スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

【全100職種】あの職種とはどんな仕事?doda職種図鑑
IT/通信系エンジニア

アプリケーションエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説

大規模なITシステムに含まれるアプリケーションを作るエンジニアです。分野は幅広く、ITソフトのパッケージ製品や企業内の業務システムを開発することもあれば、銀行ATMや鉄道の自動改札機などの社会的なインフラに関わることもあります。

ITシステムの開発は規模が大きく、サーバーやネットワーク構築、運用フロー設計などに役割分担がされています。その中で、システム内のアプリケーションを担当しているのがこの職種です。SEやプログラマから、プロジェクトを束ねるプロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダーまで、プロジェクトにおけるポジションを割り振られます。企業規模や業種を問わずIT投資は盛んなため、長期的にニーズが衰えることはないでしょう。

アプリケーションエンジニアの仕事データ

収入

年収

438.0万円

「IT/通信系エンジニア」職種の平均年収は444.5万円

年間ボーナス

101.8万円

残業・休日

月間残業時間

21.8時間

年間休日

116.9

アプリケーションエンジニアの仕事内容とは

「アプリケーションエンジニア」は、ITシステムの中で使用するアプリケーションのシステム設計からプログラミング、動作テストなどを主に担いますが、「アプリケーション」といっても複数の種類があります。

業務系アプリケーション

1つ目は、「業務系アプリケーション」です。企業向けに業務効率化や経営課題の改善のためのアプリケーションを開発します。顧客管理システムや人事・経営に関する基幹システム、さらには先述のATMや自動改札機のように公共性の高い大規模プロジェクトを担当することもあります。

Webアプリケーション

2つ目は、「Webアプリケーション」です。PCやスマートフォンにインストールせずWebブラウザ上で使用できるアプリケーションを開発します。

スマートフォン向けのアプリケーション

3つ目は、「スマートフォン向けのアプリケーション」です。多くの人になじみのある分野で、これからもさらに需要が高まっていくでしょう。

なお、アプリケーションとは、PCやスマートフォン上などで特定の目的のために使用されるOS以外のフトウェアのことを指し、「アプリ」と略されることが多くなっています。

アプリケーションエンジニアには、開発に必要なプログラミング言語のほか、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークなどシステム開発全体を見通せるだけの幅広い知識とスキルが求められます。さらにプロジェクトを監督する立場にあれば、メンバーを統括するマネジメントスキルやコミュニケーションスキルも重要になるでしょう。

アプリケーションエンジニアの年収

平均年収

平均年収

438.0万円

「IT/通信系エンジニア」職種の平均年収は444.5万円

「アプリケーションエンジニア」の平均年収は438.0万円で、「IT/通信系エンジニア」12職種中9番目です。

年収分布

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」職種の平均
300万円
未満
15%
16%
300~400
万円未満
31%
30%
400~500
万円未満
23%
22%
500~600
万円未満
14%
14%
600~700
万円未満
8%
8%
700~800
万円未満
4%
4%
800~900
万円未満
2%
3%
900~1000
万円未満
1%
1%
1000万円
以上
1%
2%

最も多い年収帯は300万円台の31%で、次いで400万円台が23%、300万円未満が15%となっています。

年間ボーナス

年間ボーナス

101.8万円

夏のボーナス…50.5万円

冬のボーナス…51.3万円

「アプリケーションエンジニア」の年間ボーナスは101.8万円で、「IT/通信系エンジニア」12職種中9番目です。

アプリケーションエンジニアに転職した人はどんな人が多い?

転職年齢

転職年齢

30.7

「IT/通信系エンジニア」職種の平均年齢は31.5歳

  • この職種の平均
  • 「IT/通信系エンジニア」職種の平均
~24歳
12%
10%
25~29歳
44%
40%
30~34歳
22%
23%
35~39歳
11%
13%
40歳以上
12%
14%

「アプリケーションエンジニア」に転職した人の平均年齢は30.7歳です。年齢の内訳を見ると最も多い年齢層は25~29歳で44%となっています。

前は何の仕事をしていた?

