と「情報処理安全確保支援士」はともに経済産業省が認定する国家資格で、前者はIT 人材として必要な基本的知識・技能や実践的な活用能力が問われ、後者はサイバーセキュリティ対策を担う人材の育成などを目的とするものです。

TOEIC(R)スコアの平均は?

TOEIC

674.0

「データベース/セキュリティエンジニア」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は674.0点で、「IT/通信系エンジニア」12職種中5番目です。

データベース/セキュリティエンジニアからの転職

次に就いたのはどんな仕事?

順位

職種

割合

「データベース/セキュリティエンジニア」の次に就いた職種も同じ「データベース/セキュリティエンジニア」が57.1%で、半数以上の人が同じ職種に転職しています。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をする人が多いことが分かります。

転職したい職種と、自分の志向性は合ってる?
キャリアタイプ診断を受ける
希望する職種に転職できる?キャリアアドバイザーに相談しよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
やりたい仕事を探そう!データベース/セキュリティエンジニア
求人情報を検索する

ほかの職種図鑑を見る

職種一覧

営業の職種(16職種)

企画/管理の職種(14職種)

事務/アシスタントの職種(11職種)

IT/通信系エンジニアの職種(12職種)

モノづくり系エンジニアの職種(10職種)

建築/土木系エンジニアの職種(6職種)

素材/化学/食品系エンジニアの職種(4職種)

医療系専門職(6職種)

金融系専門職(3職種)

コンサルタント/不動産専門職(2職種)

コンサルタント/不動産専門職2職種のデータです

販売/サービスの職種(11職種)

クリエイティブの職種(5職種)

調査概要 ※記事中の割合データは、四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。

■平均年収、男女比、転職希望者の年齢

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約700,000人

■TOEIC(R)テストの点数、持っている資格

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2019年7月~2020年6月
有効回答数
約310,000人

■転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数

調査対象
dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約26,000人

■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日

調査対象
20~59歳、正社員のビジネスパーソン
調査方法
ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを
元に実施、doda会員登録は不問)
調査期間
2021年8月
有効回答数
15,000人
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

ステップで分かる転職ノウハウ

  • 平均年収ランキング2024