順位

職種

割合

転職前の職種も同じ「アプリケーションエンジニア」が48.5%で最多です。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をした人が多いことが分かります。

何回目の転職だった?

はじめてだった人56% 2回目:25% 3回目:10% 4回目:5% 5回以上:5%

「アプリケーションエンジニア」に転職したのがはじめてだった人が56%で最多となりました。

どんな資格を持っている?

順位

資格

割合

  • 1

    基本情報技術者試験

    11.7%

  • 2

    応用情報技術者

    4.9%

  • 3

    ITパスポート

    3.1%

  • 4

    日商簿記検定3級

    1.7%

  • 5

    日商簿記検定2級

    1.6%

「アプリケーションエンジニア」になるために必須の資格はありませんが、仕事に直接役立つと考えられる「基本情報技術者試験」や、スキルアップ、キャリアアップに必要な資格を取得している傾向が見られました。アプリケーションエンジニアの保有資格では情報処理関連のものが上位3位を占めました。これらの資格の顔ぶれは、多くの共通点があるWebエンジニアと同様になっています。

TOEIC(R)スコアの平均は?

TOEIC

646.9

「アプリケーションエンジニア」におけるTOEIC(R)受験者の平均点は646.9点で、「IT/通信系エンジニア」12職種中9番目です。

アプリケーションエンジニアからの転職

次に就いたのはどんな仕事?

順位

職種

割合

  • 1

    アプリケーションエンジニア

    47.6%

  • 2

    社内SE

    23.3%

  • 3

    Webエンジニア

    6.7%

  • 4

    ITコンサルタント(アプリ)

    5.4%

  • 5

    組み込みエンジニア

    3.0%

「アプリケーションエンジニア」の次に就いた職種も同じ「アプリケーションエンジニア」が47.6%で最多です。2位以下も同じ「IT/通信系エンジニア」職種が多く、培ったスキルや経験を活かして業界や企業を移る転職をする人が多いことが分かります。

転職したい職種と、自分の志向性は合ってる?
キャリアタイプ診断を受ける
希望する職種に転職できる?キャリアアドバイザーに相談しよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
やりたい仕事を探そう!アプリケーションエンジニアの求人
求人情報を検索する

ほかの職種図鑑を見る

職種一覧

営業の職種(16職種)

企画/管理の職種(14職種)

事務/アシスタントの職種(11職種)

IT/通信系エンジニアの職種(12職種)

モノづくり系エンジニアの職種(10職種)

建築/土木系エンジニアの職種(6職種)

素材/化学/食品系エンジニアの職種(4職種)

医療系専門職(6職種)

金融系専門職(3職種)

コンサルタント/不動産専門職(2職種)

コンサルタント/不動産専門職2職種のデータです

販売/サービスの職種(11職種)

クリエイティブの職種(5職種)

調査概要 ※記事中の割合データは、四捨五入の関係で合計値が100%にならない場合があります。

■平均年収、男女比、転職希望者の年齢

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約700,000人

■TOEIC(R)テストの点数、持っている資格

調査対象
dodaサービスに登録した
ビジネスパーソン
調査期間
2019年7月~2020年6月
有効回答数
約310,000人

■転職後の職種、転職した人の年齢、転職回数

調査対象
dodaエージェントサービスを利用して転職した
ビジネスパーソン
調査期間
2020年7月~2021年6月
有効回答数
約26,000人

■冬のボーナス・夏のボーナス、残業時間、年間休日

調査対象
20~59歳、正社員のビジネスパーソン
調査方法
ネットリサーチ会社を利用した
インターネット調査
(ネットリサーチ会社保有のデータベースを
元に実施、doda会員登録は不問)
調査期間
2021年8月
有効回答数
15,000人
このエントリーをはてなブックマークに追加
あなたの可能性と出会えるキャリアタイプ診断
ハイクラス転職サービスdodaX

ステップで分かる転職ノウハウ

  • ITエンジニアとは?